マガジンのカバー画像

いま購買業務で起きていること ~It’s購買系ダイジェスト等

13
2016年1月から購買調達関連の最新トピックスを投稿を続けてきました。 (概要は「元ネタのIt’s購買系記事トピックスって何?」をご覧ください)。 その投稿内容を月ごとにサマリー…
運営しているクリエイター

2023年2月の記事一覧

第2部: コロナ・インパクトがシン・調達部門を生んだ(役割の拡大)

1.はじめに第2部「役割の拡大」では、第1部「現状把握」の状況を受けて、購買部門の在りようがどのように変化するのかを展望します。 そして第3部「具体的な姿」で機能拡大した「シン・調達部門」の役割を詳細化します。では、第2部「役割の拡大」をスタートします。 サマリー(要約)Just-in-Caseは「自社保有分の部材バッファー在庫高の最適化」や「不足時のサプライヤーとの“供給交渉”(価格交渉ではない)」という、Just-in-Time時には不要だった業務を新たに生じさせた。

第1部:正常とはほど遠いところに、いまだいる我々(現状把握)

1.はじめに第1部「現状把握」では、Covid-19パンデミックの3年を経た現状況を共有します。そしてそれを受けて、購買部門の役割がどう拡大したのか(第2部:役割の拡大)、さらに必要な業務機能の詳細(第3部:あるべき姿)へと、順繰りにストーリーを進めています。では、第1部「現状把握」をスタートします。 2.サマリーCovid-19パンデミックの3年間、我々は経験ない供給困難とインフレを過ごしてきた しかし現在もまだ「やや改善も、まだ未曽有レベル」の状況下にある 3.Co