FBI Special Agentの装備①
※ この記事は『LE装備イベントにも参加できる』レベルをゴールに、FBIの装備を本格的に集めたい方向けに解説します。
※ 入手の難しい製品については、レプリカ等の代替品を紹介し、無理なものは無理と割り切って、現実的に揃えられるように解説します。
※ FBIは高度な捜査機関で、情報が少なく、内容は様々な画像や資料を参考に記載しており、正確性を保証するものではありません。
今回はアメリカのLEである『FBI』(連邦捜査局)の装備を集めるにあたって、FBIの花形とも言える、Special Agent (特別捜査官)の装備の集め方を、スタイル別に、2パートで解説したいと思います。
FBI Special Agentとは?
一般的に地方警察の警察官たちは“Officer”と呼ばれますが、FBIをはじめとした連邦警察の捜査官たちは“Special Agent” (以下SA)と呼ばれます。
FBIにおけるSAとは、基本的にFBIで働く人ほぼ全てを指します。スーツ姿で現場に現れる人も、特殊部隊も、証拠分析官も広い括りではSAです。
アメリカ最大の法執行機関なだけあって、FBIの中には様々な役職があるのですが、この記事はサバゲー等にも使えるFBI装備の集め方を指南するためものなので、ここでは『銃を持って現場に出てくる特殊部隊以外の捜査官』の装備スタイルをSA装備と定義し、その解説をしていきます。
FBIは、他のLEと比べて女性エージェントも多く、現地メディアでも女性エージェントの活躍が度々取り上げられています。
LE装備としては、男女問わずに楽しむことができるので、この機会にFBI装備を集めてみませんか?
この記事をきっかけに、FBI装備に興味を持っていただければ幸いです。
……が、FBI装備の研究者として、一人前のエージェントを育てるために、甘やかしはしません。FBIアカデミー卒業まで宜しくお願いします。
SWAT装備の解説、装備集めの心構えはこちら
SAの装備スタイル
事件現場やレイド(強制捜査)に出てくるSAの格好は、事件や状況、役割により様々です。まずは、どのようなスタイルがあるか以下に記します。
スーツ
ユニフォーム(レイドジャケット含む)
私服
ギャングユニット
大きく分けると4つスタイルがあります。
今回は、よりオフィシャルな1と2のスタイルを解説します。
1.スーツ
ひと昔前のフィクション作品でのFBIは、「黒いスーツにサングラス」というステレオタイプで描かれることが多かったため、日本人の多くがイメージするFBIのスタイルでしょう。
実際どうなのかと言うと、スーツで現場に来る捜査官はあまりいないという印象です。
いるかいないかで言えば、もちろんスーツの捜査官は画像のように存在はしていますが、現場にはユニフォーム(後述)で来る人のほうが多いです。
基本的にスーツを着たFBIが出てくるのは、ホワイトカラー犯罪や家宅捜査等の危険度(銃で撃ち返される可能性)が比較的に低い場面が多いです。
リアルな視点で考えれば“銃撃戦”であるサバゲーよりかは、撮影会向きなスタイルと言え、撮影会には良いスパイスになる役回りです。
身につける装備としては、小物類やピストルが採用品に合ったものであれば、明確な正解はないスタイリングで、スーツ自体は本職画像を参考に、それらしいものを着ておけばOKです。
あとはお好みでバッジを着けたり、コンシールメントホルスター等を身に着けておけばいいでしょう。
しかし、スーツは身につけるものは手軽そうですが、装備スタイルとしては非常に高難易度のためオススメはしません。
理由は大抵の日本人がやっても、FBIではなく、ただのサラリーマンにしか見えないからです。
一見簡単そうな分かりやすいスタイリングほど、細かな見えない部分をいかに意識しているか、意識するためにはそもそも知識があるかといった部分も問われるため、スーツスタイルのFBI装備は上級者向けと言えるでしょう。
2.ユニフォーム(制服)
現場では主に何を着ているかと言われれば、FBIも地方警察の警官のように制服があります。
FBI SA装備を集めていくのであれば、これから解説する本項の制服スタイルが最もオススメになります。
まず、FBIにおける制服は、警官の制服とは見た目も扱い方も全く異なるため、何を使っている以前に、「FBIの制服とは何たるか」から説明する必要があります。
一般的に制服といえば「皆で決められた同じ服を着る」というイメージかと思います。日本の警察やアメリカの警察も、ジャケットやベストを着る着ない等の裁量はあるにしても、基本的には同じ警察署に所属する警察官は、同じユニフォームを着ていますよね?
それに対して、FBIの場合は「いくつかの決められた製品の中から、好きな色や型を選ぶことができ、それを必ずしも着ないといけないわけではない」という扱いです。
どういう事かというと……
FBIのような連邦機関は緊急性や重大性の高い事件を捜査することが多いせいか、仕事に支障がなければ何を着ていてもいいようです。
「それって制服って言えるの?」「制服って必ず着ないといけないから制服なんじゃないの?」という気はしますが、実際そうなっています。
それでは何をもって制服としているかというと、「FBIとして正式に採用している、製品カタログに記載されている服」が制服となります。
着ることを決められているから着る服ではなく、何を着てもいいからこそ、現場用に汚してもいい私服をわざわざ用意するのも手間だから使う「作業着」といった側面が強いです。
とはいえ、実際はほとんどのエージェントが、現場では制服を身に着けているので、きちんと制服として機能してはいます。
そしてFBIは、日本でも馴染み深い5.11 Tactical社と提携しているため、主に5.11製のパンツやポロシャツが制服として扱われており、同社の様々な製品が使用されています。
ユニフォーム − パンツ
5.11は機能性の異なる様々なパンツを販売していますが、中でもフラッグシップモデルである「5.11 Tactical Pant (カーキ)」はFBIアカデミーの正式支給品となっており、全てのエージェントに支給されます。
それこそ制服といえば、上下揃って支給されるものというイメージかと思いますが、FBIではこのタクティカルパンツだけが、全てのエージェントが共通して最初にもらっている服になります。
もちろんアカデミー入校時にシャツ等も支給されますが、FBI Academyと書かれたもので、基本的に卒業後も継続して着るものではありません。
機能性と耐久性に優れたパンツなので、多くのエージェントがアカデミー卒業後もそのまま使用しているため、使用例としては最も多く、FBIの制服装備としては「とりあえずこれを買っておけば間違いない」と言っていいアイテムです。
ちなみに、今まで上下3000円のBDUでサバゲーしていた人には驚く価格かもしれませんが、これでもFBI SWATやHRTの履く、Crye Precision社の「Combat Pant」に比べれば遥かに安いです。
タクティカルパンツのこの値段で踏ん切りつかないようであれば、「装備」とはそういうもので、ほかに必要な小物類もそういう価格帯になります。
中途半端に揃えてから、金銭的に挫折して、後で売りに出してしまうくらいなら、お金が勿体ないので諦めてエアガンを買うのも選択肢です。
それでも真剣にFBI装備を揃えたい気持ちがあるなら、このあとも読んだうえで、無理なく計画的に揃えていきましょう。予算にもよりますが、完璧な状態に仕上がるまでに1年はかかると思います。
コツコツ集めながら楽しんでいきましょう!
続いてタクティカルパンツ以外の選択肢も紹介します。多くの本職が支給品のタクティカルパンツの使い勝手に満足しているか、不満足でもそういうものと割り切っているようですが、中には自費購入等で他の5.11製品を使っている人もいます。
Taclite Pro Pant、Stryke Pant、Apex Pant、Tactical Short等の使用例があります。
基本的には5.11カタログ掲載品なら問題ないようですが、タクティカルパンツ以外は、カテゴライズとしては「制服と私服の間」という印象です。
明確な定義はないとはいえ、個人の裁量で選んだカタログ掲載品なので、FBI装備としては「わかる人にしかわからない」マニアックなアイテムかもしれません。
いずれもUSサイズで、日本人には大きく感じる人いるかと思いますが、同じような体格の本職もそこは割り切って使っているので、多少ぶかぶかでもそこを含めて「本職っぽい!」と楽しむのがオススメです。
女性エージェントの場合は、タクティカルパンツでは、ぶかぶかどころではないこともあり、自費で購入したレディースの各種モデルを使用していることが多いです。
ユニフォーム − シャツ
パンツは5.11製を履くとして、シャツは局や人によって着るものがさらに変わってきます。
ひとまず制服という考え方なら、同じく5.11製の「Utility Short Sleeve Polo」が制服と言うに相応しいでしょう。
多くの局や所属部署で様々な色が使用されており、ほとんどの場合、所属を表す刺繍が施されています。
色はネイビーやブラックが無難です。また、この刺繍入りを入手したり、刺繍を入れてもらうというのは難しいと思うので、サバゲー装備として着るぶんにはここは無地の市販モデルでも特に問題ないでしょう。
他には、FBIの文字がプリントされたTシャツもよく使われています。
シャツに関してはベースも袖丈も色味も千差万別なので、
ポロでは冬場が寒いので、このスタイルにこだわらずとも、必要に応じてジャケットを着たりすれば良いと思います。
ジャケットに関しては、よく映画等に出てくるFBIの文字入りのジャケットがあります。
これは「レイドジャケット」というもので、季節問わずこれがあると、よりFBI感が出るので、ポロだけでは心もとなければ買っておいて損はありません。
FBIのレイドジャケットは、色やフォント、メーカー等の仕様が異なるモデルが多数採用されています。10年以上前の古いモデルを除き、現行の実物は滅多に出回るものではないで、ここはレプリカが現実的な選択でしょう。
レプリカのレイドジャケットを使う場合には、本職画像も参考に、なるべく本物に近い仕様のものを選びましょう。
装備再現においてレプリカを選ぶ場合は、どんな些細なものでも、金額の大小に関わらず、“ミス”のないように少なくとも30分は細かく実物との仕様の違いを見比べて下さい。
今回の解説はここまで。
次回も主にSA装備スタイル解説を中心とし、この他に必要なアイテムは、他の全ての装備スタイルと共通するので、パート3でまとめてご紹介します。
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