見出し画像

【七聖召喚】置物要素と殴り要素を両立したデッキ「ラプトルEC」を解説！

てんぷら

0.はじめに

はじめまして、てんぷらという名前で七聖召喚をやっている者です。
今回は七聖召喚の魔物共鳴デッキ「ラプトルEC」について解説していこうと思います。

1.ラプトルECとは？


ラプトルECとはローデシアやフィッシュル、アビスの呼びかけによる召喚物で敵の体力を削りながら非常に打点効率の良いラプトルで圧をかけ、それぞれの強力な爆発で盤面を傾けていくデッキである。

対面相性は体感こんな感じ

有利:ナヒEC、超電導
五分:モナクレー、デトエEC、モンドナヒ
不利:宵宮綾華、バーバラ一斗

よく他のEC系デッキと比べられるのでこのデッキの個性的な部分を挙げると

・"殴り勝つ"要素が比較的多い
召喚物による感電反応がメインになってしまいがちなEC系デッキだが、このデッキは3コス3点のスキルと非常に高打点でチャージが軽い爆発を持つラプトルで殴って勝つ場面が多いように感じる。
「置物デッキの良さを残しつつ、自分でもしっかり殴って勝てるデッキ」
これがラプトルECの魅力である。

・「アビスの呼びかけ」の採用が可能
デッキに2体以上魔物を入れることで使用することができるカード「アビスの呼びかけ」は、2コストでエンドフェーズに1ダメ×使用回数2回の召喚物を召喚するアクションカードである。
このカードによる召喚物の元素タイプは炎、水、氷、雷のうちランダムに選ばれるが、相手にターンを渡さずに召喚物を設置できるのは明確な強みである。

2.採用カード解説

確定枠

◉博徒のピアス
殴って勝つデッキの性質上必ず入ってくるカード。
EPで敵を倒してダイスをヴァナラーナに吸わせることもしばしば。

◉ヴァナラーナ
毎ターン余ったダイスを2個まで次ターンに持ち越せる神カード。
次ターンの動きを確実に強化してくれる。
余ったダイスを回収してくれるカードとしては他にも立本が挙げられるが、殴り要素のあるラプトルECにはヴァナラーナの方が噛み合いがよいと感じこちらを採用している。
とはいえ立本も対面によって初手で引ければ悪くない上、ダイス事故拒否にもなるため1枚採用を検討したが、枠の都合上不採用となった。

◉最高の仲間
ダイス事故を緩和するためのカード。
本当は乾坤一擲も採用したいが枠の都合上不採用。

◉蓮の花パイ/俺様はまだ負けちゃいねえ！
説明不要

◉アビスの呼びかけ
このカードを採用しないならなぜこのデッキを使う必要があるのか。2枚確定である。
ここで各召喚物の簡単解説をしておこう。

・炎
ほとんどの場面でこれが1番強い。ラプトルスキルから燃焼を起こせたり草原核の起爆役になってくれたりと、非常に信頼の厚いヒルチャール。
・水
無難に強いが、初動呼びかけデシア5をする気満々でこれを引いた時の悲しみは計り知れない。
・雷
こちらも無難に強いという印象。水と違い呼びかけデシア5で引いても強い。激化軸で動かしているときに引けると嬉しい。
・氷
難しい。EPで凍結が起こってもしょっぱい。しかし最終盤でこれを引いてきてデシア通常で凍結させて勝った場面が割とあるので弱いとは言い切れない。

その他自由枠等

◉ティミー
アグロデッキに多く採用されているカード。
置いたラウンドから２ラウンド後に万能元素サイコロを1個生成し、カードを1枚引く。
たかがサイコロ1個、されどサイコロ1個で選択肢が大きく広がるので基本は2枚採用。

◉宝探し仙霊、権謀術数
初動のデシア3→キャラチェン→オズの動きで余る1ダイスを埋めながらのドローができるカード。
このデッキが2コスのドロソである港との噛み合いが悪く、また立本も採用していないため、ドロソの中ではラプトルECと噛み合いの良い仙霊権謀を両採用。

◉シフト交代の時間
キャラチェンに必要なコストを1下げてくれるカード。
実質的にダイスを増やしてくれるカードで、共鳴ダイスを使用できない3元素デッキには特に嬉しい。

◉お任せください！
爆発がたまったラプトルやデシアをより強く使うために必要なカード。
控えから高打点の爆発で睨みをきかせることで相手が主要キャラを出しにくい状況を作ることができる。

◉盤岩の誓約
ヴァナに吸わせたりシフトの代わりに使ったりと色々できる便利なカード。
盤岩仲間呼びかけなんて事もできる。

◉星天の兆、白亜の術
強力な爆発をいつでも打てるという圧をかけるためのカード。
デッキ公開性ではこのカードを採用しているだけで仮に引けていなくても脅威になる。

◉仙跳牆
爆発の打点を大きく上げてくれるカード。
2採用の理由については主に対岩で有利に試合を進めるためである。
ナヒECと違い印の貫通ダメージが無いため対岩が苦しくなりがちで、このカードの優先度も高くなってくる。

◉モンド風ハッシュドポテト
体力ラインを管理するために使うカード。
1枚採用と2枚採用では勝率に大きな影響が出る、地味に重要なカードである。

◉送ってあげよ〜！
相手の召喚物を破壊してゲームプランを崩させるのに使うカード。
申鶴爆発を筆頭に強力な召喚物が蔓延る現環境では少なくとも1枚は採用したい。

3.プレイ解説

マリガン(手札選択)

ダイス事故拒否のために仲間、ヴァナラーナをキープ。
他にはドロソとして仙霊や権謀、ティミーなども残しておきたい。
またある程度他の手札が揃っている場合アビスの呼びかけをキープする事もある。
盤岩は基本的に返すが、1回目のマリガンでヴァナラーナを引けていた場合対面によってはキープするのもアリだと思う。

一般的な動かし方

1R目　基本的にデシア３オズor呼びかけデシア5。ヴァナラーナや1コスドロソでダイスを無駄なく使いたい。

2R目　デシアバックしてスキル(5スキルか3スキルかは状況と相談)。
3スキルの場合はラプトルの爆発をためる＆超開花の圧でキャラチェンを強要するためラプトルスキル…とか。

3R目　ここからは対面によってかなり立ち回りが変わってくる。
相手の視点に立ってみて「されたら嫌だな〜」と思うことをやるのが大事。

各対面解説

◉ナヒEC
ラプトルと相手のキャラ1体という状況になった時は打点効率の良いラプトルが有利になる場合が多い。
常に相手のクイチェン爆発を警戒してラプトルの体力ラインを管理しつつ、基本の立ち回りを徹底しよう。

◉超電導
主にデシアとラプトルを大事にしながら爆発をためていくのが理想。
これをすることで重雲など相手の主要キャラを出せない状況を作ることができる。

◉モナクレー
この対面はどちらが先手を取ったかで立ち回りが大きく変わる。

・こちら側が先手を取った場合
カエルが出ることを祈ってデシア5or普通にデシア3オズ
手札と相談して動かし方を決めよう。出来れば炎共鳴スキルでも落ちないHP9キープを意識したい。

・モナクレー側に先手を取られた場合
デシアスタートでモナスキルを受け、フィッシュルにチェンジしてオズ→ラプトルスキルの激化軸が良い。
この立ち回りだとクレーのスキル重撃をフィッシュルで受けて付着をダブらせる事ができ、ラプトルもHP9をキープできる。
次ターンでクレーが居座って殴ってくるならラプトルスキルで落とせるし、相手がキャラチェンしてもラプトル爆発まで持っていける。
立ち回りがわかりやすい分対モナクレーは先手を取られた方がむしろ動きやすいのかも。

◉デトエEC
召喚物をデトエで受けられると展開が良くないためこちらも激化軸が一つの手。
試合を長引かせてしまうとジリ貧で負けてしまうので、白亜や星天、クイチェン利用したり、ちょくちょくラプトルを表に出したりして相手がデシア爆発をためづらい盤面を作るのが吉。

◉モンドナヒ
初動デシア3オズだと初手の2感電を避けるのはあまり意識しなくてもできるだろう。
白亜爆発やモンド共鳴のケアを怠らなければ苦しい対面ではないので、基本の動きを意識して立ち回ろう。

◉バーバラ一斗
正直かなりキツい対面だと思っていた…が、激化軸という可能性を見つけかなり勝率が上がったので共有したい。

まずはなぜ初動のデシア3オズでは厳しい対面なのかについて
感電による裏削りをバーバラスキルで回復される上、頼みの綱のデシア爆発が溜まるより先に一斗のチャージが溜まって暴れられてしまうのがほとんどだからである。
そこで激化軸を試してみたところ1R目でオズの付着をダブらされ、しかもバーバラスキルで付着を消されたのでもうダメかと思ったが、なんとその試合は勝つことができた。

当時は自分でも何故勝てたのか分からなかったが、対戦相手によると
「オズの付着を消されているのは流石に弱いが、こちらに動きを強制させることができていてよかった」
とのこと。

立ち回りを示してみると、
1R目　オズ→ラプトルスキル
2R目　ラプトルスキル爆発orデシアバックスキル
みたいな感じ。

一斗にしっかりと火力を出すことと、一斗が居座りたくない盤面を意識すればなんとか勝てる対面である。
また現環境ではまだ魔物デッキが少ないため、呼びかけを使用してデシア爆発+2ダメできることが相手の頭から抜けていることも多い。
相手のプレミは絶対に見逃さないようにしておこう。

◉宵宮綾華
EC系デッキの宿敵、宵宮綾華。
このデッキは宵宮が1R目に居座ることがほとんどなため、激化軸で攻めながら、相手が下振れて2R目最初に宵宮の爆発が打てない状況になるようお祈りしよう。
相手の手札によっては爆発を打てないまま宵宮を落とされるor申鶴チェンジを強要される事があるのでそうなればほぼ勝ち。

ただ基本宵宮爆発は避けられないことが多いので打たれた場合は…
頑張ってください。私にはどうすることもできません。

4.おわりに

いかがだったでしょうか。
自分でもまだ立ち回りがわかってない部分が多く、各対面解説では私の浅い対面は露骨に文字数が少なかったかと思います。すみません…💦

今は私もまだまだですが、このラプトルECというデッキ、非常にやりがいのある楽しいデッキなので皆さんも使ってみてはいかがですか？


最後まで読んでいただきありがとうございました。フォロー/スキ励みになるので良ければお願いします！

いいなと思ったら応援しよう！