人の名前が覚えられない話
この記事は練習のため、1時間きっかりで書き上げます。そのため、お目苦しいところもございますが、よろしく。
どうも、シチミです。
全く有名じゃないですが、「学校では学ぶ方法を学べず、覚える方法だけを覚える。」
こんな言葉があるそうで、俺は好きです。なんか思想強いですからね。
まあ、結局暗記法ばっかいろいろ覚えちゃうっていう話なんですが、自分は違ったようで、まあ物が覚えられない学生生活でした。小学校では漢字はなんとかなったものの、満点は取れずじまい、中学に入ってからは顕著で、特に社会ですね、これがまあ覚えられない、特にギリシャの哲学のおっさん達。今、この人だけは覚えてるわ、って書こうと思った人が思い出せませんでした。悲しい。別に名前に聞き覚えがないのもそうなんでしょうが、日本人も無理でして、平賀源内でギリギリですね。ただ、なんでこの戦争が起こったのか、ムーブメントが起きたのかという理由を説明する問題には絶対答えられる自信があるという、思考能力一本で勝負してきたという歴史がありました。
ただ、全部覚えられないわけでもないっていうのが面白い話なんですよ、理科は大好物だったので元素の周期表や教科書のコラムは暗唱できるくらいには記憶力があったんです、英語も単語の暗記テストで毎回中堅ぐらいは取ってたはずなので(盛ってるかも?)、つまりは「覚えられない物」が存在しているんですね。特に名前、後は漢字とか英単語とか。人の顔も覚えられないんですが、さすがにそれは別腹ということで。
ここ最近名前が絶望的に覚えられないということに絶望したんですが、それが、小学校、中学、高校一緒だったヤツの名前を間違えたんですよね。まあびっくりしてあぁやべえなこれって原因が気になって色々と瞑想してみたら分かったんです。それは人の名前がその人としか結びついていないということです。自分は何かを覚えるときにはもとから持っているナニカにくっつけないと覚えられないようで、例えば、人参そのものを覚えるときには味だったり、見た目、栄養の情報だったりがくっついているんですが、この時オレンジ色と緑黄色野菜という情報がくっついているんですが、人参というものの名前はどこにもくっついてないんですよね、人が参る?「ニンジン」でしかないものに情報をくっつけることが出来ず、人参という概念にくっついているだけなんですよね、人も同じで、というか人参で例える必要もなかったんですが、人の名前とやること為したこと、性格、その他諸々がくっついていないんですよ。これは重大な問題でその人を覚えることができてもその人の名前をそれにくっつけなきゃいけないんですが粘着力が足りなくてポロポロ落ちちゃうんですよね。まあ、しゃーないですね、人の名前は生まれたときに決めるんですから。
ここで、特例を紹介しておくと、漫画やインターネットの名前はある程度覚えやすいというのがあります。そうです、後から名前を付けているからです。俺の大好きな「僕のヒーローアカデミア」では爆発する能力の子が爆轟くんですから、覚えやすくてたまらないです。後から決めた名前は大抵理由があるのでまだ覚えられるんです。もちろん赤子のときに決めた名前にも理由はあるんですが、やっぱり他人がつけた名前だとうまくハマらないし、なによりみんながつけてる名前っていうのでつけられる時もありますから、浮かないようにつけられた名前だとその人を表す物にはならないんでしょうか。ただ昨今のキラキラネーム(もはや死語?)だと覚えられるかというとそうでもなく、訳あってガキと一緒にキャンプだのしましたが、無理でした。聞いたこともない面白い名前だったんですけどね。個人的には成人したら名前を変えるシステム、昔の成人みたいなことをできたらものすごく面白いと思うんですが、まあ戸籍がありますから実現は不可能でしょうが。ただ、高校生から大学生になるにつれてインターネットでの名前を使い始めるんですよね、もちろん本名でやるわけもいかないですから、初めて名付けをするわけです。これが本当に面白い。目の前にあったからとその物の名前を借りる人、本名をイジる人、さまざまですが、こっちは幾分か覚えやすくて助かりますね、特にその人の名付け理由を聞いてみるともう忘れません。知り合いも名前の理由送ってもらえると喜びます。
というお話でした。名前を覚えられない理由納得できたでしょうか、記憶の仕方は人それぞれだったりするので全くわからない人もいたかもしれませんが似たような人には共感してもらえるかと。
自分は高校生のとき修学旅行での京都の七味作り体験を友達に依頼してそこからコロコロ転じて自分のネットネームとして「シチミ」を名乗ってます。どうかお見知り置きを。
ではまた、シチミでした。