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妊婦さんにはひまし油なのだ

(有)テンプルビューティフルの光田菜央子です。

アリゾナのグラディス・マクギャレイ医学博士、すでに医師としての現役は退かれていますが、80代までは第一線の家庭医としてクリニックで活躍されていました。
アメリカの家庭医は妊娠中の赤ちゃんから老人まで、性別や年齢、臓器に関わらず(たとえば皮膚科や眼科、耳鼻科、精神科までも)患者と関わるので、博士は数多くの出産に立ち会い、大勢の赤ちゃんを取り上げています。

グラディス・マクギャレイ医学博士

そのときの経験は「Born to Live(未邦訳)」や「内なるドクター」に書かれていますが、博士が妊婦さんに勧めているのは、なんといっても、やはりひまし油。
今日は、グラディス博士が体験された妊娠と出産にまつわる「ひまし油の奇跡」をご紹介・・・。


「過去5回、流産を繰り返していた患者さんがいました。妊娠2ヶ月半から3ヶ月になると、出血してしまうのです。
(6回目の)妊娠2ヶ月半のとき、彼女ははじめて私の診察を受けにやってきました。すでに出血が始まっていました。
私は彼女にこう言いました。「自宅に戻ったら、ひまし油湿布をできる限りずっとやり続けなさい、ひまし油湿布は温めず、ベッドに横になっていられる間は、ずっとお腹にひまし油湿布を乗っけておくように」と。湿布が心地よくないと感じたら外します。

彼女はひまし油湿布をやりました。3ヶ月、4ヶ月と順調に妊娠期間を過ごし、赤ちゃんが生まれるまで湿布を継続しました。彼女は臨月で出産しました。
その赤ちゃんが生まれたあと、彼女はさらに2人の赤ちゃんを産みました。
妊娠3ヶ月ほどで出血が始まったときには、またひまし油湿布を再開。妊娠期間を通じてずっと湿布を行いました」


「『Born to Live』に書いた中でも最高の体験は、 兎唇(口唇口蓋裂)についてのものです。
妊娠6週間目に出血があった患者がいました。私は彼女にひまし油湿布をするよう勧め、彼女は無事、臨月で出産しました。
私が赤ちゃんを取り上げたとき、赤ちゃんの口にはひと目で兎唇があったと思われる傷痕が軟口蓋(口の中の柔らかい部分)までずっと続いていました。
自宅に戻って、同じく医師であるビルに「胎児の唇はいつできあがるの?」と聞きました。私には、その時期とは、出血があった時期ではないかという確信があったのです。ビルは「約6週間頃から形成される」と確証してくれました。
出血をみたときが、ちょうど赤ちゃんの唇が兎唇を形成し始めた時期だったのです。
私はひまし油こそが、その兎唇を癒してくれたのだと確信しています。言い換えるなら、内なる外科医が、キリストの御手-つまり「ひまし油」とともに働き、兎唇を癒してくれたのです。だから赤ちゃんは、兎唇ではなく、その傷痕だけを持って生まれてきたのです。
この話をバージニアビーチの講演で話したところ、講演後、一人の女性が私に会いに来てくれました。彼女が言うには、彼女も妊娠6-7週目に出血があり、赤ちゃんは兎唇で生まれました。彼女は、もしひまし油のことをもっと早く知っていたなら、息子は9回もの手術を受けずに済んだだろうと言っていました」

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「過去に流産の経験があった妊婦さんがクリニックに来たときには、まず勧めるのはひまし油湿布です。アリゾナのフィネックスには、ひまし油湿布をしなければ、生まれてこなかったであろう子供たちがたくさんいます。
妊娠中の出血は、何かよくないことの兆候です。私だったらそういう場合、妊婦さんにひまし油湿布をするように勧めます。それもできるだけ長く。もし妊婦さんが1時間~1時間半以上、ひまし油湿布ができるのであれば、湿布は温めません。妊婦さんのお腹の中は十分温かいのですから」

私の姪っ子は、まさにひまし油のおかげでこの世に生まれました。
ひまし油ベイビー

ひまし油はだれにとっても癒しのオイルとして働きます。それはもちろんお腹の赤ちゃんにも。

あるお母さんからは、妊娠中ずっとひまし油でお腹をマッサージしていたせいか、他の子供と比べて、精神的にとても落ち着いて、心優しい子供に育っていると感想をいただいたことがあります。

私たちも、ひまし油ベイビーのご報告、楽しみにしています!


【妊婦さんへのひまし油湿布について】
ひまし油小冊子(ひまし油についてもっと詳しく)
ひまし油便利セット(フランネル、アンダーカバー、オイルカバーのセット)
ひまし油

(有)テンプルビューティフル メルマガ364号 2010年10月15日配信

※この記事は過去のメルマガバックナンバーから抜粋してご紹介しております。

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