ひまし油:1人1人にパーソナルな癒しを
(有)テンプルビューティフルの光田菜央子です。
「ひまし油」を使われた方々の体験談(海外のもの)を読んでいたら、こんな体験談が紹介されていました。
「2才になる女の子。どういうわけか髪の毛が全く生えなかったため、家族が心配して、ひまし油を、その女の子の頭に擦り込んでいたところ、1瓶が終わる頃には健康な髪の毛が生えてきた」
短い体験談でしたので、その女の子の髪の毛がどうして生えてこなかったのかの理由ほか、詳細は全く分かりません。
でも、この体験談を読んでいて、テンプルのお客様にも、似たような体験をされた方が数名いらしたのを思い出しました。
ただし、生えてきたのは人間ではなく、犬の毛でしたが・・・。
そのワンちゃん。何か病気の影響で毛がごっそり抜けてしまい、その後、毛が生えなくなっていました。
すでにひまし油のミラクルを体感されていた飼い主さん。
「そうだ!ひまし油でマッサージしてみよう!」と、それこそ毎日、犬の身体にひまし油を擦り込んでいたら、ワンちゃんの毛が無事、生えてきたそう。
あまりに感激したので、そのお客様はテンプルのお店にわざわざご来店して、このお話をスタッフに伝えて下さいました。
良かったですね~。ワンちゃんに無事、毛が生えてきて・・・。
こういう体験談をご紹介すると、「だったら大人の禿げはどうなんでしょう?」とメールをいただきそうですが、育毛効果があるかどうかは分かりません・・・。
ひまし油は、粘着性の強いオイルですから、あのベタベタを頭につけてマッサージしたら、かえってオイルを落とすときに、頭に残っている髪の毛まで、一緒に落としてしまいそうな気もします。
ですから、もはやツルツル頭になってしまい、毛が抜ける心配がない方、坊主頭の方にまずはチャレンジしていただきたい!
増えたか減ったか・・・。勇気あるチャレンジャーの方は、ぜひ、その後の頭の様子を教えて下さいませ~。
さて次に、私が興味深く読んだのは、卵巣膿腫の女性の体験談。
その女性。お腹に圧迫感を感じたためクリニックで診察を受けたところ、左右の卵巣に嚢胞が見つかり、卵巣膿腫だと診断を受けました。
しかも左側は6cmと、かなり大きい。
それで、彼女は2回目の診察までに、1日2~3回、毎日、ひまし油湿布をしたそうです。腹部の右側を中心に湿布とヒーターをあてて1時間ほど横になるという通常の方法です。
すると・・・
次の診察のときには、左側にあった6cmの嚢胞がすっかり消えてしまっており、右の卵巣の嚢胞も小さくなっていました。
では・・ということで彼女は、3回目の検査の日まで1日2回、今度は、お腹の左側に20分、右側に20分間という感じでひまし油湿布をしました。
・・・と、3回目の診察のときには、彼女の卵巣は全くの健康な状態に戻っていたのが分かったそうです!
凄いですね~。
で、ここで私が面白いな~と思ったのは、2回目の診察のときの結果。
彼女は、別に卵巣の上に湿布をしていたわけではなく、ケイシーが通常勧めていたように、腹部の右側にひまし油湿布をしていました。ですから、左側の卵巣があるあたりに、湿布は直接当たっていません。
ところが2回目の検査のとき分かったのは、湿布が当たっていなかった左側の卵巣の嚢胞-しかもサイズが大きかったのほうが、先に無くなっていた。
人間の頭で考えると、元々サイズが小さかったほうが先に無くなり、湿布が直接当たっている方が、より高い効果を生みそうと思ってしまいます。
でも、ひまし油湿布の癒しの力というのは、そういった「人間の常識」では推し量れないところで働くんですね。
身体のなかで「癒しを一番必要としているところ」にまずは届き、その人の身体にとって一番必要な癒しが起こってくる。
別に、ひまし油の中には、特別な育毛成分が入っているわけでも、嚢胞を小さくする「成分」が入っているわけでもありません。
特定の成分が起こす「作用」ではなく、その人の身体のなかで、なにかうまく働いていない細胞や組織が、ちゃんと機能するように、人が健康を取り戻して、この地上で与えられた使命を果たせるように、何かが働く。
それは、あまりにも不思議で1人1人に起こったことがみな違うので、もはや「神のみ業」としか表現できませんが、ひまし油が「キリストの御手」と言われるのも、
こんな不可思議さから来ているのかもしれません・・・。
以前読んだドルフィンセラピーの記事の中に、イルカは、数名同じように海に入っても、そのメンバーの中で、一番弱っている人が分かるようだ。たとえ目には見えない心の病気であっても、海に入ったメンバーの中で一番癒しが必要な人のそばに、真っ先に寄り添い、一緒に泳ぎ出す、と書かれていました。
ひまし油も、まさにそんな感じです。身体の中で一番癒しの必要な「細胞たち」を見つけ、寄り添っていく。
癒しについて、よく引用されるケイシーリーディングに、次のようなものがあります。
「すべての力、あらゆる種類の癒しの力は、内からの波動を変えることにあるということを――生きた細胞組織の内にある聖なるものを、神の創造エネルギーに同調させることに他ならない、ということを。これのみが癒しである」1967-1
ひまし油湿布をした身体、ひまし油を塗った身体には、この神の創造エネルギーへの同調が起こっている。
そしてそれが、1人1人に必要な、そして、オリジナルの癒しとなる源泉なのかもしれません。
ひまし油湿布セットB
(有)テンプルビューティフル メルマガ359号 2010年9月10日配信
※この記事は過去のメルマガバックナンバーから抜粋してご紹介しております。