民主主義が何故大事とされているか、の散文
ミャンマーのクーデターとかがあって、気になって調べた。
いやいや民主主義で行こうやあ!つって民衆がデモ起こして、それを国軍が鎮圧する、みたいなことで内戦ちゅーか、そういうのんが激化してる、と。
民主主義国家、良いよね、ってのが割りかし僕らの通念で、通念過ぎてよくわからんから、よくわからん。
民主主義の基本原理は多数決。
国、というもの、集団、というものが成り立っているのは、そっちの方が幸福に近いよね、ってことなんよね、多分。
人間、ホモ・サピエンスが何故ここまで繁栄したか、みたいな、サピエンス全史とかでも書いてたけども、
共同幻想を共有することで、より大きな集団として動く事が出来た、つまり、
より大きな集団であると、より大きな利益を得ることが出来る、ということなんよね、多分。
あ、違うか。
安定的に、幸福、安心とか安全というものが供給される、保障される、と言った方が近いか。
で、まあ、集団というものが統一的な決定を求められる場面というのがわりかしあって、
その段階で、
一人のリーダーに全権がある状態、だったり、複数の人間だけが決める権利がある状態、だったりと、まあその運用していく方法が必要だと。
で、民主主義っていうのは、その運用方法で、
格差やら何やらで見えづらくはなっているけども、
一応、人間みんなに決定に参加する権利ありますよ、みたいなことなんよね。平等、みたいなこと。
統一的な決定、方針を多数決で、皆んなで決めようやないか。と。
日本の場合は、そうは言っても本当に皆んなで決めるのは大変だよね、つって、代表を選んでその人たちが方針を決める、ということになっていて、それが国会ってことになってる。
ここで立憲主義というのが入ってきて、
民主主義、言うても、ルールありますよね、と。
いくら多数決、言うても、
例えば、多数決で、
少数派を迫害しましょうね、仲間外れにしましょうね、とかそういうのん決定して、多数決で決めたんだから、さ!ごめんね!
とかなっちゃいかんよね、と。
つまり、そういうことが起こらんように強めの最低限ルール作ろうよ、みたいなことで憲法が作られて、なるべくそれは不可侵でいきましょうよ、とそういう話になったと。
で、その憲法を独裁国家は変える力がある、と僕は理解しているんだけど、間違ってたら凄くデマだからアレだけど。
だから立憲主義・民主主義って割とセットになってて、大事だよね、と。
民主主義でないと、人権というのが守られにくいよね、ってのがあって、
皆んなに人権があって、なるべく自由を保障して、不幸を減らしていこうね、主義が民主主義、ということで、
そりゃあ、俺たちだって生きてるんだから尊重されたいぜ、そりゃそうだぜ、チェだぜ、という、人間個人が居て、
だから民主主義って大事だよね、って話になっている。
民主主義の弱点というか、独裁に敵わない所は、スピード感というのがあって、
独裁は決定が早い。法律もすぐ変えられるし。
だけど、そこまで少人数に権力を握らせると、他の多くの人間の権利は無視されるよね、の危険も孕んでいますよね、って話で、
ただ、ミャンマーの国軍に関しては、
武装した少数民族が居て、その人たちを抑える為に主権が武力的に力を持っとかないとあかんやん、国家バラバラになるやん。
みたいな国軍の主張はあるらしく、
それはまあ、確かにそうかもな、とも思う。
それでも、自由を制限されたり、軍事国家として人々の幸福に近付かなかった、人権がないという状態であった、という記憶が根強いから、民衆はデモを起こす。ということだと思っているけど、思っているだけで、勉強不足ではある。
ねー。
うぬ、仕事の時間だな。
読んでいただきありがとうございます。血が沸騰していますので、本当にありがとうございます。