「鷲は舞い降りた」読了。画像は戦時中の落下傘部隊
1、今日の読書
鷲は舞い降りた P395-
デヴリンと以外のドイツ兵は全員死亡した。2人は命からがらEボートに救出され、ノーフォークを後にする。
一方でアメリカ兵もその多くが戦死した。
シュタイナ中佐は単独でチャーチル首相が滞在する屋敷に潜入し、とうとう対面を果たすが、なぜか躊躇し、その間に撃たれてしまう。
SS長官ヒムラーは全てがなかったとし、連合国もチャーチルにたどり着かれたという恥ずべき事実をなかったものとした。
全てが終わり、時代は今、話者は筆者ヒギンズに。物語の、その後の話が始まる。
デヴリンがIRA暫定政権の主要人物になっており、恋仲になった村娘モリィからの伝言を受け取る。
チャーチルが実は影武者であり、本物はテヘラン会議に出席していると公の歴史ではなっている。
多くの事を知る牧師は、ガンに侵されながら物語を語り、全てが終わる。
ー感想ー
読了。
「針の眼」に続く、半分歴史の事実に基づくフィクション。面白いです。
特に、物語のその後を、筆者ヒギンズに登場人物として語らせる方法は、後味として個人的に好きです。
荒唐無稽の感じがあまり感じさせないのも、うまいストーリー作りだなと思いました。
時代背景や細かなディテールなど、基礎は事実であるだけに、けっこう緻密な情報が必要なのでは?と思います。
40年近く前にベストセラーになり、映画化もされた名作。古典としてとても楽しめました。
2、今日のJazz
生きるレジェンドの一人
Lou Donaldson
“Caracas”
Album:()
Amazon Musicにあるルー・ドナルドソンのカラカスを紹介します https://music.amazon.co.jp/albums/B0756P5KXY?do=play&trackAsin=B0756NMCW3&ref=dm_sh_X4ddAr97hZ4DSpN3il5cIg5p5
3、今日のトレーニング