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100万ドルを取り返せ ジェフリー・アーチャー
1、今週のJazz Album: In A Dream (2008), Gretchen Parlato
“ In A Dream ”
Robert Grasperとの共作
静かな始まり。タイトルどおり、夢の中。
2、今日の読書
「100万ドルを取り戻せ」 1976年
ジェフリー・アーチャー
コンゲーム(詐欺)の代名詞という小説。
詐欺によって100万ドルをだまし取られた4人組が、取り返すというストーリー。
最後の2段落ちも秀逸で、最後まで飽きずに一気に読了。
「1億円」
宝くじにでも当たらないとダメですね。
1億円あったら何する?という質問が時々あるけれど、
何するかな。。。
ローン返して、子供の将来のために貯金して、みたいなスーパー庶民な発想しかでてこない貧困な想像力。。。
はぁ。
詐欺にあったことはないけれど、
あったらどうするんだろう?と思いながらドキドキして読んだ。
1億円当たって、1億円だまし取られて。
その1億円を奪い返すために、いろいろな手を考えて。
この小説は、1回で1億円ではなく、
4回で、4人で、1億円というところがポイントなんだと思う。
1億円の浪費(消費?)は難易度が一気にあがるけれど、
2500万円×4回なら、お金持ちならなんとかなるでしょ。という発想。
「4人で1回1億とるための作戦を考えよう!」
ではなく、
「4人で4回2500万ずつとるための作戦を考えよう!」
となったところが、分岐点な気がする。
ストーリーとは関係なく、成否を分ける分岐点が気になりながら読み進めていました。