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ねずみ
2022年9月24日 01:54
僕の席の左には君がいた。席は自由なはずなのに。話したことのない君がいた。決して美人というわけではない。でも、愛らしく、午後の日に照らされる君は、僕にとってかけがえのない存在だ。僕の席の右には、近くに住む友人がいた。席は自由なはずなのに。友達だろ。とかいうくせに、毎日、話しかけてくるわけでもなく、ただそこに、いた。真ん中の僕はクラゲのように浮かんでいた。気になる人のも