一〇〇字書評
正月にBOOKOFFで20%OFFになっていた本の中に、素敵なものを見つけた。
読後感に浸っていた時、ふとページを捲ると、懐かしい原稿用紙のフォーマットが目に飛び込んできた。
本は読むものという頭でいるから、急に記入できる空欄があると面食らうが、喉の方にある「切り取り線」の文字で、この本の出版社である詳伝社文庫さんのやろうとしてることは、たちまち理解できた。
文庫の巻末に感想文を書いて、切って編集長の加藤さんに送るという、シンプルだが平成15年、twitterも生まれていない時点で読者の心を知るため、なんてシンプルで画期的、かつ大胆な手段を使うんだ!と感銘を受けてしまった。
なんか昔の、やっちゃえ!感も伝わってきて良い。
以降このフォーマットで読書感想を綴ろうと思う。書き始めると色々書いてしまいそうで、一〇〇字に収めるのはかなりの鍛錬になろう。
以後、◆百書◆と頭につけてつぶやき機能で投稿することにした。