ユーザーIDについて大事な話
どうも。こんにちは。
私はいくつかのSNSを使って活動してます。Youtubeとか、Bulesky(移行前:Twitter)とか。
大抵のSNSには、各サービスごとに使用者を識別する一意のID「ユーザーID」というものがあります。加えて、それは先着順で登録時に自身で決めることができます。
これ、後にユーザーの人気が高まるにつれると、これが大きな問題を引き起こすポテンシャルとなりうるのではと考えました。今回はこれについて軽く触れておきます。
ユーザーIDについて
前置きでも軽く触れましたが、「ユーザーID」とは、あるサービス上で個人を識別するための文字列のことです。このnoteもそれがありますよね。私のユーザーIDは「temiteria」となってるはずです。
大抵のSNSでは、半角英数字62種類(123456789ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz)と一部記号(_-+等)の組み合わせで決めることが多いです。
ユーザーIDの命名規則
問題の核心に触れる前に、先に命名規則について触れます。これについては人それぞれ分かれますが、私が思いつく限りののパターンを列挙します。
シンプルなパターン
本名ローマ字
本名ローマ字、記号で姓名を区切る
ハンドルネーム名をローマ字
好きな言葉
組み合わせ
ハンドルネーム、なにかしらの数字
ハンドルネーム、誕生日
ハンドルネーム、何かしら言葉
ハンドルネーム、役割
多種多様なので書ききれませんでしたが、SNS上でユーザーIDを用いるときは上記のような命名規則でつけてるんじゃないですかねぇ。
また、人によっては命名規則を統一してない人もいるでしょう。SNSでいろんな人を見てると、少なくとも一人は「サービスごとにIDが若干違う人」がいると思います。私は全て「temiteria」派ですね。
問題の核心
もしかしたらもうすでにお察しの方がおられるかもしれませんが、このユーザーIDの命名パターンが少ない人(特に1種類)の場合、未登録のSNSがあったり新SNSにおいて他者にそのIDを占有されるということが発生してしまいます。アカウント乗っ取りでないにもかかわらず、まるでアカウント乗っ取りをしたかのようなことができるのです。
厄介な点
アカウント乗っ取りは「不正アクセス禁止法」などの法律やSNSの利用規約において明確に禁止されています。もし乗っ取られても、これを盾に提訴できます。例え乗っ取った人がどんな人であろうとも、乗っ取るという行為自体がだめなので、処罰の対象です。
ただ、IDの先願自体は別に何の罪にも該当しないのです。さすがに犯罪行為とみなされる投稿についてはそれ単体で訴えることができますが、「IDの先願」で訴えを起こすにはちょっと力不足です。多分。
懸念点
では、このアカウントが私になりすまして政治、宗教、アダルト等の発言をされたらどうでしょう。加えて、SNSの名前やアイコン画像も似せてきてたら、どうでしょう。私にマイナス評価が付くの必至ですよね…
当然アカウント乗っ取りの方でも同じことが言えますが、ID先願の場合と大きく違うのが「行為前に訴えを起こせるかどうか」ですね。ID先願だと悪影響が出ないと訴えられない可能性が高いので、非常に困ります。
ドメイン名についての例
SNSではありませんが、同じようなことが実際に起きているので紹介します。ドメイン名(google.comとかyahoo.co.jpとか)についてです。「goggle,com」という誤タイプを狙ったやつが有名でしょう。
ドメインについてはすでに法整備が進んでいて、「統一ドメイン名紛争処理方針」というICANNの決まりや、不正競争防止法などの法律で定められているようです。(法学部の人じゃないので詳しいことはよく知りません。)過去にも事例がいろいろあったりします。(検索したらいろいろ出てきます)これと同じ現象がSNSなどで起きてしまうのではということです。
対策
これは簡単です。
同一のID名だからと言って、本人だと決めつけない
これだけです。
新SNSは特に、本物のアカウントかどうかの判別、ID名だけは無理です。
ちゃんと、本物のアカウントだとわかっているとこで「新しいSNSアカウント開設しましたよ!」とかの発言に明記しているURLなどから行きましょう。私の場合は、「https://temiteria.com」にあるSNSアカウントが本物です。それ以外はあまり信用しないでいただきたいです。
おわり
私にとっては杞憂な話かもしれませんが、こんなこともあろうかとというための記事でした。以上。
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