全ての恋は パチンコ玉
パチンコ玉には命がない、感情もない。
冒頭から哲学的な文面ですがそんな事は書くまでもない。
僕もそんな事、気にした事もありませんでした。
1パチが導入された頃って玉の色が違うお店結構ありましたよね、1パチの方がなんか安っぽい金色のメッキみたいな。
その時代、記憶は曖昧なんだけど僕はなぜか普段打たない1パチを打っていました。
その時安っぽい1パチの玉に1つだけ4パチの玉が混ざっていました。
別に何の感情もなく打ってたんだけど、その銀色の玉が他の玉を押しのける様に強引にスタートチャッカーに入賞。
それとと共にはじまるなんかめちゃくちゃ熱そうな演出。
その1個だけの銀色の玉は見事に大当りを引き当てました。
俺はお前らとは違う
そんなパチンコ玉の声が聞こえてきた気がしました。
パチンコ玉にもプライドってあるんですね。
それから10数年、僕はデカ目のスランプに見舞われていました。
残金も尽きて不機嫌に最後の玉の消化中、もう二度とパチンコなんてやらないよ絶対状態です。
不思議と何万円も負けていざ帰るかってなると絶対当たらんし上皿の玉もういらんからはよ帰らせてくれってなりません?
本当に残り最後の最後の玉がスタートチャッカーに入ったと同時にけたたましい音。
その時忘れていた10数年前の思い出が脳内にフラッシュバックしてきました。
そして激アツクマノミ柄保留。
クマノミ柄ってなんやねん。
そう、僕は大好きなP咲‐Saki‐阿知賀編episode of side‐Aを打っていました。
結構打ち込んだけど入賞時にクマノミ柄保留はこの時しかありませんでしたがともかくこりゃもらっただろって流れでそのまま当りました。
輝いてここ一番 自分の直感を信じて受け取った MIRACLE RUSH いま最高の奇跡に乗り込め
周りに誰もいなかったので思わず口ずさむ僕。ギリギリアタッカーに入った玉。復活する持ち玉。
そこから深山幽谷の化身と化した僕はあのともかく出ないキツいで有名な阿知賀編で万発以上出して勝利する事が出来ました。
その時思ったのが
あの入賞した玉にお礼が言いたい、というか持って帰りたい。部屋に飾って時々旅行に連れて行ってあげたい。
あの玉は俺の味方なんだよ、大切な仲間なんだ。ただのパチンコ玉じゃないんだよ。
そんな話を飲み会で話したら爆笑されたので書きました。
こんなくだらない文章に突っ込んで来る人いないと思うけど玉やメダルの持ち込み持ち帰りは禁止です
言ってみりゃ精子もパチンコ玉みたいなもんで大当たり目指して卵子ってチャッカーに向かってるんだなって。
こんな引き弱で人生初回2R通常みたいな俺も生まれた時は1/300000000の抽選を通してるんだなって。
前向きに生きていきましょう。
競馬は今月中央地方足すと大台近く負けてるのですが今の安静にと言われている生活が苦痛で他に楽しいと思える事が無くて止められません。勝つしかないね。
18日川崎1レース
サンエイジロー
メガフラッシュ
ワイドか2頭軸3連複。
今日はまたえらいシュールなお話でしたね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?