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YouTubeチャンネル紹介① 「Chouwa Shougi Channel」

 最近、知人がYouTubeで将棋実況を始めましたので、紹介しておこうと思います。

 このチャンネルは、アメリカ在住のChouwa君(日本人)が81Dojoに集っている外国人向けに作ったものです。
 解説動画では英語で解説していますし、実況動画は日本語で喋っているものの英語の字幕が出たりで、かなり意欲的な動画です。

 私はChouwa君と面識がありません。
 ですが、81Dojo内では結構よくチャットで話をしていたりしますので、かなり親しい知り合いと言って良いと思います。

 Chouwa君は三間飛車党でして、動画は基本的に三間飛車のものをあげるつもりのようです。
 棋力は81Dojo内で四段となかなかのものですが、結構動画でやらかしていたりして、将棋の強さだけでなく、とても人間味あふれる部分も散見できます(笑)。


 そんなChouwa君のやらかし部分を少しだけ紹介します。

 この動画の、2:29で指した66銀が大悪手で、35歩と突かれて角が死んでしまいました(やらかし図)。

やらかし図

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 以下はさすがに如何ともしがたく、勝負所なく投了に追い込まれてしまいました。

 戻って、2:12の27銀では、54角とした方が良いですね(2:12変化図)。

2:12変化図

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 きっと52飛が見えたので角を出るのを躊躇したのでしょうが、以下、63角成 57飛成 58歩 67竜 81馬で先手が桂得出来るので大丈夫です。
 57飛成で、72銀と銀取りを受ける手もありますが、52馬 同金右 15歩くらいでこれからの将棋となります。

 更にもう少し戻って解説すると、0:37の38銀では38金の方が手堅い意味があり優ります。

0:37変化図

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 これだと38銀型にくらべて28の地点に隙が無いので角交換にも応じられますし、48銀~49玉~39玉と堅く囲うことも可能ですので、先手の方針が分かりやすいです。

 もう一局面だけ解説すると、0:47の局面では、16歩ではなく66歩が優ります。

0:47変化図

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 角の逃げ道を作っておけば、54角とぶつけられても逃げられますのでね。
 後手の角より先手の角の方が自由度が高く、この変化は先手が若干指し良いと思います。
 なので、後手としても41玉と寄る手で54角とぶつけてしまったほうが良かったかもしれません。


 まだ始まったばかりのチャンネルですが、暖かい目で応援していただけたらと思います。
 チャンネル登録、高評価もよろしくお願いいたします。


 Chouwa君、頑張ってねっ‼

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