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再燃のサインとは?悪化を防ぐためのチェックリスト

はじめに

潰瘍性大腸炎とともに生きる日々は、症状の波との付き合いでもありますね。
現在、絶賛再燃中のTEMARIです。
みなさんは、「あれ? なんだか調子が悪いかも?」と思ったとき、それが一時的なものなのか、それとも再燃の兆候なのか、不安に感じることはありませんか?

再燃を早期に察知し、悪化を防ぐためには、日々の変化に敏感になることが大切です。
今回は、再燃のサインを見逃さないためのチェックリストと、悪化を防ぐためにできることをお伝えします。


これって再燃?チェックリスト

以下の項目に当てはまるものがあれば、再燃のサインかもしれません。

便の回数が増えている(普段より1日2回以上増加)
下痢が続く(2日以上)
血便が出た、または増えている
お腹の痛みや違和感が増した
腹部の張りやガスが多いと感じる
体がだるく、疲れやすい
微熱が続いている(37.5℃前後)
関節痛や肌荒れなどの症状が悪化している
食欲が落ちている、または体重が減少している
なんとなく体調が悪く、不安な気持ちになる

ひとつでも当てはまる場合は、再燃の可能性を考えて、無理をせず様子を見ることが大切です。
特に複数の項目が当てはまる場合は、主治医に相談することをおすすめします。


再燃を防ぐためにできること

💊 ① 服薬をきちんと守る

「調子がいいから」と自己判断で薬を減らしたり、飲み忘れたりしていませんか?潰瘍性大腸炎の治療は継続が鍵
主治医の指示通りに服薬することが、再燃を防ぐ一番の方法です。

🥗 ② 食生活を見直す

食事は腸の負担を減らすものを意識しましょう。

  • 避けたいもの:脂っこい食事、刺激物、アルコール、カフェイン

  • おすすめの食材:発酵食品(ヨーグルト・甘酒)、低脂肪のタンパク質(鶏ささみ・豆腐)、食物繊維の少ない野菜(かぼちゃ・人参)

特に、食べると調子が悪くなる食品は避けることが重要です。
個人差があるので、食事記録をつけるのもおすすめです。

🛌 ③ しっかり休む

ストレスや疲れは再燃の大きな引き金になります。睡眠不足が続いていませんか?

  • 睡眠は7時間以上確保する

  • 「疲れたな」と思ったら、無理せず休憩をとる

  • 仕事や家事を頑張りすぎない

「無理しない」を意識することで、腸への負担を減らせます。

🧘 ④ ストレスをためこまない

ストレスと腸は密接に関係しています。

  • 自分なりのリラックス方法を見つける(読書・映画・アロマなど)

  • 瞑想や深呼吸で自律神経を整える

  • 誰かに話すことで気持ちを整理する

「ちょっと不安だな」と思ったら、信頼できる人に話すことも大切です。


まとめ:早めの気づきが未来を守る

潰瘍性大腸炎の再燃は、小さな変化に気づくことが何より大切です。
チェックリストを活用しながら、「いつもと違うな」と感じたら、無理をせず早めに対処しましょう。

「また再燃したらどうしよう……」と不安を抱えるのは、とてもよくわかります。
だからこそ、日々の体調を大切にしながら、自分をいたわることを忘れないでください。

最後までお読みいただきありがとうございます。
あなたの今日が、少しでも穏やかで安心できるものになりますように。

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