SonyのイヤホンWF-1000MX5を使ってみた感想
まいにゅーぎあ。
初めてのノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホン。
イヤホンとしてというよりは、ノイズキャンセリング機能目当てです。
電車や駅の騒音を低減させたかったのです。
設定とか色々いじって1週間使ってみた感想を書いていきます。
■ノイズキャンセリング
▼音の逆相感
逆相の感じは薄め。薄めと言っても逆相の音が出ているのは分かる。
何年も前に持っていたSENNHEISERのノイズキャンセリングヘッドフォンは思いっきり「逆相!」という感じだったので、それに比べるとかなりいい。
▼カットされる音の周波数帯の傾向
Low Cutが凄い。電車の響く低音は聴こえなくなると言ってもいい。
ただ音は聴こえないけど、振動だけ体に響くという不思議な状態になる。
反対に、約700Hz以上の高めの音は割と聴こえる。
カツンカツンという音や、蝉の鳴き声はよく聴こえる。
■音の傾向
低音と高音が大きめの音。いわゆるドンシャリ傾向。
フラットな音が好みなのですが、これはこれでアリ。
ブーストされている分、普段聴こえなかった音が聴こえる。主に高音Percussionなど。そんなの鳴ってたんだ~という発見があった。
■装着感
付属のイヤーピースはしっかりしていてあまり潰れない。遮音性も高い。
私の耳の穴は小さいらしくSSサイズのイヤーピースでもちょっときつい。
1時間も着けているとちょっと痛くなる。
■専用アプリ Headphones Connect
▼Sonyアカウント登録がわかりにくい
PSPとPS Vitaなどを持っていた時に登録したSony Entertainment Networkアカウントを所持していたので、そのIDとパスワードでサインインしようとしたができなかった。
そのままサインインすれば共通化できると書いてあったのに。
結論を言うと、パスワードリセット申請後新しいパスワードでサインインすると、ID共通化が可能になる。
メールアドレスも同じものを使い続けられるし、昔のPSPを所持していた履歴も引き継げる。
▼イヤホンとなかなか繋がらない
アプリを立ち上げてイヤホンと繋げようとするも、なかなか繋がらない。
こういう時はアプリを一旦終了させてから再起動して繋げようとするとうまくいく。それでも10秒くらいは待った気がする。
▼アダプティブサウンドコントロール
どうも位置情報を常にオンにしていないと機能しないみたい。
位置情報をオンにすることによるバッテリーの消費が嫌なので使っていない。
▼イコライザー
低音全域と高音の5つの帯域のみ設定可能。
1メモリで変化する音量は大雑把。
この設定はイヤホン側に保存されるのかな?
■アップデートしても途切れることがある
AV Watchの記事で、ソフトウェアアップデート前は
「異常な頻度の音飛びと途切れ」
があり、アップデート後はかなり改善したという記載があった。
なので最初から最新版にアップデートしてから使用したのですが、それでも人が多い場所ではたまに途切れます。
しかも左右別々に途切れるので気持ちが悪い。
まぁ許容範囲だと思います。1回の移動で1回途切れるかどうか。そこまで多くないです。
■ハードは良い、ソフトはいまいち。
期待が大きすぎたみたい。
なんかノイズキャンセリングは思ったほどの物ではなかった。
ノイズキャンセリング機能をオフにした状態でも騒音軽減には満足している感があったので、
「しっかりしたイヤーピースを使用して音を遮断できているかどうか」
こちらの方が大事だったのではないかな?
この気付きがあっただけでも収穫だと思っています。
WF-1000MX5が壊れたら、次は有線イヤホン&しっかりした遮音性の高いイヤーピースにしようと目論んでいます。