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Netflix のストーリー戦略を考えてみた

人気のサービスには必ず理由がある。

以下の記事でまとめたストーリー戦略を視点に Netflix を考察してみました。かなり主観強めです。参考まで。

Netflix とは

いつでもどこでも好きな動画を見れるサービス。

補足
アプリはスクショできない仕様でした。今回は、最低限だけアップ。興味がある方は、ご自身で使ってみてください。

Netflix のストーリー戦略

Netflix の成長を支える構造。
すべての戦略が「映画をもっと気軽に楽しむ(コンセプト)」に向けてデザインされている。

ここからは、それぞれの戦略がどう成長に繋がっているか、を考えてみます。

Netflix の UX 戦略

不要なタスクの一掃
Netflix がストリーミングをはじめるまでは、動画はレンタルが主流。当時は、映画を見るために、たくさんのタスクをこなす必要があった。しかし、ストリーミング配信とサブスクリプションは、様々なタスクを一掃した。

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より濃密な視聴体験
視聴体験は 映画を選ぶ映画をみる から構成される。
視聴体験を向上させるために Netflix がとった戦略は以下。

ポイント
マルチアカウントは、一見、地味で重要度の低い機能にみえる。しかし、整理してみると他機能を支える最重要機能だとわかる。

感想
いま見れば当たり前に感じるが、前例のない時代に繋がりある戦略を打ち続けるのは難しい。コンセプトを明確に意識していないと出来ない。

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高品質な自社コンテンツ
サブスクリプションは毎月コストを支払う。そのため、見たいコンテンツがなくなるとユーザーはすぐに解約する。しかし、多くのサービスは、生命線とも言えるコンテンツを他社依存していた。Netflix は自社制作をはじめた。最近は、競合も自社制作してますね。

Netflix の成長戦略

ユーザー体験の向上とオリジナルコンテンツは Netflix に強力な好循環をもたらした。

図解してみる。

ユーザー数とデータ蓄積
Netflix はデータドリブンでも知られる。パーソナライズやコンテンツ制作にもデータを応用しているとのこと。ユーザー数が増えればデータも増える。成長するほど知見がたまり Netflix が強くなる。

サブスクと自社制作
自社制作には多額の費用が必要だが、サブスクによる安定的な売上の積み上げがあれば、リスクを取りやすくなる。

自社制作のインパクト
良質なコンテンツが増えれば、その分視聴体験は豊かになる。また、人気作品は世間で話題になる。それによって新規獲得と休眠掘り起こしが同時に起こる。

Netflix の勝ちパターン
視聴サービスとして Netflix の UI はほぼ完成している。
あとは、オリジナルコンテンツを生み出し話題を作る、を繰り返せば好循環が回り続ける。すごいのは、これは偶然ではなく戦略的に狙った結果だということ。

"The goal is to become HBO faster than HBO can become us."
目標は、HBO が私たちになることができるよりも早く HBO になることです。
━━  Ted Sarandos(Netflix 最高コンテンツ責任者)

おわりに

今回は、ストーリー戦略を UX 設計と成長戦略で考えてみました。

今回の学び
・ユーザー体験は細かくステップを分解すべし
・UI 設計は何のための機能かを強く意識すべし
・勝ちパターンに必要な要素を先に考えるべし

Netflix の戦略はすべて同じコンセプトにたどり着くようにみえる。このあたりはカルチャーデックと呼ばれる Netflix の組織作りも大きく影響してそう。

おわりのおわりに
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それでは、

最後まで読んでくださってありがとうございました!

おまけ:参考にしたもの

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あき - 良いもの作って正しく届ける
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