「アトペス」現実のためのゲーム
「アトペス」というフリーゲームをクリア。
自分の感想を一言でまとめると、
現実を押し進めるためのメタフィクションでした。
まじで今、メタクソに泣きながら感想打ってるのでエモ成分強めです。
こんなん、もう2020年代最高ゲームでいいだろ…。
PCでしかできないんですが、もうこのためにWin機買っててよかった。
ゲーム機では出来得ない超表現てんこ盛り。
以下にもう少し感想書きますが、どんなに気をつけてもネタバレになるゲームなので、ちょっとでも情報入れたくない人は読まない方がいいかも。
(文の区切り代わりに公式の紹介動画ぶち込む)
自分はこのゲームを「SCE2」というゲームの作者のTwitterから知りました。
「SCE2」も超大好きな現実ぶっ刺し系ゲームなんですが、誤解を恐れずに言うとアトペスはSCE2のメッセージを継いで、進化させた作品かと思います。
この、ゲームという部分を「フィクション」に置き換えたものがアトペスかと思っています。大きくは違わないのですが、物語を自分に取り込むという部分によりフォーカスしているものかと。
アクション、RPG、パズルなどの完全に独立したゲームの集合体なのですが、それぞれが現実に持ち帰るべきメッセージを孕んでいます。そして全てのゲームは共通して「フィクションは現実を推し進めるものである」という強い想いが根底にあるように感じました。ある程度長くオタクやってると、同等の想いは言葉は違えどみんな持っているんじゃないかなと思いますが、例にもれず自分もエゲツない共感を覚えました。というか、上記の「フィクションは~」という文章は俺の座右の銘や。俺は俺の座右の銘を、勝手に人のゲームに感じたんや…。
また、SCE2と少し違う点は、よりこれからの自分を問われる感覚がありました。ネタバレを避けて曖昧な言葉ばっかり使っててアレなんですけど。
ハイスコアガールで、空港に向かうシーンあるじゃないですか?これまでやってたゲームのキャラクターが自分を助けてくれるやつ。あれくらいの勢いで、俺がいるぞー!行けー!って感じがめちゃくちゃ出てます。
ネタバレを一応避けたため、抽象的かつ短い文章になりましたが、とにかくオススメだし、みんなもやってめちゃくちゃになってほしい。
なお、SCE2やったことない人は、単純に詰む可能性があるので注意。
複数のゲームの複合体なので、ある一つのゲームしか出来てない場合はご注意を。色々調べるとネタバレ踏むと思うので、公式から出している以下のメッセージをご参照ください。