【実体験】大学中退の完全ロードマップ
どうもONOです。
僕は去年大学に入学したのですが、先月くらいに辞めてしまいました。
いやー、いけると思ったんですけどね。ダメでした笑
ということで今回は、なぜやめることになってしまったのか、辞める前になにをするべきかということを書いていきたいと思います。
結構な文字量になるかもしれないので、あしからず。
それではいきます。
大学を辞めた理由
【入学した経緯】
まず僕が大学に入学した理由について書いていきます。
僕は高校在学時、大学進学を希望していました。
母親が看護師だったこともあり、最初は看護大学に行きたかったんですね。
でもなんと、大学というところは勉強しないと入れないらしくて、今まで全く勉強していなかった僕は、まったく学力が追い付いていませんでいた。
本来ならそこで猛勉強するべきなのでしょうが、僕のクズな部分が出てしまい、全く勉強しませんでした。
AO入試なら一科目と面接だけでいけるっぽかったので受けてみたのですが、やっぱりだめで、看護師の道をあきらめることにしたわけです。
その後一般大学に何とか滑り込もうとしましたが、ここでも勉強しない。そのため、どこにも入れませんでした。
じゃあもう就職しかないということで、なんとか学校から1月でも募集してる求人を探してきてもらい、そこで正社員として働かせてもらえることになったのです。
しかし働き始めてからも、大学に未練たらたら。会社の仕事がめちゃくちゃきつかったこともあり、再び大学受験をしようということになります。
そこで高校の時にお世話になった先生に相談し、通信制大学ならいけるかもしれないというので、なんとかそこにいれてもらい、無事入学することが出来ました。
【在学中にやっていたこと】
在学中は、マジで勉強以外はめっちゃ充実していました。
僕は学外のボランティアサークルに入っていて、そこでフリーペーパーみたいなものを作っていたんですね。それが市の人の目に留まり、観光パンフレットの制作を依頼されます。それの出来が良かったみたいで、市長さんとお会いしたりもしてました。
他にはいろいろな友達が出来て、めちゃくちゃ遊びまくったりと、かなり充実していました。しかし学生の本分は勉強、どれだけ学外活動をしていても、勉強しなければ、容赦なく留年になってしまうんですね。
【なぜ退学しようと思ったのか】
成績のことですが、最初はまあ何とかなるだろうみたいな、軽い気持ちで問題を先送りしていました。
しかし段々と追い詰められて、学校から成績のことで呼び出されます。
そこで言われたのが「スクーリングに行きまくったらなんとか卒業できるよ」でした。
ちなみにスクーリングというのは、大学の本校に直接通って、そこで別途単位をできる授業のことをいいます。大体が夏休み期間に集中していて、その間は毎日あります。
そしたら行けよって感じなんですけど、交通費・テキスト代・スクーリングの日程を考えたら、バイトを全部やめて、親に追加でお金を出してもらわないといけなかったんですよ。
そこまでしてもらっても、自分の性格的に、確実に「卒業できます」とは言い切れなくて、中退の方を選びました。
やめた結果
【いまやっていること】
大学もやめて、本格的に無職になってしまった僕が今やっていることを書いていきます。
実はというと、ほんまに何もしてませんでいた。
まあ一応バイトはしているんですが、それも5時には終わるので、そこからずっとダラダラしています。
やっぱり人間って何か制限がないといけなくて、その中でこそモチベーションというものが発揮されるんですね。
何もしていなかった大学生活でも、それなりに意味があったんだなぁと今は思います。
なんでしょう、去年までのあのやる気はどこに行ったのかといった具合で、本当に終わっている生活をしています。
なんと去年から体重が10キロ以上増えて、今は100キロ近くなっています。ずっと食って寝ての生活をしていたため、めちゃくちゃ太ってしまいました。
なんだか生活に張り合いもなく、無気力ですね。
ただ後で詳しく書くのですが、両親から「成人したフリーターなんかうちには置いておけないから、今年中に出ていきなさい」といわれているんですね。
ぼくはずっと一人暮らしがしたくて、本当にいい機会だし、明日にでも出ていきたいんです。
でもいかんせんお金がない。僕の散財癖は相当なものらしく、鬼のようにお金が飛んでいきます。
そのほとんどが飲み代。友達と飲んだり、1人で飲んだり、朝に飲んだり、昼に飲んだりして、ポンポンお金がなくなってしまいます。
まずはそれをやめるところからかなぁと思っています。
食費がすごくて、実家暮らしの僕が、コンビニで4万円くらい使っているんですね。
でも何を食べてるかはあまり記憶になくて、本能のままに買い漁っているみたいなんですよ。
そりゃ100キロになるよなーって感じで、全ての行いが僕の体にそのまま影響が出ているのでしょう。
そう、そんな生活がいやで、いままで更新していなかったnoteを、重い腰をあげて書き始めました。
また不定期でアップすると思うので、みていただけるととても嬉しいです。
僕が高校を留年した時の記事↓
https://note.com/telmana/n/n7a5562bf4885
そんなこんなで、今の僕は惰性で生きているので、なんとかここから生き返りたいと思います。
【後悔していること】
友人や両親からは「やめて後悔しないの?」とよく聞かれます。
正直なところをいうとびっくりするほど後悔していません。
この理由をいくつか挙げると、まず『本当に無理なんだな』と諦めがついたことにあります。
大学に入る前までは、かなり大学生に対して憧れみたいなのを持っていて、「俺もあんな風にキラキラしたい!」とか思ってました。
でも実際に入ってみると勉強はむずいし、そんなに面白い友達はいないし、学校のことを考えるのが面倒臭いし、かなりギャップを感じました。
やろうと思えば、もっと交友関係も広げられたんだろうし、いろいろやりようはあったんでしょうが、そこまでする気力が僕にはありませんでした。
あとは『やりたいことは結構できた』からです。
たとえばボランティアサークルでは、それなりにみんなで楽しく活動できて、市長さんにもお会いできて、かなり満足でした。
そんなこんなで、上辺の大学生感だけは満喫できたので、もういいかなと思ってしまったんですね。
最後は『大卒じゃなくても生活できるんじゃない?』と考えたからです。
もちろん現在の就職市場では圧倒的な大卒有利。大卒じゃないと雇ってくれない企業というのも多数存在します。
でもそれは、ストレート(または1留)くらいで卒業した学生に限られると思うんですね。
僕みたいに高校を留年し、会社を4ヶ月で辞めて、大学もろくに行っていない学生はその範囲外ではないでしょうか。
もうまともな就活という道は閉ざしてしまったのです。
これも僕の選択の結果ですから、全く後悔はありません。
あと僕はそもそもちゃんとした就職をしようという気があまりなく、最悪今のバイト先に拾ってもらって、あとはブログを書くなり、YouTubeをはじめるなりしようと思っていました。
そしたらもう大学にいる必要性を感じられなくなったんですね。
これが僕の今の正直な心境です。
やめる前にやるべきこと
【本当にやめていいのかよく考える】
まずは本当にやめていいのかをよく考えましょう。
当たり前ですが、卒業できるならそれに越したことはありません。
例えば単位が足りない、なんとなく楽しくないとかであれば、もっとやりようはあると思います。
まずは友人や先輩、大学の先生に相談してください。
いまは何が足りていないのか、ストレートで卒業できるのか、留年しないといけないのかというのを全部整理してみましょう。
あと自分は将来どうなりたいのか、どういうことが向いているのかなど自己分析もしてみるといいと思います。
そこである程度の現状がわかったら少しモチベーションというのが湧いてきますし、危機感も出てきます。
そこから続けるのかやめるのかを決めるといいのではないでしょうか。
【両親に伝える】
それでもやめるという場合は、きちんとご両親に相談しましょう。
ただ闇雲にやめると言い出しても、納得はしてもらえないでしょう。お互いギスギスしたままになってしまいます。
そのため、なぜやめるのか、やめた後の進路、学費のこと、家のことなど、自分の考えを全部話さないといけません。
あと、かならず対面で。言い出しにくいからメールとか電話で済ませようとしてしまうと、絶対に変な誤解を生みます。
そのため、かならずアポを取り、時間をかけて話しましょう。
僕の場合は、バイトから帰ってきた後、まず母と話しました。単位が足りないことや、やめた後の仕事のこと、一人暮らしのことなどを全部相談しました。
そしたらすんなり納得してもらえましたが「今年中に家から出ていくこと」も言われました。
言い出す前は心臓が口から出そうなくらい緊張しましたが、全部言い終わった後はすごく清々しい気持ちでした。
ただ両親にも本当に申し訳ないと思っていて、毎月少額ですが、学費を返しています。
そんなこんなで、そのあとは同じ内容を父にも話し、退学する運びになりました。
【お金のことを考える】
学生のうちは、お金関係のことは全部親まかせにしていた方も多いと思います。
ただ、大学をやめたからには、そういうことも自分でしていかなければいけません。
まず僕がやったのは、学生の間免除してもらっていた年金支払いの書類を送ったことです。
なので今月から3万円くらい納めないといけません。
あとは各種健康保険や、社会保険、所得税のこともやっていく必要があります。
このへんは1人では大変なので、親に手伝ってもらっています。
学生のうちは気づかなかったんですけど、こういうお金って結構高いんですよね・・・
ちゃんと考えて使わないと、月末にお金が足りなくなってしまうこともありえますね。
まとめ
ということで今回は『大学中退完全ロードマップ』というふざけまくった内容で書かせていただきました。
まあ僕個人的には本当に後悔していないのでいいのですが、この記事がやめようとしている人たちの参考になれば幸いです。
ありがとうございました。
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