sheaffer | Targa (#2)
みなさんいかがお過ごしでしょうか。てるぺんです。昨日に続き、今回もシェーファータルガの紹介をします。書き連ねていたら長くなってしまったので前後編に分けて投稿しています。前編ではタルガやシェーファー社の概要について解説しているので、そちらもぜひご覧ください。それでは今回も最後までお付き合い下さい。
タルガ1006
僕が持っているモデルは格子状のデザインがかっこいいスターリングシルバー製1006というモデルです。長年使用しているため、軸は黒く燻んでいます。ニブは14k585のインレイニブを採用、他社のインレイニブとは異なり上に反っているため、比較的軟らかい書き味となっています。基本的に硬めのニブが多いと言われるインレイニブを採用していても様々な人に愛せれている理由はここにあるのだと思います。廉価版で鉄ニブを搭載した1001というモデルも試し書きしたことがあるのですが、似たような書き味だったので鉄ペンを搭載したモデルでも買う価値はあるかなと思います。
人生を変えた万年筆
自分は中学2年生ごろから体調不良とそれによる不登校に悩まされていました。そんな時に出会ったのがこの万年筆でした。中学3年生の夏、中学生にとっては大金の¥10,000を握りしめ電車に乗り、タルガを買いに行ったことを今でも鮮明に覚えています。この万年筆を手に入れたことにより、シャーペンだけではなく万年筆にも興味を持ち始めるようになりました。その後、YouTubeのみで活動していた自分が活動範囲を拡大し、TwitterやLINEのオープンチャットを通して万年筆に興味を持ち趣味の幅を拡大していったことは言うまでもありません。人間というのは不思議なもので、趣味などのやりたいことが見つかると自然と元気になるものです。中学3年生の後半には体調もかなり回復、現在では毎日が楽しいと言えるほど充実した日々を過ごすことができています。また趣味を通して新たな友好関係を築けた点なども踏まえると、この万年筆はまさに人生を変えた、そんな万年筆だと言えます。
最後に
今回はシェーファーのタルガを自分の過去のエピソードなどを交えながら紹介してきました。自分の思ったことを書いていたらかなり大変長い文章になってしまったため前後編の2回にわたって書いてみました。つたない文章だったとは思いますが最後まで読んでいただき有難うございました。
使用機材
Canon EOS 80D
Canon EF 28-80mm f5.6 USM