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【映画】弾道検査のさきがけ

映画「野良犬」という作品について、まとめてみました。

(※以降はネタバレを含む、個人的な感想になります)

1.作品について

映画「野良犬」は、1949年に公開された黒澤明監督の作品になります。

作品の個人的なポイントになりますが、

弾道検査を恐らく初めて取り入れたであろう作品
背景で事件の展開を表現している
・後楽園球場での実際の試合で、スケールアップをしている

この作品を観たキッカケですが、

脚本を読んだ際にとても面白かったので、映画は実際にどんな感じに撮られているのか、興味が湧いて観ることになりました。

2.ストーリーについて

大まかなストーリーは、

盗まれた拳銃を取り返そうと、盗んだ犯人を追う話です。

そこに他の事件との関係性が出てきて、スリリングな展開になっていきます。

①バスで拳銃を盗まれる

②お銀にピストル屋のことを聞く

③ピストル屋のヒモの女を捕まえる

④強盗殺人事件に盗まれた拳銃が使われたと聞く

⑤ベテラン刑事の佐藤と組む

⑥拳銃のブローカーである本多を捕まえる

⑦盗まれた拳銃が遊佐の手元にあることを知る

⑧遊佐の恋人のハルミに会う

⑨遊佐に佐藤がホテルのロビーで撃たれる

⑩ハルミに遊佐との待ち合わせ場所を聞く

⑪遊佐を捕まえる

次々と変化する展開に目が離せませんでした。

3.感想

脚本を読んでからの映画を観るということは初めてでした。

原作小説を読んでからに近いかもしれません。

ただやはり、脚本としてのストーリー展開の面白さと、映像演出の入った映画としての面白さに違いがありました。

映画として観ると、作品の時代の背景や雰囲気というものがより伝わってきました。

また、土砂降りのシーンでは、思っていた以上に雨が降っていたり、緊迫した感じを受けました。

一つの作品から、ニ度楽しませて頂きました!

※参考資料

4.まとめ

古い作品ですが、今観ても非常に面白い作品だと思います。

弾道検査が恐らく初めて取り入れられたというところが一番の発見でした。

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毎日更新できるように日々研究を重ねて行ければと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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