
ミニトマトの脇芽かきetc…
の話です。
育てている方には『知っとるわーい!』なのでゴメンくださいm(__)m
四国でひとり暮らししている息子から
「どれが脇芽?二本仕立てってどうするん?」
とLINEで質問が来てました。これを画像なしで説明するのがなかなか…(;´д`)
↓黄色いのが主枝。主枝から左側に伸びた葉の分岐点に出た赤丸が脇芽。
こんなふうに、ミニトマトは脇芽が各葉の付け根からいっぱい出ます。
赤丸の下の葉の付け根にも小さい脇芽が見えます。
この脇芽が大きく育つと下の赤丸のようにいくらでも伸びて、この枝にも花が咲いて実が成ります。
でも、全部の脇芽が育ってしまうと栄養が足りなくなるので(特にプランター栽培は)、脇芽は一枚目のように小さいうちに手でむしりとります。
①脇芽は小さいうちにむしり取る
②下の写真ぐらい大きくなった脇芽をとる時は主枝の表皮を一緒に剥かないように注意する。鋏で切ってもよい。
③大きな脇芽を切るときは晴天の日に。雨だと切り口からバイキンが入りやすい。
二本仕立てにするとは、こんな感じ。赤丸で分岐してますね?黄色い線が主枝。分岐から左側に伸びているのが側枝。
このように、その株のできるだけ根元に近いところから出た脇芽をとらずにそのまま伸ばしておいたもの、これを側枝とする。
これで、主枝と側枝の「2本仕立て」に。
主枝、側枝、それぞれに支柱を立ててやって、伸びるにしたがって誘因して育てていくってこと。
もちろん、主枝と側枝それぞれに、葉の分岐点から脇芽が出て来るので、これは見つけるたびにとります。
毎日毎日、見ているつもりでも、ある時思いがけず大きくなった脇芽を発見してびっくりすることもよくありますね?
主枝と変わらないぐらい太く長く伸びて花芽をつけていることもあります。そういう脇芽の大きく育ったやつは、鋏で切って土に斜めにぶっ指しておきましょう。
運が良ければ根が出て、トマトの苗がもうひとつ増えます(∀`*)エヘヘ
ミニトマトはより野生種に近いのか、ものすごく丈夫でよく繁って猛暑の真っ只中をのぞいては良く実が成ってくれる。育てやすくて長いことたくさん収穫が楽しめる初心者に優しい作物です(o^―^o)
管理が良ければ、11月ぐらいまで実をつけることも。もちろん、秋にはいって気温が下がると熟すのにすご~~く時間かかるけど。
ミニトマトで唯一の注意点は、雨。
熟した実に雨が当たると、たいては実がはじけて割れてしまう。特に、黄玉の品種は割れやすいような気がします。割れると売り物にならない農家さんでは、路地トマトには雨除けビニール屋根を設えていたりします。が、家庭菜園用で気にしない人は、かけなくてもいいかな?うちはかけていない。
梅雨時期、実が赤くなっているときはちょっと注意して、割れる前に収穫するようにすると良いかも。
あとはプランター栽培のときは、雨が何日も続いたときは、止み間に余分な水を抜いてやると良いかな?
こんなふうに↓…石とかブロックに片側乗っけて。
トマトは、どちらかというと乾燥気味に育てたほうが実がおいしくなるような気がしますね。
逆に盛夏の高温時は、プランターはすぐに水枯れするので早朝にたっぷり水やりしてね。昼間にやると水温が50~60℃になっちゃって根がいたむのでね。
一回目のミニトマトを収穫し終えたぐらいから、追肥をするといいね。
プランターの両縁に、パラパラと。枝にはつかないようにね。
と、説明したけども、はじめての家庭菜園で、『どれがなんだかようわからん』なとき。そういうときは、何もせず伸びたい放題でやっててもミニトマトの場合はno problem!ジャングルになってしまうけどね(´∀`)
ま、ワッシャワッシャと実を生らして、とりたいだけとって短期間で終了というのもありだし。家庭菜園らしい。
学童保育所で栽培してた時は、30株くらい地植えだったので脇芽もとらず背丈2mぐらいに伸ばして、ワッシャワシャでジャンジャカ実が成ってました。ピークには一度の収穫で100個ぐらい当たり前…まあ30人以上の子どもたちが楽しむには、数とれたほうが嬉しいのでね。近くの児童公園の一角をお借りして栽培してたので、夏場はそこだけトマト農家みたい(⌒▽⌒)
ちょっとした名物風景になってました( *´艸`)
トマトって水不足になったり、コンディションが悪くなると主枝からも根が出てきますよね?
ならば!
ということで枝を地面に這わせるようにして雑草と一緒に育てたこともあります。ものすごく丈夫に精気旺盛に育ってました。ただ、地際で実が成るので、虫にやられやすい(*_*;…
私の場合は、『なんでも実験気分』だったので、それも面白がってたんですけどね~。
まあ、自由にやってみたまえ!息子よ。面白いぞ!
今日も読んでくださってありがとう。
今週もがんばってまいりましょう☆