吉藤オリィさんの「ミライの武器」
今日3本目のnote書きますよー!イエーイ(^_^)v
なんでこんなにクレイジーに書いているのかと言うとですね。
来週からちょっとピンポイントで授業をしに行くんですけど、その時に学生さんたちにおススメする本が何冊かあるんですね。選書には私の中でそれなりの基準を設けてました。未来を担う若者たちが読んでくれたらいいなあという希望を詰め込んだ本のリスト♪なんちゃってかっこよすぎか(´∀`)
すでに前に読んでいてよかったという本に新しく選書した本を追加したリスト。人に奨めるからには自分も読んでなくちゃねってことで、それらを片っ端から読んでたわけです、引きこもって。本当なら読んでから選書せよ、でしょうが、まあ諸事情により順番がさかさまだけど許してねえ。せっかくだから、それをどこかに残しておきましょうよと。
それでワッセワッセ書いています。ごめんあそばせ~(*^^*)
さて、吉藤オリィさんはずっと前から応援しております。Twitterもフォローして静かに遠くから見守っております(∀`*ゞ)エヘヘ
オリィさんと言えばもちろんご存知、分身ロボットOriHime。
オリィ研究所とWITHALSの武藤さんが受賞なさったんですね、おめでとうございます!
さて本の話。
大切な友人のためにひたむきにコツコツと手足を動かして汗を流してきた人にしか言えない言葉がたくさん詰まっています。その言葉が、彼よりももっと若い人、子どもたちに向けて話しかけるように書かれている本です。
実は彼のGOALはものづくりじゃないんですよね。ロボットを作ることは手段で、目指しているのは「孤独の解消」。つきなみな意見ですが、彼自身が孤独に直面した経験があっての今なんでしょうね。
心震える言葉はそこかしこにありますが、私が一番これは!とゾクゾクしたところ。それはあとがきにありました。
『人は喜びを拡張することができる生き物なのだ。(p.222)』と言いこう続けます。
人はいずれ生身でできることは減っていくが、自分がほめられたり活躍しなくても、喜びの範囲を広くすることができる。
そんなふうに考えると、私もきみたちも高齢者になれば、同じ国の若者が元気なことがうれしく思えるかもしれないし、生きとし生けるものが、ただ生きているというだけで、うれしく思えるようになるのかもしれない。(p.222-223より)
背筋に電気走りました、感動で。80を過ぎた人が言っているんなら『そうですね。』なんですけど、彼はまだ私よりふた回り以上も年下なんです。それなのに、こんなことに気がついているなんて!
そして、さらにこう続くんです。
人は「託す」という能力をもっているということだ。(p.223)
託す…お恥ずかしながら私は彼よりかなり余計に生きてるのに、これまでの人生で「託す」という言葉をこの口から発した試しがない。しかもそれを人が持つ力だと。
そして、さらにその先を読んで、うわあっと感涙にむせびました…。そこはぜひ本で読んでみてくださいませ。
未来に向けた心からのエールは本当に人の心を温めるものなんですね。
マイノリティデザインの澤田さんと同じく、吉藤オリィさんもまた現在進行形でたくさんの人をハッピーの渦に巻き込みながら発展中の人です。
これからも目が離せない!
ここまで読んでくださってどうもありがとう。
ではまた。