絵から思い起こされる記憶
2022.6.2
昨晩、キッチンに立っている時、ふと思い出した絵。
私の実家に4、5枚飾ってあった、大きな絵について。
ゴールドやシルバーやブルーで豪快に描かれた、宇宙や銀河。
なんとか「わかこ」さんだということは覚えていて、でもフルネームで出てこない。
Google様で検索したら、一発で分かった。
「山本和香子さん」パリでご活躍のご様子!
↑リンクを読んでみると、宇宙のことや「天人」という絵だったり、夢で見た世界のことを描いていらっしゃるとのこと。
ちょうど、アウトプットする手段をどうしようかなあと、ぼんやり考えていたところだった。
実家は阿蘇で地震で取り壊しになり、現在は違う場所にあるんだけど、絵は残っているのか、母に連絡してみた。
今日、早速母から返事あり、現在の実家に運んで無事らしい。
しかも山本和香子さま、かつての阿蘇の実家にお母様と遊びにいらしたと!
(確かに絵の前で撮った写真見た記憶ある)
その時に交わされた会話まで、母が教えてくれた。
お亡くなりになるまでお母様から毎年ハガキが届いていたとか。
今、ふと思い出された30年以上前の会話、その場の空気、映像で見える。
今はない実家の白い壁、ワイヤーで吊るされた大きな額縁、床の豪快な木目、ツルツルのレザーソファ、笑顔。
きっとなかなか表に出ないであろう、母と娘の物語。
購入した父。
娘に記憶を伝える母。
記憶ってすごい!! (母、ボケなさそう笑)
まだまだたくさん、思い出すことがありそうだ。
山本和香子さんといつかお話出来るといいな。
ひとりの人を樹だとすると、
深くはった根っこから吸い上げるもの、コアとなる幹、
脈々と波打って広げる枝葉、何が実るのか。
うぅ、知りたい、聴かせてが発動する笑
このnoteのURLにもなってる「tell me your story」。
伝記好き、Wiki好き(真実じゃなくても)、全員自分のWiki書いたらいいのに。
まずは自分の「樹」をちゃんと知りたい。
もうちょっとなのに!というところ。