田名網敬一氏の色
2024.11.7
行こうと思っていた日に観に行けず、たまたま今日展示を観に行くことが出来ました。
どうも、#ふとたまたまマガジン です。
田名網敬一 記憶の冒険
Keiichi Tanaami Adventure of memory
2024年8月7日〜11月11日まで国立新美術館で展示されていて、今日すべりこめました。
なかなか生ものを拝見できる機会がなく、数年前に故郷熊本で展示されているのを友人のSNSで知って、いつか観たいと募っていた思いが満たされました。
田名網氏と言えば、カラフルな発色の良い色と細密なデザインが強烈で印象的です。
テーマは、戦争やアメコミ、生と死、性(性器、ジェンダー)など。
あまりに性的な画像やアニメーションは、単純な変態性を超えて、どのような発露になっているのか、パッと見て、うわー!と受ける印象では済まない、複雑な感覚と変態性があるのだと思う。(画像におさめなかった)
私が惹かれるのは、彼の発色の良い色。
エイリという名前を出す前は、MyFavouriteColorsの頭文字でMFCと名乗っていただけあって、色が気になる私です。
(余談ですが、united colors of benettonは日本撤退ですね、余談ですが)
今日はその色のルーツがわかって胸が熱くなったから、エゴンシーレに次ぎ、書いている。
赤と青、ピンクと水色
私が惹かれるのは、発色の良いカラーリング、縞々やドットの柄。
きっと気色悪いと感じる人も多いと思うけれど、鱗や耳や涙?などの模様の区切り方、そのカラーが独特。
んー!いい感じに頭痛くなって来ますね!笑
珍味みたいな刺激です、おいしい。
一番多く使われているように感じるのは、赤と青(ブルー、水色)、ピンク。
どうしてこんな発色を選んでいるのだろうと、興味がありました。
強烈に目に焼き付いている景色ってある。
私は産後入院が伸びて、やっと退院し自宅の布団から見た青空ともくもくの入道雲が忘れられません。
田名網氏は特にお母さんとの会話だし、戦争の体験は国という大きな枠組みを揺るがすもので、強烈だったのだろうと胸が熱くなった。
そんな由縁があるのだと思うと、愛しい色使いに思えてくる。
大きい美術館でグッズ買ってしまう民ですが、今ちょうどサンダルが欲しかったので、お迎えしました。
事務所と自宅の行き来に。
会期中に行けて良かった。それだけでありがたし!
帰り道は、何気に初めましての出雲大社東京分社へご挨拶。
神在祭限定!という言葉に惹かれ引きました笑
良き息抜きとなりました✨
いつもお読みいただき、ありがとうございます✨