見出し画像

CDO(最高デジタル責任者)とは?|DX検定のシラバスから重要トピックをご紹介 ver.1

皆さん、こんにちは。
関西でIT営業をしているへりおです。
本日は、DX検定のシラバスにある重要Wordに注目し、
なぜ今必要と言われるのか。
もたらす未来はどのようなものなのか。
さまざまな視点からDXを知るためのコンテンツです。

今回のWordは、「CDO(最高デジタル責任者)」

それではいきましょう!

CDOとは

CDO(最高デジタル責任者)とは、組織内でデジタル戦略やデジタルイノベーションを統括し、促進する役職になります。企業や組織がデジタル変革を推進し、競争力を維持・向上させるために重要な役割を果たします。

実際、2020年のDELLの調査では、

CDO設置率は専任者ではわずか5.6%でした。他の役職と兼務でCDOの肩書を持つ方は3.5%なので、両方合わせても日本国内の大手企業に存在しているCDOはわずか9.1%しかいないことが分かります。

ITmediaエンタープライズ


非常に少ない数字です。

別の調査では、DX責任者を配置している事案については社外向けが多いといいます。

最も多かったのは「顧客とのコミュニケーションや顧客経験価値」で41%だった。次いで多かったのは「内部オペレーション(生産・物流・取引)」で35%、「製品・サービスの開発」は18%とのことでした。

日経コンピュータ「DXの責任者がいる企業は46%、設置企業の過半は社外向けを重視」


デジタルリテラシーが低く、伝統的な日本型企業の保守的なアプローチでは企業改革は大きく進むことはありません。

専門知識を持つ人材を最高デジタル責任者として登用することで、デジタル戦略の策定やイノベーションの推進、デジタルリスクとセキュリティの管理まで一気通貫で進めることができるでしょう。


まとめ

最高デジタル責任者(Chief Digital Officer, CDO)は、組織内でデジタル戦略とイノベーションを推進する重要な役職です。彼らは、デジタル変革の主導者であり、ビジネス成果を最大化するためにデジタル技術の活用を促進していくことでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?