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約2年前に、ゲームに救われた話
秋空だなぁ…いやもうこの冷たい風、冬ですねぇ…
今回の記事は、私の過去語りです。
約2年前、抑うつ状態のとき
2年前までは、スマホは持っていてもゲームアプリはあまり入れたことがなかったんです。
アプリは実用的なアプリ…メモ帳とか料理レシピアプリとか雑学アプリとか…、がほとんどでした。
ゲームをダウンロードするにしても、オフラインで遊べる脱出ゲームやパズルゲームを連休中に少し。
クリアしたらすぐにアンストしていました。
世間で有名なタイトルは名前は知っていても、やろうとは思いませんでした。
ゲームのプレイヤースキルは、とても低いと自負していて、easyレベルでもクリアできないだろうと、やる前から決めつけていました。
ちょっと鬱(適応障害で休職中。後から考えたらけっこう重めの鬱)の状態になったときに、ずっと使っていたTwitterやLINEなども放置してしまい、自ら世間から隔絶した生活をしていました。
でも、次第に。
人とまったく関わることがない状態が続いていることに、危機感がわくようになりました。
identityV…第5人格いうゲームと出会い
なにかオンラインゲームをやってみよう。
ネットごしでもいいから、他人の気配を感じたい。
合わなかったら、すぐにアンストすればいいや。
そんな気持ちで、第5人格のアプリをダウンロードしました。
なぜ第5人格なのか?というと、「知り合いに会わなそうなゲーム」という基準で選びました。
あと、「私」が遊ばなさそうなゲームです。
第5人格は完全にプレイヤースキルでキャラの強さが決まるところが、逆に私に向いていました。
課金額で強さが決まるわけではないし、特に戦術とテクニックで戦うハンター陣営にすごく魅力を感じました。
自分のプレイヤースキルの成長度合いが、目に見える形で勝敗やランクに出るんです。
自己否定しまくっていた自分でしたが、ゲームの中でとは言え、成長できることに希望が見えました。
こんな私でも、こんな状態の私でも、上達することができるんだ…!
第5人格をきっかけに、他のゲームにも興味を持つようになって、いろいろダウンロードしては試しに遊んでみたりするようになりました。
そして、描けなくなっていた絵を、また描きたいと思えるようにもなりました。
第5人格の実録漫画を描いたら投稿するだけのアカウントを作ることになりました(今のゲーム垢)
ゲームを通してできた、新たな人間関係
当時、ストレスで声が上手く出ない症状があったので、ボイチャを初めて誘われたときはいろんな意味ですごく緊張しました。
2年もあるので、その間に人間関係はいろいろ変化していきましたが、今ほぼふつうに話すことができるのは、ゲームのボイチャのおかげです。
ゲーム界隈には、いい人もいるし、悪い人もいる。
第5人格は勝敗がつくゲームでもあるので、煽りや暴言に出会うこともありました。
このゲームのおかげで、多少図太くなれました。
自分の負の感情(イラつきなど)とも、向き合いやすくなったと思います。
ボイチャしてくれる皆さんはいい人ばかりで、このゲームを始めて良かったと思います。
自分の機嫌取りは…
なにごとも、取りかかることが億劫になりがちな私です。
だから、やらなければならないことがあったとしても、なかなか手に付けることができない。
そんな自分が嫌になるし、期限が迫ってきて慌ててギリギリ完了させることができれば「こんなにあっさりと終わるなら、もっと早くやっておけば慌てることもなかったなぁ」と、ちょっぴり後悔をしてしまうことも多いです…。
特に冬は、私にとっては、夏より気持ちは元気になる季節ですが、からだは眠気は強くなる季節でもあります。
だから眠気で、ミスや忘れごとがあると、少し落ち込んでしまいます。
気持ちが元気なぶん、マイナスに考えが向くと、思考が止まらなくなって、一気に抑うつ状態になってしまうんです。
逆にテンションが上がれば、アゲアゲ状態になれるんですけどね。
今じゃ自分の機嫌とりに、よく使うのが、ゲームです。
今のスマホゲームって、本当にすごいですね。
今は、第5人格以外に、Skyや原神をちょいちょいやっています。
どのゲームもそれぞれ良いところがあるし、自分の中に思い出があります。
やるべきことを早めに終わらせるようにして、ゲームの時間を作れるようにしていきたいとさえ、思ってしまいます。
30過ぎてこんなにゲームにハマるとは思いませんでしたが、これからも私の「好き」を増やせたらいいなと思います。