チャンピオンズカップファイナル初参加録 権利獲得から家に帰るまで
今回の旅の日記です。移動や試合や調整の事などチャンピオンズカップファイナルに関する事で覚えている事を時系列順に書いていきます。こういう人もいるんだなという気持ちで見てやってください。
5月18日~10月10日
およそ5か月前の5月18日にMagic Onlineで参加の権利を得る。
こんなに前から参加する事が決まっていたならこの時点で宿をとるべきなのに、先延ばししていたらいつの間にか10月になっていた。10月に入り、自分が紙のイベントに参加するんだという実感がようやくわいてきて宿をとることを決める。しかし静岡駅周辺で安い宿を探すも空いている宿がない。早く決めないと泊まる宿すら確保できないと危機感を持ち、目についた一番安い選択肢のサイホテルの予約をどうにか確保。ドミトリールームと書いてあったがこれも経験と割り切った。
次に試合で使うデッキを用意する必要があった。パイオニアの環境はダスクモーンが入った影響で変化し続けており、大会毎に新しいデッキが生まれる状態になっていた。オンラインの大会ならばギリギリまでデッキの選択を遅らせる事も出来るが、紙のカードは注文してからラグがあるので早めにデッキを決めて確実に完成させたい気持ちがあった。
久しぶりの紙のイベントで体力的にも不安があったので、コントロールやミッドレンジのような試合の時間が長くなりそうな選択肢を外しアグロに決める。そうしたら丁度MOのパイオニアの大会で結果を出せたので、もうこのデッキを調整していけばいいかなという気持ちに。
調整は1人でやる事になるかなと思っていたけど、mei君が話相手になってくれて自分の認識の歪みを修正できた。ありがとうmei君(その1)
紙の資産ほぼ0だったため、デッキ代だけで6万円ぐらいかかりました。マナの合流点許せねえ・・・(1枚6000円)
10月11日
鳥取から静岡まで移動する。まずは特急に乗り姫路まで。その後は新幹線に乗って静岡まで。だいたい4時間30分ぐらいでつきました。すぐにサイホテルに向かいチェックインして一休み。他の宿泊者もMTG関係っぽかったのでドミトリールームだったけどあまり気にならなかったです。また静岡であったら利用したいぐらい。ベッドでXを見ていたら知り合いが晴れる屋静岡店に行くポストをしていたので、自分も行って挨拶しようと向かう。が、知っている人の顔を見たとき実際にリアルで話したことない相手に話しかけるのって自分にとっては滅茶苦茶ハードルが高い事にここで気が付く。あと自分が知らない人と話してると話しかけにくい・・・。X上ではコミュニケーションとれるのに何故・・・。結局競技用のスリーブだけ購入して退店。明日は本番なのでコンビニで適当に食事をとり早めに床につく。
10月12日
本番の朝。8時に起きてゆっくり風呂に入り静岡駅から出ているバスでツインメッセ静岡まで向かう。会場についたのは9時30分頃で多くのプレイヤーが到着していた。有名なプレイヤーがたくさんいてこの時点でかなり緊張していた。同時にXやDiscord上でコミュニケーションをとっているプレイヤーもたくさんいて、せっかくリアルであったんだから挨拶しておきたいという気持ちと試合前だし迷惑かけられないという気持ちがあり挨拶を先延ばしにした。そうこうしているうちに第1試合が始まる。
1R アゾリウス・ロータス(Yuya Hosokawa)
いきなり有名な人かつコントロールと当たってしまい、ついてないなと落ち込みました。迷惑をかけないように丁寧にプレイしようと身構えていましたが、相手の方もゆっくりと丁寧にプレイしてくださり必要以上に自分が焦らなくて済んで安心しました。結果は運よく2-1で勝ち。久しぶりの紙の競技で勝つのは凄く気持ちよかったです。
2R 黒単デーモン(Tomoaki Ogasawara)
なんと今回の優勝者とここで当たってしまっていた。1ゲーム目はなんなく勝利し2ゲーム目で相手はダブルマリガン、こちらは土地2クリーチャー3スペル2のベストハンドをキープして流石にいったか・・・と思っていたらきちんと軽い除去、ハンデスを探しにいっており全て捌かれ負け。相手が上手すぎた。そのまま3ゲーム目も負け。
3R 黒単デーモン
黒単デーモン2連戦。このデッキ特有のブン回り、7枚キープ力線が火を吹き2-0勝ち。
4R アゾリウス・ロータス
またアゾリウス・ロータスとマッチしてしまう。こまかい試合内容は覚えていないが、相手が除去をうつタイミングとこちらの動きが噛み合って勝利した。サイド後に増えるロランの脱出が相手を苦しめており、構えられる前にソーサリータイミングで除去するか、相手に好き勝手させない為にマナを構えるかで悩んでいた。
この時点で3-1 初日抜け期待していいですかという気持ちが出始める。
5R セレズニア・カンパニー(yami)
突如現れた対果敢最強のカンパニーデッキ。この試合で初めて戦ったが一切勝つ気はしなかった。この時点では気づかなかったが、対戦相手がyamiちゃんの関係者の方だった。
6R ラクドス・ミッドレンジ
秘技7枚キープ力線が暴れて勝ち。
7R 黒単デーモン
ここまで4-2で来ており、勝てば初日抜けのマッチ。黒単相手にこのデッキはマリガンしにくく、1ゲーム目はマリガンせずに土地1キープして負け。2ゲーム目はマリガン後に展開鈍くなり除去とハンデスで負け。とあっさりと終わった。黒単デーモン、俺も使いたかったな。
結果は4-3 75位で64位に入れず初日落ちでした。久しぶりの紙の競技で最後まで目があったのは満足しています。次はロングゲームできるデッキも選択肢に入れて参加したいなと思いました。いつ権利とれるかはわかりませんが。
試合の合間に1人でいる状態のKomattamanやmei君にびびりつつも話かけました。当たり前だけど、どっちもフレンドリーでもっと早く話しかければよかったな~と思いました。
7試合目終了後は特に予定もなく、近くにいたmei君とおしゃべりしていた。そこにSWDさんが来て初めてリアルで対面してお話した。知り合ったのが4年前でようやく会えた~という感動がありました。3人で話しているとJVさんも加わりまたビックリ。更にyamiちゃんも来てどんどん知り合いと挨拶の輪が広がっていく。俺1人じゃ無理だった。ありがとうmei君(その2)流れでそちらの飲み会に参加させてもらえる事になり、くろきさん、Murachoさん、さねとみさん、てるてるさん、曳山まつりさんに挨拶する事ができた。飲み会も飛び入りで参加したけどすごく楽しめて感謝しかないです。
22時前には飲み会を抜けて再びサイホテルにチェックイン。明日は特に予定もないしふらっと会場行って他のイベントを楽しんだ後帰るかと計画しながらBO1プレイインを抜けて就寝。
10月13日
9時頃に起きて風呂に入りゆっくりと会場に向かう。11時前にはつき、そのまま出られそうな時間のイベントのコレクターブースターシールドに参加。出てくるカードは派手ながらも普段以上に難しいコンバットのやりとりに苦労した。パック格差も存在し、ファイレクシア:完全なる統一のコレブーが露骨に弱い印象を受けた。毒性関連はほぼ使えずコモン土地も単色で使いにくい。
そうこうしているうちにいい時間になり17時の新幹線に乗り帰路へとつく。鳥取には22:00頃につく予定で23:00から始まるMOのLimited Super Qualifierに間に合うように計画していた。姫路で乗り換えて少しすると上郡駅付近でイノシシと列車が接触事故を起こし遅延が出ているとの放送が。中々動かない列車にいら立ちを覚えつつも安全に運行する為には必要な時間だなと気持ちを整える。遅延は60分程度で済み、なんだかんだで参加する事はできた。計画は余裕をもって立てようという教訓を得た。
終わりに
全体を通してとてもいい経験になりました!コロナの影響で県外に出て人と触れ合う機会がほとんどなかったので新鮮な出来事が多かったです。特にオンライン上の知り合いと出会えたのは一番の収穫だったと思います。もっとこういう機会が得られるようにMagic Online頑張ります。1年に1回ぐらいは出られたらいいな。
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