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もう早、1月も終わろうとしていますね。 時節は受験シーズン真っ只中。若人達が己の道を切り拓くべく、ここ一番の勝負に挑む姿は本当に素晴らしく、それは眩しく見えるものです。 そのような訳柄もあって、本作は『新しい門出』を迎えようとしている若人達へ向けたエールの気持ちを込めて製作しました。 されば、此度は『作品の行間』を独り語りよろしく綴らせて頂きましょう。お時間の許す時にでも、ご一読賜れれば幸いです。 § 茄子に蝸牛 歪な形をした茄子の上に蝸牛(かたつむり)が這って
新年 明けまして おめでとうございます。 今年も宜しくお願い申し上げます。 稀有で酔狂で賢明なる読者の皆様の健勝と平穏無事を祈念しております。 本年の開口一番は「瓢箪鯰」です。 丸くてツルツルした瓢箪で、ヌルヌルした鯰を押さえる・・・それは正に、要領を得ない人間の有様を表しているのです。 『要領を得ない』と言えば、いつまでたっても自然災害を予知することができない人間、そして、国土強靭化を謳いながらも見通しがつかないまま右往左往している我が国のことを思い浮かべてしまうのです