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noteをはじめてみた


自分のなんでも備忘録として、あわよくば何かしらの交流があればいいなと思って、noteをはじめた。

学生時代は一日中Twitterに入り浸って、趣味の話をメインに何ツイートもして、そこで生まれる誰かとの交流もあったように思う。
その頃は洋画や洋ドラにハマっていて、身近な友人の中にはその話が出来る人がいなかったので、インターネット上の交流は欠かせなかった。
あんなにも入り浸っていたのに、社会人になってからというもの、気が付けば自分からインターネット上に何かを発信することへの抵抗が大きくなってしまって、すっかり呟かなくなってしまった。

見るのをやめたわけではない。TwitterがXに姿を変えてからも私は暇さえあればタイムラインを眺めているし、何かしようと思っていた休日の午前中や、早く寝ようと思っていた日曜の夜をインスタやTiktokやYouTubeに持っていかれることもある。

誰かの発信を受け取るのはやめられないが、自分の感じたことや日々の出来事、好きなこと、くだらない戯言まで、自分から何かをインターネットに書き記すための筋肉をいつの間にか衰えさせてしまったような気がする。

なぜ衰えさせることになってしまったのか、心当たりはいくつかある。

  1. 自己保身。ひらけた場所に言葉を残すことによって、自分の何気ない意見や感想が的外れだったら、知らず差別的なニュアンスを含んでしまっていたら。そういった、何かしでかしてしまいたくない、匿名の世界であっても悪く見られたくない、という保身的な自意識の肥大。

  2. 疑似Twitter的存在。Twitter入り浸り時代に出来た友人たちとは十年来の付き合いになり、そのうちの一人とは頻繁に顔を合わせ、旅行やら食い倒れやらライブやら実家やらに行くようになった。気の置けない仲になりすぎて、その友人との個人チャットではオタク的話題から日常から備忘録までお互い垂れ流し続けている。

  3. リセット癖。アカウントを作ってはすぐ消すとか、出来ていた関係を全て捨てるというようなはっきりしたものではないにせよ、自分の過去の発言が現在の自分の目に余ったり、なんとなく全部やり直したくなったりするときがある。そうなると過去ログをすべて消してみたり、その時興味があること専用のアカウントを作ってそっちに逃げてみたりする。大抵すぐに飽きて放置して、枝分かれアカウントは消し去る。そんなことをしているうちに面倒になったり、1に繋がったりする。

面倒なことは避け、自分の見られ方を大いに気にするという私の性分が関係している部分もあるが、私が公開の場での発信から離れた要因は2が大きく占めている気がしないでもない。

その友人との個人チャットでは、日常の大から小からオタク的妄想から悪感情から社会問題に対する考えから買い物のメモやることリストまで…ほんとうにあらゆることを垂れ流しにしている。ずっとちゃんとしたキャッチボールをしているわけではなく、双方受けとめられるつもりのない球を雑にその辺に投げていることもある。お互いのことを知りすぎているので、何を書こうが言おうが垂れようが気にする必要が無く、楽なのだ。
会話もでき、メモにもなり、人に話すことで思考の整理にもなる。
自分が忘れている自分のことを、その友人から引き出すこともある。逆もしかり。(友人は、私のことを外付けハードディスクと呼んでいた)

個人チャットがあまりにも疑似Twitterかつ安全地帯すぎて、そこに全てを垂れ流すことで満足するようになってしまった節がある。
ただ、これではあまりにも友人ありきすぎるし、外の世界で人との交流にいそしみたいという欲求はずっとあった。それでたまにTwitter(現X)に戻ってみては、呟かなくなるということを繰り返している。

それと、自分の思考や自分に起こった出来事を、あとで見返すことのできる媒体にまとめて出力しておきたいという気持ちもある。そもそもぼんやりした自分の感情・感想・意見etcを、言語化して出力する練習がしたい。

まずは紙の日記を書いてみたが、一週間足らずでやめてしまった。紙に書きつけるのははじめは楽しかったが、自分の字が汚すぎて、見る気が失せてしまう。これでは見返せない、読めないことはないが。書きつけることの億劫さを差し引いても、誰に見せるものでもないと思うとすぐにやる気がなくなってしまった。

日記アプリでも始めようかと思ったが、そういうアプリはなんとなくサービスの安定性みたいなものが弱い気がしてしまってやめた。いつのまにかサービスが終了してしまいそうで。これは私の勝手なイメージだし、それを言うならnoteはどうなんだという話でもあるが、クリエイターの人たちが有料でコンテンツを提供している場所なのでなんか大丈夫そう、というこれも勝手なイメージでここにたどり着いた。

別に何かをクリエイトしているわけでもない、そこらにいる社会人の個人的なただの書き散らしにすぎない文章をここに載せて良いのか少し迷いはしたが、とりあえずはじめてみようと思う。

自己の紹介をほとんどしないままだけど、これからの日記的投稿の端々で色々書いていくことになるだろうから、一旦ここで終わりとします。


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