ルミナスウィッチーズ4thライブ【二日間の出来事】

2024年7月6日。
この日はクラウドファンディング(後にグレイスファンディングと呼ばれる)で実現したルミナスウィッチーズの青衣装のお披露目会と公開リハーサルがありました。
私は公開リハーサルのみの参加だったので、当日はお披露目会に参加される方々よりは、少し遅めに会場であるところざわサクラタウンのある東所沢駅に到着。
その時は雨が若干降っていたくらいで時間的にもかなり余裕があったので、近くにあるTSUTAYAに寄り中を数分程散策することにしました。
そして外に出ました。

すると、何ということでしょう。

雨の勢いがTSUTAYAに入る前よりも激しくなり、雷の音まで聞こえているではありませんか。

視界を遮る程勢いよく降る雨を目の当たりにしたこの瞬間、数分前の自分の選択を悔やみました。
『何故に途中寄り道しようなどと考えてしまったのか』と。
慌てて会場に向かおうと歩きますが雨の勢いは止まらず、近くの建物で雨宿りすることに。
雨宿りしている最中初めてお会いしたナスチーズの方と遭遇し会話したりして雨が止むのを待ちましたが、結局雨の勢いは変わらず。
やむを得ず会場に向かいました。
会場に向かう道中に水溜りに靴がやられてしまい、この時点ではだいぶ憂鬱でした。

【公開リハーサル】


靴とズボンがびしょ濡れになりながらも会場に到着し、カフェで時間を潰している内に公開リハーサルの開場時間となりました。
抽選で取った紙に記された番号の席に座り開始されるのを待つ中で、悪天候によるアクシデントで照明が落ちるトラブルがありましたがすぐさまスタッフの方々が対応。
天井の照明を一旦降ろして作業を行う光景もそうそう滅多に見る機会もないので、こういった点でも貴重な時間だったと思います。
そして照明によるトラブルが解決し、始まった公開リハーサル。

舞台袖から勢いよく飛び出してくるルミナスウィッチーズの皆様。青衣装を見た時は予想していたとはいえ、実際に目の当たりにすると結構衝撃が強くてつい心の中で『おおっ…』となりました。
自分が知った時にはもう赤衣装はあって青衣装はアニメの中でしかなかったので、青衣装を着たルミナスウィッチーズは当然新鮮でした。
メンバーカラーのリボン(ネクタイ?)が青衣装だと凄い映えているように思えて、そこが私的青衣装の好きポイントの一つです。

公開リハーサルではそんな青衣装を着たルミナスウィッチーズによる、本番と同じようなパフォーマンスが三曲披露されました。されたのですが…
(これを書いているのが当日から数日経過してしまっていたせいで)『WONDERFULL WORLD』以外の二曲が何だったのか思い出せません。
確か『空に誓うから』があったような気がするのですが、それを含めても他の一曲が出て来ません
もし当日リハーサルに参加していてかつこれを見ている方で覚えてるよ!という方がいたらよかったら、教えて頂きたいです…

肝心の公開リハーサルの内容はというと、とにかく見てよかった。見れたのがよかったという感想が尽きません
「ここの歌詞は目線の高さはどこだったか」「立ち位置は1.5じゃなくて1.75じゃないか」など細かく修正して話し合っていく様子は、やはりこういったリハーサルの場でないと見れません。
普段のライブで少なくとも自分は気にしていなかった・気付けなかったような間隔や目線などの細かいところまで徹底して、本番に向けて仕上げていく全員の姿には月並みにはなりますが、『さすがはプロだな』と思いました。
しかもこのリハーサルの後にもまだまだ本番へ仕上げる作業があったというのだから、ライブ前日だけでもルミナスの皆様は物凄い作業量です。
これで翌日本番を控えていたのですから、ルミナスの皆様もスタッフの皆様も本当にお疲れ様でした。

【チェキ会】

公開リハーサル後に参加者に待ち受けていたのはルミナスウィッチーズとのチェキ撮影会。
過去にもチェキ撮影会はありましたが未だに緊張してしまいます。
しかもいつもとは違う初めての青衣装の皆様との撮影とあって、より一層緊張でドキドキしていたのはきっと自分だけではないはずです。

チェキ撮影は二チームに分かれての撮影となっていて

Aチーム:鳴海まいさん(ジニー役)、細川美菜子さん(渋谷いのり役)、藍本あみさん(ミラーシャ役)、真宮涼さん(アイラ役)
Bチーム:古仲可奈さん(マリア役)、結木美咲さん(マナ役)、吉北梨乃さん(シルヴィ役)、豆咲りおさん(ジョー役)

このような組み合わせとなっていて、私はAチームでの撮影に参加しました。

順番が回ってくるまで待機している間前後に並んでいる方々とお話しをさせて頂いたのですが、前にいた方が(おそらく?)海外の方で驚きました。
海外のナスチーズの方がいるのはXで見ていたので知ってはいたものの、いざ初めてお会いすると驚きがありました。
『空に誓うから』や新曲『Road to Miracle』の歌詞で『国境を越えて』という言葉がありましたが、本当に国境を越えてまでライブ会場に駆け付ける程の熱量を持った方がいる事実を前にして改めてウィッチーズシリーズ、ルミナスウィッチーズの凄さを目撃しました(もしかしたら国内にお住まいの方である可能性もありますが)。
その方と後ろにいた方と三人でしばらく『緊張しますよねー』『本当に一瞬だと思うので話す内容考えておいた方がいいですよ』と話をしている内に、前にいた方に順番がやって来ました。
ルミナスの四人に話しかけられて撮影をするその方の姿を『楽しそうだな』『あの人凄い嬉しいそうにしているな』と思いながら見ていると、ここで自分の番になりました。
荷物を台の置いて『お願いします』と一声かけて席に座ると、ここで私は一つ大きな問題に直面しました。
それは

『圧倒的な緊張、そして情報量の多さ』

藍本さん          鳴海さん
真宮さん    私     細川さん

撮影時構図としては上記のようになっていました。
今どの方向にいる誰が、何を話しかけてきてくれているのか、自分はなんと言葉を返すべきなのか。
全くもってわかりませんでした。


自分の番になったこと、四人に挟まれて見られている状況に置かれたことによる緊張。
それに伴う聴力の低下。
後ろにもまだ他にたくさん人がいるからなるべく急がないと、という焦り。

誇張抜きにそれらが一気に襲いかかってきた瞬間でした。
直前の方々が幸せそうにこんな難易度の高いことをこなしていたとは、思いも寄りませんでした。
そんな自分とは対照的に、四人は優しく声をかけてくださいました。

「(ポーズ)どうする?Lにするー?(この時に確か片手で4を作っていたはず)4ね。わかったー」
↑幻聴でなければたぶん鳴海さん

こんなことを言ってくださった記憶がありましたが、それに対して私はしっかりとした返事をできていた自信がありません。
それに加えて、首を動かす時大抵いつも右側を向くのでこの時左側にいた細川さんと鳴海さんには後頭部しか見せていなかったと思います。ごめんなさい、
後頭部ばっか見せてごめんなさい…

そんなことがありつつも自分の番が無事に終わりました。
台に置いていた荷物を持った際、私の後ろにいる方が撮影に臨んでいて声が聞こえたのですが、「あっ、今◯◯さん△△さんに話かけられたな」とここでようやく聴力が正常に戻ったのを感じました。

【4thライブ当日】

公開リハーサルから一夜明けた2024年7月7日。
いよいよ4thライブ当日の日。
道中の駅で目の前を歩いていた方が落とされたPASMOを拾ってお渡ししたりもしつつ、再び最寄り駅の東所沢駅、そして前日の公開リハーサルと同じところざわサクラタウンへ。
到着するとそこには前日とは真逆の晴れ渡った青空。そして汗ばむ陽気。
鳴海さんの太陽神ぶりを垣間見た気がしました。

【パーティールーム】

暑さに苦しみながらも物販に並んでグッズを買い、すぐに向かったのはパーティールームです。

今回初めてルミナスの青衣装が披露される4thライブだから記念に、といつもよりも多少贅沢をして事前に申し込んだこのパーティールームですが…
当日はその時の自分の選択を褒めたかったです。
そのくらい昼の部の開催まで待つのが辛くなる程の暑さでした。

暑さ以外にもパーティールームがあって良かったな、と思えるところがありましてそれは『他の参加者(ナスチーズ)の方々がたくさんいる』ということです。
久しぶりに会う方、会う約束をしていた方、まだ直接お会いしたことのない方、などそういった方々がいたのでファン同士の交流の場という面においても個人的にはあってよかったと思えました。
夏の暑い中を外やカフェ内で過ごすのも後々笑って語れる良い思い出になりますが、やっぱり暑さを凌げて快適に過ごせてかつ他の人たちと交流できる場所があるというのは強いです。
なので今後またイベントをところざわサクラタウンで行う時にはまたパーティールームがあったら、助かります。特に夏と冬。

ちなみに個人的な出来事になるのですがパーティールームで一つ大きな出来事がありました。
パーティールームのチケットを購入した人に付く軽食と飲料の引き換え券、それが入っていた袋を落としてしまったのです。
訳あって一度パーティールームに入ってすぐ外に出てからリストバンドを付けようとした際、付け方が分からずに格闘していたのですが、その時にリストバンド以外が入っていた袋を気付かずに落としてしまいました。
せっかく軽食がどんな味か気になっていたのに食べれないのか、と少々落ち込みながらも一応念の為にダメ元でパーティールーム内のドリンク引き換え場にいたスタッフの方に聞いてみました。

私「すみません。変なこと聞くようで申し訳ないんですけども、引き換え券が入った袋を落としてしまいまして、リストバンドだけが入ってない状態の袋って届いてたりしてますか?」
スタッフさん「あ、もしかしてこれですか。届いてますよ」←手に持ってた袋を見せてくれつつ
私「マジですか」

ダメ元で聞いてみたらなんと見つかりました。
さすがにこの結果は予想していませんでした。
なのでこの時は、今朝落とし物を渡したのが自分に返ってきたんだな、日本って落とし物ちゃんと返ってくるって本当だったんだなと色々と感激しました。

あの時のスタッフの方、そして引き換え券の入った袋を拾いスタッフの方に渡してくださった方、ありがとうございます。
私があの時あなた方に助けて頂いたナスチーズです。
あなた方のおかげでパーティールームの軽食を無事に食べることができ、4thライブの思い出が一つ増えました。
もしこれを読んでおられましたらこの場を借りて改めてお礼を申し上げます

【4thライブ本番】


昼の部開場時間になるとパーティールームを出て、会場であるホール内に向かいました。
受付を済ませて中に入ると会場内にはたくさんのフラスタが並んでいました。
フラスタは『ミュージックフェスタ(ミューフェス)』や『ルミナスウィッチーズ3rdライブ』でも見ましたが、毎回どのフラスタにもこだわりや愛情が込められていて、ウィッチーズのイベントに来たんだなという思いが強くなるので見るのがいつも楽しみにしています。

フラスタを見て開演時間が間近に迫った頃、席に座りその時を待っているといよいよ始まった昼の部が始まりました。
朗読劇・ライブパフォーマンス・新曲・既存曲のメドレー・グッズ、イベントのお知らせ・新曲を流しながらのエンドロール…と今回の4thライブは2nd,3rdに比べても新しい取り組みがあって、ボリュームたっぷりな内容になっていました。
夜の部も昼の部とは曲のラインナップが違っていて、そこの違いも楽しめて非常に良かったです。
『リクエストアワー』以降の間に『青空ダイブ』が個人的にTOP5くらいに入るくらいに、好きな曲になっていたのでFULLで流れたのは嬉しかったです。
昼の部の『優しい灯り』では鳴海さんと藍本さんが入場した時に前列にいた方が4つのペンライトで緑・赤・紫・青の光を灯していたのが、すっごくいいなって感じました。
1st〜4thライブのペンライトでやってた可能性があると思うと尚更エモいな、とも。

ルミナスウィッチーズの皆様も朗読劇やライブ、お知らせの時間の何から何まで楽しそうにしておられて見ていて温かい気持ちになりました。
舞台袖からわちゃわちゃしながら出てきたり、自分の紹介の時に「◯◯って呼んで〜!」と客席に呼びかけたりと両部共に盛り上がっているように思いました。
カッコいい瞬間も可愛い瞬間も美しい瞬間も面白い瞬間も、全部を間近で見れるのがルミナスウィッチーズのライブの醍醐味ですね。

ちなみにこれは余談なのですが…夜の部で細川さんが自分の使い魔の尻尾をにぎにぎしたり、振り回しながら話している姿があって(このことを後日つながルミナスのタグ付きでXにポストしたら、爆速で真っ先に細川さんからのいいねが来たのは正直嬉しさよりも恐怖を感じてヒェッ、ってなり……い、いつも好きです。ズッ友ラヴデス……)

【総括】


私はルミナスウィッチーズのライブは2ndから始まり、3rd・リクアワと見て来ましたが今回は過去に参加したライブの中でもかなりずば抜けて、盛り上がって興奮した楽しいライブでした。
単純に新たに披露された新曲二つと青衣装が良かったというのもありますが、公開リハーサル等もあったおかげで二日間も濃厚で楽しい時間を過ごせました。

また今回の4thライブではナスチーズの方たちとの交流も印象に残りました。
公開リハーサルに行く道中の雨宿りで初めてお会いし、公開リハーサルでは席が近く、チェキ撮影列では順番が前後になり、4thライブ夜の部のお見送り会でもチェキ撮影時と順番が逆になっただけの状態になり、何度も遭遇するという奇跡が重なった方がいたり
公開リハーサルの後に一緒にご飯を食べた方が夜の部の席で隣になったり
その方と別方向で隣にいた方とである方の話をしていたら、話題になっていたその方がちょうどやって来て私の前の列に座ったり、などなど
いささか偶然にしては出来すぎでは…?と思うような面白い出来事がたくさん起こって、色々な方たちと会って話ができた二日間でした。

そして何よりルミナスウィッチーズとナスチーズが双方共に楽しそうで、共に感謝を伝えていたのが素敵だなと感じました。
ルミナスウィッチーズはXでもステージでも新曲の歌詞の中でも、感謝の意味を込めた言葉をナスチーズに言ってくれて
ナスチーズの人たちもまたXでタグを付けてライブの感想と共にルミナスの皆様に『ありがとう』等感謝の言葉を伝えているのが数多く見られました。

感謝や好きという感情がキャッチボールみたいに何度も繰り返し続いているこの関係性はたぶん貴重だと思いますし、とっても素敵なことだと思います。
改めてウィッチーズシリーズを知った結果ルミナスウィッチーズを好きになって、ナスチーズの一人としてこの輪の中に混ざれたことが嬉しいです。
今後これからもルミナスウィッチーズとこんな素敵な関係性が絶えず続けばいいな、とそんな気持ちになった二日間でした。

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