P&G、Material、ONE CAREER、それぞれの中の人のストーリーをぶっ晒す #就活をもっと自由に
PANTENEはどうやら本気らしい。
いま、一見奇妙な現象が起こっている。
PANTENEがいきなり就活の没個性的な現状についてツッコみ始めた。
だが、写真のとおり、まだ現実とのギャップはでかい。
「夢見心地なこといって、サブいね」
「就活ネタ流行ってるから、学生の見方感だしてシャンプー売りたいんじゃね?」
「はいマーケティング、以上」
「エゴだよね、現場を知らないから、こんな無責任なことが言えるのだろう」
「こういうのでアホな学生が影響受けそうでかわいそうだな」
ネットやニュースアプリで今この瞬間にも書かれているだろう、傍観者たちのそれこそ「無責任なコメント」だ。
最近こういう一歩も動かないでチープな評論だけをする「ダサい大人」が増えている。
夕方18時の電車は「働かせ方改革」で会社を追い出された無気力なゾンビで溢れている。
こんなんじゃ若い人は希望は持てっこない。
街に溢れる黒い学生や新社会人たちは、個性を削ぎ取られた姿で、うつむいてたたずんでいる。本当は、みんな量産型産業ロボットなんかにはなりたくないはずなんだ。
評論家で、傍観者で終わりたくない。
こういうときに、1mmでもいいから行動できるカッコいい大人でありたい。
乗っかった一人の当事者として、チャレンジしたい若い人の希望になるようなことがしたい。
だから僕は、、
登場人物たちのリアルな舞台裏のやりとりを、全部晒してやることに決めた。
例えばこのパンテーンの広告、例えば車、例えばゲーム
そこに当たり前にあるものの裏には、いろんな大人の本気と少しの勇気、それぞれのストーリーがあることを感じてほしいのだ。
広告「だけ」で世界が変わらないのは知ってる。
でも、広告はきっかけをくれる。そこから生まれたいくつかのアクションが、人生の節目で一歩踏み出したいだれかの背中に、そっと触れることはできるかもしれないから。
このPANTENEの「奇行」は、一人の大人の勇気ある一歩から生まれ、彼に乗っかった何人かの大人がそれぞれもがきはじめた。その、舞台裏を知ってほしいのだ。
何が起こっているのか
2018年9月27日
▼一通のDM
Twitterで知らない方から一通のDMが届いた。
背景はよくわからなかったが、すごく誠実な文章に動かされ詳細を伺うことにした。
▼マテリアルと僕
そういえば、マテリアルグループには数年前からお世話になっていた。マテリアルパートナーズの執行役員の秋山さんにはずっとキャリアのメンターになっていただいている。秋山さん経由で転職したことはない。でもずっといい関係なのだ。
▼22時@渋谷道玄坂サンマルク
担当の関さんという方から、「22時から渋谷で対面で会えないか。直接話したいことがある。」と打診を受けた。
また「前日で申し訳ないが、明日の午前中にPANTENEのブランドマネージャが来日している。話さないですか。」とも。そこで関さんが今回の仕掛けにかけた思いと覚悟を聞いた。彼の言葉は、マテリアルのエグゼクティブ・ストーリーテラーという肩書が発するものではなかった。その言葉は全部関さんのものだった。(顔はちょっと怖いけど)
もともと10時からmtg予定だったPRTableの久保さんに急遽mtgの1時間前倒しをお願いした。普通ならできない。先約だからだ。今回は、PRTableとも久保さんとも「採用のあり方を良くしたい」という共通の思いを既に共有していたがあったから、勇気をだした。久保さんは快く受け入れてくれた。久保さん、本当に有難うございます。
久保さんすきです!!
9月28日
▼10時 P&G、Material、ONE CAREERでweb会議
P&GのPANTENEブランドマネージャの大倉さんは2つくらい上の30代の方だった。初見で眼光の鋭さに圧倒された。ちなみに僕は普段から多くの方とお会いしていてひとつ気づいたことがある(この日は8件アポイントがあった)。
覚悟が決まっている人は、上手く言えないのだが、みんなどこか同じ目をしているのだ。
彼自身の就活時の原体験の話、今回の仕掛けに込めた思いと覚悟の話を聞いた。これは、やるしかないや。と思った。
▼12時からの緊急経営会議
ONE CAREERとして、どういったオピニオン、アクションを起こすべきか。代表と経営企画でmtgを行った。意思決定は早かった。
ONE CAREERのオピニオンで学生を困惑させるのはよくないということ。リアルな現状への理解、あるべき姿を示し、ギャップを明らかにし、アクションを集うこと。
P&Gの大倉さんの勇気あるチャレンジを絶やさないように、就活にもっと自由にするためのバトンを勇気ある次の企業につなげること。
これが僕らの役割になった。
▼それぞれの土日
関さんとは何通やり取りしただろうか。方針やクオリティに関して意見をぶつけ合った。2日前に出会ったのに。そこにお互い遠慮や妥協はなかった。
ONE CAREER社内でもPJチームが結成されていた。そこでもメッセージが飛び交っていた。記事を書く人、QAユーザーの協力を得る人、それぞれが、この問題提起に対して何ができるか考え、動いていた。
かつて、数年前、土曜日の朝からサザエさん症候群になっていた自分は、もういなかった。何曜日だろうが関係ない。それで世の中が少しでも前進するなら。できることは全部やりたいのだ。
、、そして今日を迎えている。
もちろん毎日のようにこんなドラマは起こらない。
でも
大人になっても、ビジネスでも心震えるアクションが起こせるってこと
労働はつまんないかもだけど、意志のある仕事は楽しいってこと
意志のあるやつらのストーリーが、たまに交錯して火が灯るってこと
社会人になんのなんかやだなって思ってる学生の君に。
就活で社会に希望を感じられなくなってる学生の君に。
「とはいえ社会で生きていくには、、!」と論じ始めた社会人のあなたに。
「共感しました。私は。」で終わらせようとしている社会人のあなたに。
伝えたいのだ。
なんでもいい
1ミリでもいい
何かアクションを起こして欲しいのだ
誰もが変だと思ってるけど、自分だけ損をしたくないから身動きが取れないこんな狂った状況で。
議論を、巻き起こしてやろうや。
この凝り固まったものを、そろそろ変えてみようや。
来年になるか再来年になるか、もっと先になるかわからない。
たくさんの若い人がワクワクしながら自分らしい姿で輝いてる世界を、見てみたくないですか?
P&G、Material、ONE CAREERは、小さなアクションを起こしました。
PANTENE
60秒の長編動画(そうだよな、、沁みます)
ONE CAREER
Google先生も、もう動き始めています。
DMM亀山さんも
ハッシャダイ久世さん
ツイートひとつでもいい(できれば感想/評論以外がいいなぁ)、友達と議論してなんかやるでもいい、うちの企業も何かできないかねと社内で話してみるでもいい。
小さくてもいい。何かやってみませんか?
#就活をもっと自由に
でツイートしたものは全部見ます。
この一人の本気がつくった火を消したくないのだ。
勇気ある小さなアクションを見せてください。
みなさんのアクションはできるだけ集めて、それをこの没個性的な社会に叩きつけてやろうと思います。
誰かは「あついねー、エモいねー、悦に入ってるんじゃねぇよ」現実見ろよって言われるかもしれない。
誰かは「とはいえうちは社会的責任の大きな企業だから。」と言ってるかもしれない。
いいんですよ。そんなことはどうでも。
勇気ある人たちの小さなのアクションにつながるなら、少しくらい、恥かいたっていい。
この国の課題は、こういうときに自分の意志でダサく動ける「カッコいい大人」がいないことなんだ。
だから、ずっと希望がない。
まずは、髪と一緒にその若い個性をも縛ってる「無機質なゴム」を引きちぎってやりたい。
それだけで変わる?
いや、「その次」が必要だ。
たまには、ガッツリ恥かいて騒いでやりましょうよ。
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▼企業で何かやりたい方はこちら
▼個人の方で #就活をもっと自由に のハッシュタグで発信されたツイートは全部見ます。
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