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リック&モーティを巻いて吸う

程よい心地良さでアニメを観てるハギオです。
こんにちは。

今回はアメリカのアニメ、リック&モーティについて。
この観るドラッグ感よ。

リックはアル中でイカれた天才科学者で孫のモーティとは仲がいい。
家族も素敵に癖が強い。

僕はリック&モーティを観る時、その癖のエグさやブラックユーモアにシンプソンズの面影を見る。
アメリカ国民のおおらかさというか、表現への自由さを物凄く感じる。
人種の多い移民の国だからこそなのかな。

くだらないその場のジョークの奥には、価値観や差別について考えさせられるテーマが多い。
その先には事情や物事への真っ直ぐな視線からの問題定義が見える。

日本では先ずこんなアニメ作るの無理だよねw
批判が怖いからと潰される。


こないだ観たエピソードは、リックがモーティ含め家族のクローンを作り、増殖したクローンは自分達こそがオリジナルだと主張し殺し合う話だった。

時空や次元を超えて、うり二つのような自分達や、クローンが劣化してオモチャやぬいぐるみのようになった自分達と闘うリックとモーティたち。

馬鹿馬鹿しい内容のようで、自己のアイデンティティや生きる意味、自殺への虚しさ、色々な問題が含まれている。
哲学的ですらある。

オリジナルとは何か。

話の終盤、最後に生き残った彼らが本当のオリジナルなのかは分からない。

少し考えさせられる尾を引きずったリック&モーティの物語は草や紙と本当によく合う。
僕らの目の前に作られた暫定的な価値観やモラルを超えているからだ。
建前だらけの日本と正反対。

このアニメは草や紙をやって観るのが一番良い。
草や紙は物事の本質を見る事が出来るからだ。

それが例え一時的なドーピングと受け止められるかもしれないけれど、草や紙を摂取して降りてきた答えはずっと心に残る。

やっぱりこんなアニメが産まれない日本を勿体なく感じる。遊び心や冒険心が乏しい。
感性が保守的な文化ってつまらないんだよなあ。
そしていつか行き詰まる。

いつの日かサザエさんやちびまる子ちゃんと並んで、アル中の人間でも個性と多様性を認め愛を持って生きていく国民的アニメが産まれたら嬉しい。

そこにはきっと豊かな感性と深い愛が有る。

んな訳で先ずは大麻解禁しようよ、話はそれから。
って感じ。

感性も愛も本当大事。
巻いて吸いたい。

ではまた次回。

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