現代人中年、脂滅の決意(4章:脂肪を燃やせ)
第四章:脂肪を燃やせ
まずは3キロの距離を走る事から始めました、ペースはゆっくり6〜7キロのスピードで。
運動してない中年が突然走ったりすると膝を壊すってよく聞くじゃないですか?
あれガチですよ、なるほどと思いました。
学生時代は運動部で、結構ハードな練習で身体は鍛えてました、それでもたった3キロ、その距離でも走った後は足を引きずらないといけない程に膝が痛くなりました。
もう翌日の通勤に影響出るくらい痛くて、これは本当に下手すると膝壊してしまうなっていう実感がありましたね。
それでどうしたかというと
「走る距離を3キロから5キロに増やしました」
こうゆうとこですよほんと、これで膝壊してたら仕事にも支障出てましたよバカじゃないの。
ともあれ人間の適応力って思った以上に凄くてですね、痛まなくなった訳です。
3キロから5キロへ、そして7キロへ、最終的には毎晩10キロ走る様になりました。
「毎晩10キロ走ってる」というと大抵の人からドン引きされるのが結構面白かったです。
この頃のジョギングを含めた一日の消費カロリーは基礎代謝含めて2500〜3000k程、対して摂取カロリーは2000k弱。
一日おきの筋トレに加え毎晩の10キロのジョギング、正気を疑うレベルの食事制限。(週末に一回だけラーメンとか好きなもの食ってました、所謂チートデイ)
これで痩せなきゃもう人ならざるものです、さすがに痩せましたよええ。
体重は59〜60k、お腹周りもかなりスッキリ、2〜3ヶ月ぶりに合う友人からは口を揃えて「めっちゃ痩せたね!?服着ててもシルエットが細くなったのがわかるよ!!」と言われる様になりました。
しかしここまで来るともう止まるんじゃねぇぞ状態です、「痩せた」では満足いかず「いい感じの細マッチョにしたい」欲が生まれてきていた訳です。
痩せはしたものの、数ヶ月筋トレを継続した割に筋肉量が少ないな、という課題にぶち当たりました。
これ当たり前なんですよね、摂取カロリー削ってその上毎晩過度の有酸素運動を行なっていたので筋肉の育ち様がなかった訳です。
トレーニングについては、ジム通いしてベンチプレス100キロ上げるガチムチ先輩に時々相談していたのですが「メニューが極端すぎるのでちょっと見直した方がいい」と当時指摘されたのでここでメニューを再考しました。
極端な食事制限で脂肪抑えても、それ一生続けるかと言われたら確かにストイックすぎて自決した方がマシだなとなりましたので。
そこでトレーニングメニューを下記視点から見直す事となりました。
・禰豆子を人間に戻す前に食事を普通の人間レベルに戻す
・筋トレの負荷を上げる
・有酸素運動を減らす
要は「筋肉を覆っている脂肪はだいぶ落とせたので筋肉量を増やす方に重点を置こう」という事である。
ここで一度記述しておくと、「筋肉を増やす」と「脂肪を減らす」という行為は両方ともダイエットを行うに大変重要とされる事であるにかかわらず、それぞれを追求するには全く真反対のメソッドになってしまう。
ポケモンのソフトでいうと剣と盾ってとこですかね、多分違いますね。
・筋肉を増やすには適度な筋トレに加え「オーバーカロリー」を必要とする
(一日の消費カロリーを上回るカロリーを摂取する)
・脂肪を減らすには「アンダーカロリー」に抑える事を必要とする
(一日の消費カロリーを下回る摂取カロリーに抑える)
もちろん筋トレしないままオーバーカロリーになるとそれは単純に脂肪として増えるので太ります。
この2項目が相反する為に、トレーニング開始から途中経過段階で今の自分の身体が筋肉を増やした方がいいのか、脂肪を落とした方がいいのかによって判断し、以降のトレーニングメニューを変更する必要があります。
それで最終的にこの記事を書いている2020/12月現在のトレーニングメニューは
・腕立て20回×3セット(足はベッドに引っ掛けて身体が水平の状態で行う)
・腹筋ローラー20回×3セット
・スクワット20回×3セット(8キロのバーベルをもって行う)
・懸垂10回×3セット
・プランク(ヒップリフトブリッジ20回×3)
これを基本的に1日おき、身体が疲れてるなーとか極端に気が向かない日はもう無理せずにサボって二日おきとかでやってます。
ジョギングはもう無しにしました、ぶっちゃけ外寒いしこれ以上脂肪を削ることに注力する必要もなくなったので。
ただ別の記事にしようと思いますけどジョギングってダイエット以外のとこのメリットが結構あるんですよね、暖かくなってきたらまた走りに出る様になるかもしれません。
とりあえず脂肪は結構おちた為、有酸素運動はもう必要ないなってのを実感してます。