親子でつくるビー玉おもちゃ
今日は一粒万倍日。
何かを始めるのによき日なので、久しぶりにブログを再開してみました。
再開1回目は近況報告。
先週末に、木工ワークショップ(以下WS)を久しぶりに開催しました。
コロナになる前に、年4回に渡って連続木工WSを開催したことがあるのですが、その時は地元の絵画造形アトリエ アトリエ・アルケミストさんとの共催だったため、今回は当社主催で初の単独開催。
開催に先立ち、約2ヶ月に渡って、アルケミストさんのWSの手法を学ばせていただきました。
今までやっていたWSでは、子供たちが自由な発想で楽しそうに制作をする姿を見るのをただただ楽しむだけでしたが、学びが進んでくると、その裏に隠れた様々な意図が見えてきて、「ちびっ子たちの手を動かす機会を増やしたい」というアルケミストさんの想いにますます共感し、たくさん手を動かし、失敗をたくさんし、色んな経験をすることと一緒に自分の制作した作品を持ち帰って欲しいと感じるようになりました。
今回は、コロナ禍かつ初の単独開催ということで、目が行き届く規模にしたかったので、5組の親子ペアを募集し、おかげさまで満席。
当日は、子どもたちは受付が済むなり、開始時間のギリギリまで私が作った作例たちで遊んでくれていました。
自分が作ったおもちゃで、子供たちが遊んでくれる喜びを分かち合いたくて企画したWSなので、素直にうれしい。
(保護者の方にも同じ喜びを感じてもらえたらいいな)
私の拙い前説もそこそこに制作開始。
親子のWSということで、私の方でお願いしたのは、
「できるだけお子さんの自主性を見守り、親がやってしまうことのないようにお願いします」
ということと、
「親子でたくさんコミュニケーションをとりながら作ってくださいね」
という2点。
参加者の5つのペアを巡回していると、皆さん親子で仲良くワイワイ話しながら進めてくださっていました。
そして、それぞれのつくり方に個性があって面白いなと感じました。
・まずはスタート位置とゴールを決めてからその間のコースを作っていく子
・コースを作るための木を熱心に選び続ける子
・スタートから転がり具合を検証しながら、上から下へ着実に作っていく子
・「こんなコースにしたい!」というイメージを元に試行錯誤する子
こだわりポイントが千差万別なのも興味深い。
中でも、上から下に転がり落ちていく、という、このおもちゃづくりの基本概念をはるかに超えた発想で、自分がイメージしたコースをひたすら摸索していた子の制作意欲には、子供の無限の可能性を改めて感じました。
作例にならって作って欲しいお母さんの気持ちも垣間見えていましたが、最後にはわが子の自由な発想を認め「いい作品ができたね」と声を掛けてくれていたのが印象的でした。
授業じゃないので、正解なんてないのです。
楽しくイキイキと自分らしい作品づくりをしてもらえればいいのです。
約1時間の制作時間でしたが、皆さん親子で協力し、いろんなチャレンジや失敗を繰り返しながら、仕上げてくれました。
どの作品も、みんなの想いがつまった素敵なおもちゃになりました☆
ビー玉と木がぶつかるカタン、コトンという音がここちよく、作品によって奏でるリズムが違うのも愉しい♪
出来た作品を1か所に並べ、自分以外の作品で遊んでみてもらいました。
他の子がつくった作品の工夫やいいところを感じてくれたり、自分の作品との違い(優劣ではなく)に気づいてくれたらいいな。
夏休みにパパやママとつくった世界にひとつだけのおもちゃ。
作って楽しみ、遊んで楽しみ、遊ぶのを見て愉しむ。
自分のおうちでもたくさん遊んでもらえるとうれしいです。
年に4回開催予定ですので、よかったら遊びにいらして下さいね!
(連続で参加する必要はありません。単独参加大歓迎)
次回は11月5日(土)10:00~12:00(2時間)開催予定です。
テーマは工具を使ったオブジェづくり。
※開催時期が近くなりましたら、リフォーム工房 ベネ・ヴィベレ | Facebookや絵画造形アトリエ アルケミストさんのメルマガにて改めてご案内します
「ここちよい暮らし」
をカタチにしています
リフォーム×インテリア×整理収納×DIY
https://www.bene-vivere.co.jp/
リフォーム工房bene vivere
〜ベネ・ヴィベレとはラテン語で、
"よりよく生きる"という意味〜
毎月第3日曜日にお庭マルシェ開催中!
↓詳しくはこちら
https://www.facebook.com/groups/160758452637949/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?