眠りにつく前の
不安で不安で涙を流した夜
誰にも伝えきれない気持ちが
抑えきれずに
泣き声が漏れないよう
枕に顔をうずめ咽び泣いた
きっとわかってもらえない思い
説明ができない気持を押し殺し
眠りにつく
何度となく繰り返してきた夜は
やがてあける
届かないと思っていた声を
聞いて受け止めてくれる
優しさにあふれたその心は
ギザギザのとがった感情をすべてを包み込む
あたたかくてやわらかくて
ポカポカと心地よい
涙を流してきた日々よりも
泣かなくなった月日のほうが長くなった
大切に大切に時を育む
眠りにつく前の安らぎ時間を
じんわりと心の奥深くに閉じ込めて
嬉しい涙と共に眠りにつく
たわいもない私の独り言
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