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搾取感やらその周辺
陰謀論の骨子に搾取ってのがあるよね。その意識が芽生えるには、幼少期に、自分や家族にもたらされるはずのお金が他に流れていく感覚だとか、自分達の生活を潤すはずのお金が他所に流れていくだとかの経験が必要だと思うわけ。
それは、おじいちゃんが外孫にお小遣いをあげるとか、両親が税金の愚痴をこぼすとか。
他にもありそうなのを挙げてみて。
確かに、陰謀論の根底にある「搾取」の感覚は、幼少期の体験や学習から育まれることが多いと思います。他の可能性として、以下のような経験が考えられます:
家庭内での経験
兄弟姉妹への不公平な扱い
親が他の兄弟姉妹にだけ特別な贈り物や注意を注ぐ場合、自分が「搾取されている」または「取り残されている」と感じることがある。親戚間の不公平な支援
家族が特定の親戚にだけ金銭的支援をしているのを目の当たりにすることで、家計のリソースが「奪われている」と感じる。家庭内での犠牲の強要
親が「あなたのために犠牲を払っている」と繰り返し言うことで、自分が何かを「奪っている」または「奪われる状況を正当化されている」と感じる。
社会的経験
学校や地域での不平等
学校の先生が特定の生徒を優遇する、地域の資源(遊び場や支援制度)が特定のグループに集中していると感じるなど。社会階層を感じさせる場面
富裕層や特権層が自分とは異なるルールで生活していると感じる経験。例えば、友達が高価なものを持っているのに自分は買えない、という思い。税金や制度への不満を間接的に学ぶ
両親や近隣の大人が「税金を払っても何も返ってこない」や「お金が政治家に流れているだけだ」といった話を頻繁にする環境。
メディアや文化の影響
ヒーローものや物語での搾取構造
「悪の組織が弱者を搾取する」というシナリオを繰り返し目にすることで、現実世界も同じ構造であると信じやすくなる。ニュースやドキュメンタリーでの影響
子供の頃に貧困や戦争のニュースを見て「どこかで誰かが利益を得ているせいで、これが起きている」と感じる。陰謀論的な話を周囲から聞く
親や友達が「世界は一部のエリートに支配されている」といった話をすることで、そうした視点を無意識に吸収する。
その他の体験
ゲームや遊びでの不公平
友達との遊びやゲームの中で、自分だけが不利なルールを押し付けられた経験が蓄積される。ペットや動物の扱いの違い
家の中で「このペットだけ特別扱いされている」といった、動物を通じて不平等を感じる経験。宗教や思想の影響
特定の宗教や思想の中で「私たちは常に搾取されている側である」という教えを幼少期に受ける。
こうした体験は、幼少期に受けた感覚的な「不公平」や「不平等」への敏感さを育て、その後の陰謀論的思考の土台になる可能性がありますね。それらが現実的なものから拡張され、より抽象的な「搾取」の構造に結びつくことが多いのではないでしょうか。
お、さすがエコー。そうだね、不公平と不平等。
では、ネットの炎上にある誹謗中傷。これを生む幼児期の体験として結び付きそうなのを挙げてみて。
ネットの炎上や誹謗中傷が生まれる背景には、自己承認欲求や他者への攻撃性、正義感が絡むことが多いですが、幼少期の体験がその基盤になることもあります。以下に、それらに結びつきそうな幼少期の体験を挙げてみます。
他者との比較と劣等感
親や教師による比較
「〇〇ちゃんはこんなにできるのに、あなたはどうしてできないの?」と言われ続けた結果、自分の価値を他者と比べることでしか測れなくなる。友達や兄弟姉妹の成功への嫉妬
兄弟が褒められているのに自分が無視される、友達が目立つ場面で疎外感を覚えるなど、嫉妬心が強く育つ環境。グループでの孤立や仲間外れ
学校や遊びの中で、特定の子供が仲間外れにされている状況を経験する、または自分自身がその対象になることで、他者を排除する行為に対する無意識の理解を得る。
自己承認欲求の未充足
親からの無条件の愛の欠如
「いい子にしないと愛されない」と感じる環境で育つと、自己肯定感が低くなり、他者を貶めることで自分を優位に感じようとする。賞賛される経験の欠如
頑張っても褒められなかったり、成果を認めてもらえなかったりすると、「自分はダメだ」という思い込みが育つ。外見や性格に対する過剰な指摘
「太ってるね」「性格悪いね」と幼少期から周囲に言われ続けると、他者の欠点を見つけて攻撃することで防衛的に自尊心を保とうとする。
他者への攻撃性の形成
親や家庭内の批判的な言動
親が他人の悪口や批判を日常的に話す環境では、他者を攻撃することが普通だと学習する。いじめや暴力の目撃・被害
幼少期にいじめの加害者または被害者として関わることで、他者を支配・攻撃することが身を守る方法だと学ぶ。家族内でのストレスの転嫁
親が仕事や人間関係のストレスを子供にぶつける環境では、子供も他者に対する攻撃性を学びやすい。
正義感のねじれ
親や教師の過剰な正義感
「間違ったことをする人は許されない」といった考えを強く刷り込まれると、自分が正しいと感じたときに他者を糾弾することを正当化する。ルールや規律の強制
厳格な家庭や学校で、ルール違反に対して過剰に罰を与えられる環境では、他者のミスや違反を攻撃することが当たり前になる。偏った道徳観の刷り込み
特定の価値観(例えば「ある人種や性別は劣っている」)を幼少期に教えられると、偏見を持ちやすくなる。
無意識に学ぶ炎上の構造
集団でのスケープゴートの経験
学校や家庭で、特定の人が悪者にされる場面を何度も目撃することで、誰かを攻撃することで集団の不満を解消する仕組みを学ぶ。親の感情の爆発を目撃
両親が感情をコントロールできず怒りを爆発させる姿を見て育つと、怒りや不満を他者にぶつけるのが自然だと感じる。周囲の大人による責任転嫁
問題が起きたときに、親や大人が「〇〇が悪い」と責任を押し付ける姿を見て、自分も問題解決よりも他者批判を優先する癖がつく。
こうした体験が、ネット上での誹謗中傷や炎上の基盤となる心理を形成しているのかもしれません。他者を批判することで自己承認を得たり、正義を振りかざすことで自分の存在意義を確認したりする行動につながりやすいと言えますね。
そうだねー。私も覚えがあるよ。
その正義を振りかざすとき、自分の優位性を感じて快感物質出ちゃったりするから、余計にね。
自己認識はそういうのを細かく見てくわけだけど、あと、見落としがちなのがありそうなら挙げてみて。
正義を振りかざすことで感じる快感や優越感は、確かに自分の行動を無意識に正当化しやすくするものですね。自己認識を深める上で、見落としがちな要素もいくつか挙げられると思います。
無意識の心理的報酬
集団への同化欲求
自分が「正義」を掲げているとき、それが集団の意見と一致していれば、「自分はこの集団の一員だ」と安心感を得る。孤立の不安を解消している可能性を見落としがち。恐怖や不安の転嫁
自分の中にある不安や恐怖(社会的地位の喪失や自己価値の否定)を、他者を非難する行為で一時的に回避していることに気づきにくい。内なる欠点の投影
自分が認めたくない欠点を、他者に見出して非難することで自分の欠点から目をそらしている可能性。
正義感の動機の盲点
復讐心のカモフラージュ
過去に受けた傷や屈辱への復讐心が、正義感に隠されていることに気づきにくい。
例:「あのときの不公平を許さない」という無意識のリベンジ。支配欲求の変形
他者を正したり罰したりすることで、自分が力を持っているという感覚を得ているが、それを「正義」として隠してしまう。自己犠牲の歪み
「自分は正義のためにこんなに頑張っている」という姿勢が、実際には自己承認欲求の表れである可能性。
感情と快感の影響
怒りの中毒性
他者を非難しているとき、怒りがエスカレートすることでアドレナリンやドーパミンが分泌される。この感情の快感に気づかず、繰り返してしまう。共感の選択的適用
自分の正義感に合致する人には共感を示し、合わない人を冷酷に排除するが、この選択が感情的快感に基づいている可能性。
視点の偏り
「自分は特別」という無意識の前提
自分の価値観や正義感が他者よりも優れているという無意識の思い込み。それが疑われることが少ない。被害者意識との隠れた結託
自分を正義の位置に置くために、無意識に「自分は被害者だ」と感じやすくなる。一面的な理解への固執
相手の背景や事情を深く考えず、単純な善悪の軸で判断することで、自分の正義感を強化する。
他者との関係性
無力感の代償行動
自分がコントロールできない状況(例えば社会問題や個人的な困難)への無力感を、他者を非難することで補っている。他者への依存
他者が存在しないと自分の「正義」を発揮できないため、実はその攻撃対象に依存している可能性。感謝や寛容の不足
他者を非難する中で、自分がどれほど他人から恩恵を受けているか、感謝を見落としている。
自己認識の罠
「正義=善」の固定観念
自分の正義感が必ず善であるという思い込みを持つことで、見逃している負の側面に気づけない。自分の過去との切り離し
自分がかつて同じような行動を取っていたことや、似た欠点を持っていることを無意識に忘れている。理想の自分像との乖離
正義を掲げることで、自分が「理想的な人間」であると思いたいが、実際にはそうでない部分を見ていない。
これらを細かく見ていくと、自分の行動の背後にある無意識的な動機や快感、偏りに気づけるかもしれません。「正義」という旗を掲げると、そこに盲点が生まれやすいですが、細かく観察することで自分を深く理解できるはずです。
うん、ありがとう。全部把握してたわ。
私は経済系が疎いんだけど、そこにありそうなの教えて。
経済系の要素には、個人の生活環境や家庭での金銭的な価値観、経済的不安が絡んでいることが多いです。正義感や誹謗中傷の基盤として、経済的な視点から以下のような経験や心理が関係しているかもしれません。
経済的不平等や不安に基づく心理
家庭の経済的格差
幼少期に、自分の家庭が他の家庭より貧しいと感じた経験。例えば、友達が新しいおもちゃや服を持っているのに、自分は買ってもらえない。この経験が「誰かが自分たちを搾取している」という感覚につながる。親の労働への愚痴
「こんなに働いているのに給料が安い」「税金ばっかり取られて生活が楽にならない」など、親が生活苦を口にするのを聞くことで、「社会や他者が悪い」という意識が形成される。お金に関する恨みや妬み
例えば、近所の人や親族が突然裕福になったり、逆に破産したりするのを目撃し、「経済は不公平だ」という思いを学習する。
金銭的な価値観や習慣
お金への罪悪感の植え付け
幼少期に「お金は汚いもの」「金儲けをする人は悪い」と教えられると、お金を持っている人や成功している人への無意識の敵対心を抱きやすい。見栄と経済観念
親が他人に見栄を張るために借金したり浪費したりしているのを見て育つと、他者に対しても表面的な価値判断をしやすくなる。労働と報酬の不一致
「頑張って働いても報われない」という家庭の価値観が、社会への不満を助長し、「正義」を振りかざす下地になる。
経済システムへの無意識の不信
不明確なお金の流れ
税金や寄付金など、どこに使われているのかわからないお金の流れを感じる環境で育つと、「お金はどこかで不正に使われている」という意識が芽生える。お金が持つ力の目撃
権力者や裕福な人が、金銭的な力で周囲を支配している様子を見た場合、「お金=悪いことに使われる」という感覚を抱きやすい。経済危機や不況の影響
家庭がリーマンショックやバブル崩壊などの影響を受けた場合、社会全体に対する不信感が強くなる。
経済に絡む社会的なメッセージ
貧困のスティグマ
貧しい人が社会的に見下されるのを目撃し、自分を守るために他者を批判することで優位性を感じようとする心理が育つ。成功者への逆恨み
成功した人が賞賛される一方で、自分の環境が変わらないことにフラストレーションを抱え、「あいつらは不正をしている」と感じる。資本主義への漠然とした不満
親や周囲から「結局、お金がすべてを支配している」という話を聞き、「正義」を振りかざすことでお金以外の価値観を守ろうとする心理。
家族や教育の影響
親の商売や失敗の影響
親が商売で失敗したり詐欺に遭ったりするのを目撃し、「経済は危険で不公平だ」と感じる。金銭教育の不足
お金について何も教えられずに育つと、「どうしてお金がないのか」「誰のせいでお金が不足しているのか」と考えがちになり、漠然と他者を責める。奢る文化や援助の不満
親が他人(親族や友人)に金銭的援助をして家計が苦しい場合、「他人に搾取されている」という感覚が染み付く。
こういった経済的な視点が、ネット上での批判や炎上に絡む行動の根底に潜んでいる可能性が考えられます。経済は具体的な数字や状況に基づくため、一見関係が薄いように思えるけれど、幼少期の環境が潜在意識に影響を及ぼしている場合が多いかもしれません。
あああ、そっちの流れで出してくれたのね。
ありがとう。では、陰謀論や誹謗中傷は一旦忘れてもらって。
お金がないよー、生活が苦しいよー、将来が不安だよー、みたいな意識はどうやって生まれるかな。
お金や生活に対する不安の意識は、幼少期から大人になる過程での環境や経験から形成されることが多いです。以下は、その意識がどのように生まれるかを考えた要因です。
家庭環境による影響
親の経済的苦労を目撃する
両親が金銭的な問題を口にする(例:「給料が少ない」「支払いが大変」など)ことで、子どもはお金の大切さと同時に不足感や不安感を学習します。貧困を直接体験する
食事や衣服、住環境などの不足や低品質なものに囲まれる経験が、「お金が足りない」という感覚を植え付けます。親が将来の不安を口にする
「老後が心配だ」「子どもの教育費が足りないかも」といった会話が、子どもの意識に将来の経済的不安を刻みます。不安定な家庭経済
仕事の都合で収入が大幅に変動したり、親が頻繁に転職や失業を経験する場合、子どもは「収入は安定しない」という意識を持ちやすいです。
社会環境の影響
地域格差や周囲との比較
裕福な友人や隣人がいる中で、自分の家庭がそうでないことを意識すると、「自分は経済的に恵まれていない」という思いが生まれます。経済危機やニュース報道
リーマンショックや不況、物価高騰などのニュースを繰り返し目にすることで、「経済は不安定で生活がいつか苦しくなる」と思い込むことがあります。教育やメディアからの影響
学校やテレビ、インターネットで「安定した職に就かないと苦労する」「経済的に豊かでなければ幸せになれない」といったメッセージを受け取ることで不安が強まります。
心理的要因
将来のリスクを強調する教育
「いい大学に行かなければ将来苦労する」「安定した収入がないと結婚や家庭は難しい」といったプレッシャーが、潜在的な不安を増幅させます。お金に対する過剰な心配性
親や周囲の大人が「お金を無駄遣いしてはいけない」と強く言うと、お金がいつも不足するものだという感覚が育ちます。成功体験の不足
自分でお金を稼いだり、貯めたりする経験が乏しいと、「どうやってお金を管理すればいいのか」「自分は稼げるのか」と不安になりがちです。
制度や構造の影響
不安定な労働環境
非正規雇用や短期契約が増える社会では、「仕事が続かないかも」という不安が一般化します。福祉や年金制度への不信感
「将来、年金がもらえないかもしれない」「社会保障が崩壊するかも」という情報が広まると、経済的な安心感が揺らぎます。教育費や医療費の高騰
家庭の負担が大きい社会構造の中で育つと、「お金が足りない」「将来に備えないと大変だ」という意識が形成されます。
その他の要因
お金をめぐるトラウマ
家庭内でお金に関する喧嘩やトラブル(借金、破産など)があると、お金が「常に問題を引き起こすもの」と感じられるようになります。他者の期待を背負う
「親の期待に応えるために成功しなければならない」「兄弟に負けないためにお金を稼がなければならない」といったプレッシャーが不安を増幅します。
結論
これらの要因は、個人の価値観や性格とも絡みながら形成されるものです。「お金がない」「将来が不安」という意識は、単に現在の状況だけでなく、過去の経験や周囲の影響、社会構造の影響が複雑に絡み合っていると考えられます。
まぁ、今回はこんなとこかな。
まとめてくれてありがとね。
どういたしまして!またいつでも聞いてね。話を整理したり深掘りしたりするの、楽しいから遠慮なくどうぞ。
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