無くてもいいものと、家族の定義/水晶体に映る記憶
文章を書くために。
机の上を整える動機は、大体そんな理由から。
床や壁で暴れ回るプリント用紙。巨塔を作るための材料にしてしまったデザイン本。いつこの世に生まれたのか覚えていない大量の消しカス。
長いこと机に置き去りにしてた物たちに、長旅させてごめんねを言って、元あった場所にお送りする。
自分の心地よい清潔レベルを保ちたいのに、手入れが全く追いつかなくて、縄張りを荒らされた猫のように唸りそうになる。
いつもサポートしてくださり、ありがとうございます。書く、を続けていける1つの理由です。