TTTTT人間になりたい。(仕事人としてどこを目指すか。目指したいか。)
働き始めて1年2ヶ月。
最近よく考えるのが、私は仕事人としてどこを目指すのか?ということ。
新卒で入社した今の会社は、2年後に起業家として事業をスタートするという条件(というほど縛られたものではないが)で採用された。
会社としては、ソーシャルビジネス1,000事業を目指して進めている。
入社後最初に配属されたミャンマーの事業は、
「2年以内に立ち上げるための修行」という形だった。
入社当時はカンボジア農村でのビジネスプランを考えていた私にとっては、
事業のモデルやそこで関われる人たちが一番近かったミャンマーの事業に惹かれ、ミャンマー行きを希望した。
その後半年で今の事業への異動を希望することになる。
やりたいことが変わってきたから。
ミャンマーも今の事業も、どちらも楽しい。
と同時によく考えるのは、「自分は仕事人としてどこを目指すのか」ということ。
入社したての頃から特にミャンマーにいる間は、
「将来起業家にならなきゃ!」という想いが強くあった。
起業家になるために必要なリーダーシップやマネジメント、
考え方や振る舞いを身につけることに必死だった。
でもその中に、自分はこれがしたいのか?という葛藤があった。
自分の性格にも合っているのか?という点含めて。
性格を変えてまで、リーダーになりたいのか?
よく、ジェネラリストかスペシャリストかという選択があるがけれど、
起業家=ジェネラリスト で、
圧倒的な技術力より、圧倒的な精神力が必要なイメージ。
上手く言語化できないけれど、
それは自分が目指したい姿と違うような、違和感がある。
将来自分が起業家になるかならないかは別として、
自分の強みを伸ばしまくって活かしたいという想いが強くなってきた。
最近周囲から言ってもらえる私の強みはこのあたり。
・人の気持ちを汲み取る力
・相手のテンポに合わせて待つ力
・文字で伝える力
・切り取る視点の面白さ(写真に表れているらしい)
そしてこんな働き方いいな、と思うのは、
自分の持つ強みを深め、
スペシャリストとしていくつかの領域をもち、
その領域をかけ合わせながら、
独自の価値を提供して誰かの力になるというスタイル。
T字型人間でなく、TTTTT人間でありたくて、
状況に応じてT同士をかけ合わせるイメージ。
(ひとつひとつのカレーがT。混ぜ合わせる(T×T)と美味しさアップ。)
どんな場所でも、自分がどんな状況であっても(これかなり大事。身体的アドバンテージを抱えている不安も大きい。)、
社会に価値を提供し続けたくて、
この形であればそれが実現できるのではないかと考えている。
起業家を目指すのが全てではないと思えるようになってきた。
どんなスペシャリストになろうか。
何を実現させようか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?