【射撃のはじめかた】ペーパーテストの話(前編)
クレー射撃を始めるための関門のひとつに、
猟銃等講習会(初心者講習)で行うペーパーテストがあります。
このテストは全50問の◯✕で回答し、45問以上正解で合格となります。
今回は最初の関門となるペーパーテストの準備と対策について、前後編に分けて実体験を記録していきます。
前編では受講申請と0次面接について解説します。
①講習受講申込書を準備する
所持許可の第一歩として、居住地を管轄する警察の生活安全課で猟銃等講習会(初心者講習)の申請を行います。
申請用紙は各都道府県警のHPからデータ取得が可能です。
申請用紙含め下記を準備したら、
生活安全課に書類提出ができます。
講習受講申込書
縦3.0㎝、横2.4㎝の証明写真1枚
都道府県収入証紙6,900円(※時々値上げするみたいです)
②講習を申し込む
書類を準備したら、居住地を管轄する警察の生活安全課に電話連絡します。
各都道府県警のHPから事前に講習会日程を調べて連絡するのがベターです。
月の開催回数や一度に参加できる人数が限られていることもあり、
枠がすぐに埋まってしまうケースもあります。
また、生活安全課の受付時間は平日朝~夕方となっているため、
電話連絡する時間帯にも注意が必要です。
書類の提出は郵送、警察署に出向いて提出などで対応します。
私の場合は近所だったこともあり、直接提出しました。
③最初の関門?0次面接について
実はこの書類提出や電話の過程で
生活安全課の担当者から面接を受けることがあります。
ペーパーテスト申し込みの段階でスクリーニングを行うイメージです。
実際に聞かれたことはこんな感じでした。
銃砲所持の動機や目的
家族構成、同居人の理解はあるか
職業について
お酒を飲む頻度や量
ギャンブルをするか
現職の警察官から質問を受けるため緊張しますが、
ハキハキ受け答えすればさほど突っ込まれない印象です。
私の場合、ハンターの知人ができて誘われた話を動機として伝えたところ、後日生活安全課の担当から知人へ電話があったと聞き、驚きました(!)。
④前編のまとめ
前編では書類の準備や提出、生活安全課の担当による0次面接について記事にしました。
馴染みのない書類や収入証紙の準備、平日の対応などは私にとって結構ハードルになった記憶があります。また、0次面接は事前に心構えをしていても緊張してしまったため、あらかじめ何回か練習しておくとよいでしょう。
後編ではテスト勉強の進め方、テスト会場の雰囲気、合格率について解説していきます。