鎌倉てくてく③
さて、スタバの後はひたすら歩きまくる旅になります。
まずは佐助稲荷神社から銭洗弁財天宇賀福神社へ。ここも妹に強く薦められた場所です。
スタバを出て右方向のトンネルを抜け、修学旅行生や観光客の向かう方向へと進むと、やがてお稲荷さんでお馴染みの朱色の鳥居が見えてきました。
佐助稲荷神社は、小規模な伏見稲荷大社といった印象ですが、お稲荷さんの小さな置物が所狭しと置かれているところに、何気に迫力を感じます。
この神社の本殿は更にお稲荷さんの置物がいっぱいあって、お参り中一斉に見つめられているような気分になりました。
その次は銭洗弁財天宇賀福神社。
京都の伏見稲荷大社のように、神社仏閣の中には、アミューズメントパークかと思うくらい楽しい神社を見かけることがありますが、この銭洗弁財天もそのひとつ。
参拝するのにまず岩のトンネルを潜るところから、神聖さよりも「おもしろいー!」という気持ちが沸き立ちます。
境内では奥宮の洞窟に沸く聖水でお金を洗って、財運向上を願います。
手順としては、まず社務所で線香と蝋燭を購入して、奥宮内でお金を洗うためのザルを受け取ります。
そして、蝋燭と線香を祀ってから、岩窟にはいって、お金を洗います。
ちなみに私はその手順を知らずに奥宮に入り、誰かが使用した後のザルを使ってお金を洗っていました。。。
誰かの厄を洗った道具を使っていようとは。。
後で間違いに気がついて再度仕切り直しました。
せっかくなので、願掛けで1万円札を洗いました。
銭洗弁財天を後にしたのは、ちょうどお昼時でした。
前日の江ノ島で妹が食べてたしらす丼がめちゃくちゃ美味しかったので、「今日は絶対にしらす丼を食べるぞ!」と心に誓っていたのて、しらす丼のあるお店を探しに行きます。
海辺まで出れば、きっと海産物のお店があるに違いない、美味しいしらす丼を食べれるに違いないと、テキトーに歩き始めました。
なんやかんや歩き続けているうちに、海にたどり着きました。
でも、思ってたようなお店はなく、京都にも店舗のある町田ラーメンしか見当たりません。
とりあえず海岸沿いを歩き続けますが、しらす丼を食べられそうなお店は見当たりません。
一軒お店があるにはあったのですが、私のような陰キャが入るには敷居が高く、そそくさと退散。
食事の後、家族へのお土産を買いに、 再びウロウロしていたのですが、もはやまともな判断ができないくらい疲れていて、干物専門店では何ひとつ買うものを選ぶことが出来ませんでした。
自宅に帰った翌日、近所のスーパーへ買い出しに行ったのですが、こちらで売ってる"あおさ"はショボい上に高いので、せめて"あおさ"くらい買ってくればよかったと思いました。