あまがさき一箱古本市
あまがさきキューズモールで奇数月に開催される、あまがさき一箱古本市に出店しました。
今回はお手伝いではなく、私がメインです。
一箱古本市については、「一箱古本市の歩き方」という書籍の前書きで、以下のように解説されています。
二〇〇五年、東京の谷中・根津・千駄木、通称「谷根千」と呼ばれるエリアで「不忍ブックストリートの一箱古本市」がスタートした。
「一箱古本市」とは、その地域に点在する店の軒先を借り、その前で一人が一箱の古本を販売するという、誰もが自由に参加できるイベントである。
「一箱古本市あれこれ(情報など)」というブログで、開催情報が月別に情報発信されています。
ただし一箱古本市及びそれに類似するイベントは、全国でひっそりと開催される例も多く、地元での開催の有無については、血眼になってSNSをチェックしまくる必要がありそうです。
私は子供の頃「あなたの知らない世界」や「宜保愛子スペシャル」を嬉々として見てた世代で、ホラー小説よりも実話怪談や、怪談に纏わる伝承、歴史が大好きです。
そして、そんな本が家の中に山ほどあるので、今回はその一部を出品しました。
ただ、来る人来る人、多少興味を持ってもらえるものの、なかなか購入してもらえません。
もしかすると、世間的には「オカルト大好き!」という事をひた隠す傾向があるのかも。。
(ちなみに「オカルト」というワードの語源は、「隠れたるもの」を意味する言葉なのだそうです。)
人前で自分の嗜好性を丸出しにしてることが、段々恥ずかしくなってきて、「もしかすると、色んなジャンルの本の中に紛れ込ませた方が、同志たちも手に取りやすかったのでは。。」などと、まぼろしの同志を気遣ってみたり。
なかなかに痛々しいですσ(^_^;)
午後に突入してお客さんが増えてきた頃、何とほんまもんの怪談作家さんが立ち寄って下さいました!
(ご本人に了解を取ってないので、名前は一応伏せておきますが、本屋さんやAmazonで作品が販売されています。)
気さくなかたで、色々お話しして下さったのですが、この時の私は緊張でめちゃくちゃ舞い上がってて、ちゃんと対話になっていたのか、失礼がなかったかとても不安です。
その節はお声を掛けて頂き、本当に有難うございました!
結局イベントでは、この怪談作家さんを含め、数名のかたに本をお買い上げ頂きました。
買ってもらえたのはとても有難い事なのですが、自分の好きな本を手放したことが、想像以上に悔やまれて、売れなければ辛いし、売れたら売れたで悲しいし、メンタル的にはなかなかに厄介なものを感じましたσ(^_^;)
恐らく手放した本たちは、時間を置いて再び購入することになりそうです。
なに?この無限ループ。
ちなみに次回3月も、ほぼ同じテーマで出店しようかな〜と思っています。
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