がらくた市
昨日私にしては相当歩き回ったので、さぞや疲れてぐっすり熟睡出来るだろうと思ってたのですが、何故か気が立ってなかなか寝付けず、しかも津波に襲われる夢を見て、夜中2時半頃に目が覚めてしまいました。なかなかに恐怖な夢で、目覚めた瞬間「昨日の夜も津波の夢を見た気がする!!」なんて勝手に思い込み(前夜の夢なんて覚えてねーっす)、沿岸部に住んでる妹に危機が迫ってるんじゃなかろーかと、今にして思うと訳のわからん妄想にひとりドキドキしていました。
妹に変な連絡しなくてよかったです。別の意味で心配されてしまうわ!!
私にしてはハイスピードで出かけてますが、たまたま今日は月に一度のがらくた市の開催日だったので、東寺まで行ってきました。がらくた市も弘法さんも、コロナに翻弄されて、開催したりしなかったりです。
その名の通り、誰が欲しがるんだろうと思うようながらくたがいっぱい売られています。多分骨董好きや民芸品が好きな人には刺さるのでしょう。
私はと言うと、見てて面白いとは思うのですが、現実的に自宅に迎え入れる事を考えると、全然前向きにはなれず、ただひたすら眺めてるだけです。多分おとんなら一日中ここにいても飽きないでしょう。
実際のところ、おとんは生涯をかけて物を増やしまくった人で、祖父母の古い家に残されたガラクタまで引き取って来るような人なので、実家の方もなかなかに混沌としています。これらを選別するのもこれからの課題なのですが、盛大に物を捨てまくる私に、おとんがどこかで睨みを効かせてるような気がしなくもないです。
がらくた市では毎回似たような物が売られてますが、今回ダントツに異色を放ってたのがこれ!
蛇の抜け殻を入れたお守りが売られていました。しかも、お店正面のショーケースには生きた白蛇さまが!!!なんか祟られそうな気がして、ビビって写真は撮りませんでした。でも中国人観光客はお構いなしに写真撮影してて、強メンタルというか文化の違いを感じました。
このまま何の戦利品もなく帰るつもりでしたが、ふと謎のオブジェを見つけました。このピチョン君のようなものは一体なんぞ??
何かの縁起ものだろうかと思いお店の人に聞いてみたところ、これは九谷焼の壺の蓋の取手の部分だそうです。パーツ毎に作られて蓋に糊付けされるそうで、今回取手だけがたまたま出回ってきたそうです。
一個200円。買った!
ひとつだけ購入して帰りかけたのですが、何となくペアで飾りたい気がしたので、もう一個追加購入しました。
いや、ただの取手やねんけどね。むだむだむだー!な物なんですけどね。
でも知らずに見たらアートっぽいし、安いし、小さいから場所取らないし、まぁよかよか。
☆追記
冒頭の写真は同じくがらくた市で売られてた紅型の帯です。紅型大好きなのでいいな〜と思うのですが、今は着物を着たいという気分に全然ならないので、獲得欲が湧いてきませんでした。