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「えびちゅう 夏のファミリー遠足 略してファミえん in 山中湖2024」2日目の感想レポ

初めてファミえんに行った。
こう思った。

1週間経っても、ひざの日焼けがおさまっても、良さは色あせない。ウオーターキャノンの水量への驚きもだ。濡れていい半袖ハーパンでいってほんとよかった。

感想を書いきたくなったので、書きます。
ちなみにnoteに登録して10年目で3本目の投稿のようです。
音楽ナタリー編集部さん、絶対負けない!(レポが挙がるの楽しみにしてました)

1.ラブリースマイリーベイビー

真夏の太陽、広く澄んだ山中湖-。
これほど「きらら」が素晴らしいものだとは思わなかった。天気がよければステージバックに富士山が見えるという。

9人のアイドルが舞い降り、まばゆい光が放たれた。
ラブスマだ。

開演前、たしか「ラブスマききたいな~」と歴戦の同行者「U」にこぼした覚えがある。ファミえんでこないはずがないのだが、ぜったいにファミえんでこれを聴きたかった。

10度目の夏が幕を開けた。ゴーインゴーイン!!!

3.YELL

前提として、えびちゅう(旧エビ中)から一番離れていた2017年リリース。思えば、思い入れが薄い曲なのだ。

俺はフリコピ勢でも、コール勢でもない。
強いて言うなら、一挙手一投足見逃したくないメガネ凝視勢である。
その俺がここまでYを掲げ、Eを描き、L!L!と跳んだのは初めてかもしれない。
ファミえんがそうさせた。

4.ほぼブラジル

あ~チェケラッチョが継承されてる。やすもいいが、小久保もいい!
小久保は脚が長くてスタイルがいい。衣装がいつも目を引く。歌い方もいい
大好きなファミえんぴったりの曲なのでほんとうに聴きたかった。うれしかった。

5.マブいラガタイフーン

普通によかった。
これをやるならファミえんだよなと思う。過去にやっているのかはあとで調べます。なぜなら徹夜で書いているので早く寝たいから。でも書きたいんだ!

7.Family Complex

歌詞にメンバーの名前はいってるとこ、ほんと好き

9.きゅるん

ちょうどよく力が抜け、気持ちよく聴ける。
マジでびしょ濡れで寒さすら感じたのがこの時だ。
この後のR-O-B-O-C-Kで、一回休憩した。

11.全力☆ランナー

エビ中++が観たくなる。りななんが「自販機ホットのミルクティー」が好きと言っていた印象と、就活のときに都内に向かう東武線でめっちゃ聴いていた思い出補正あり、の曲だ。

今年の結成15周年春ツアーでも披露されていて、またか~(いい意味)と思った。
前述のミルクティーの歌割りがたしか小久保なのだが「今となっては仲村悠菜が歌ってもよかったな、CRYSTAL DROPの自販機のミルクティーは仲村歌ってんな」といつも思う。

12.誘惑したいや

最高。


13.はみだせGirls

借り物競争がはじまったけど、なんか歌ってんな~、別のアーティストの曲かなーとか思ったらマジで知らない曲だった。
もう覚えたぞ……

15.HOT UP!!!

ののかと桜井えまがひなたのパートを受け継いで、新しい自分たちのえび中にしてくれたことを象徴するのがこの曲だ。あとで524さんの歌割り表で確認させてください。あと日本語がおかしくなってきたかもしれない。
あとサビ途中のコールのはいはいはいはいって今なくなったんですか?もともとない???

17.青い青い星の名前

これ見まくってて超聞きたかったのでうれしかった。
ナタリー曰く「9人がまっすぐなボーカルを晴れ渡る空に響かせた」。その通りだった。
一人一人のボーカルを感じられる。えびちゅうの歌声がこの青い青い星に響き渡ってほしい。

19.ナチュメロらんでぶー

ファミえんのお祭り感、祭りのあとの切なさが詰まった、素晴らしい曲だ。本編ラスト。ファミえんに来られてほんとうによかったと思った。

アンコール

「次が最後の曲です」「え~~~」というくだりがある。
あれが嫌いだ。なぜならみ~~~んなアンコールが必ずあるものだと心のどこかで安心しながら「次が最後の曲です」「え~~~」ってやってるからだ。

本当にライブが終わってしまう危機感があれば「次が最後の曲です」「え~~~~~~~~~やだ~~~~~~~~」と膝から崩れ落ちるはずだ。

演者には、アンコールの声が小さいと感じたらそのまま帰っちゃってほしいと思ってる。予定調和のぬるま湯に浸かって
いい湯だなとなっているファンに熱湯を浴びせてやってほしい。俺も含めて、だ。

アイドル=青春。青春を燃やす彼女らへ敬意を。声を。
「いつまでも あると思うな アンコール」

matsuritureマジでうれしかった。前山田健一マジ神。

20. Knock You Out!

春ツアーであんなにやったのにまたやるんだ~(いい意味)となった。
ほんとうにかっこいい。自己紹介ソングを歌わせたら天下一のえび中を新たな極致にたどり着かせてしまったこいつと、まあHOT UP!!!があれば夏を制覇できる。
中山パートが一番好きかもしれない、エンジンという表現がよすぎる。

始まった瞬間、心菜のとこはどうするんだってことしか考えられなくなったが春ツアーの映像を使う演出で一難を見せ場に変えた。センターステージでほかのメンバーたちが(たしか)動きを止めてモニターの方をみて笑っているのがよかった。
ここだけじゃないけど真山がずっとよかった。真山はずっといい……

21. Go! Go! Here We Go! ロック・リー

これほど楽しいものはない

22. 自由へ道連れ

初めて生で聞いた。←うその可能性極太
超かっこよかった。
えびちゅうはみんな横並びだけど、たしかこの時のぽーを見て聴いて「こいつはエースだ……」と思った。椎名林檎でもあった。
これからも金髪は続けてほしい。

23. 感情電車

ちょっと泣く。
なるべく使いたくない言葉だが、エモすぎる。
たむらぱんが作る時期がもう少し遅ければ、YouTubeのMVのコメント欄は「エモ」の満員電車になってたはずだ。

美しくファミえんが終わった。
最後のMCのみんなの変な間に、ほんとうに終わっちゃうさみしさを感じた。
これほど終わるのがさみしいライブは今までなかったかもしれない。美怜ちゃんのごきげんようが本当にさみしいのだ。

また行きたいと思った。
23回目のサマーナイトを聴いてないし、いつかのメイドインジャピャ~ンも聴いてない。何ならラブスマも聴いてない気がする。

帰り道。スーパー銭湯で休憩した。
Day1の最後はブルディジだったらしく、俺も最後の曲にはやだなと思った。
ただどうだろう。日が落ち始め、夏の夜の雰囲気が漂いだしたステージでみれば、ものすごくいいんじゃないか。
露天風呂わきのベンチに座り、月を眺めながら思った。


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