大丈夫、人生はそんな簡単には変わらない
帰国して一週間が経ちました。
アメリカでハイキング三昧の日々も終わり、日常へ。
Pacific Crest Trail アメリカ縦断4200kmのトレイル。(僕はそのうちの1600キロ程度を歩いてトレイルを降りた)
ただそこにあるだけのトレイル
自然は、トレイルは本当にそこにあるだけ
壮大で、優しく包まれるような感覚になる時もあれば、厳しく突き放されるような感覚にもなった。
それは全て自分の感情だったんだなとある時気がついた。
優しく厳しいのは自然ではなくて自分の感情で
自然はただそこにあるだけ。
歩き切ったら人生変わるかもなー。
公務員を辞めて、アメリカを歩くことを決めた時
大きな決断をした自分の中に少なからずあった気持ちです。
一番の目的は大好きなハイキングをずっとやりたかった
4200キロも歩けるなんて最高やんと思った。
なぜ歩き切ったら人生変わるかもなと思ったかと言うと、僕は継続は力なりという言葉の対極にいるような人間だったからです
こつこつとなにかを積み重ねることが苦手で、それが短所だと思っています
なんとなく、歩き切ることでそれが変わるような気がしてました。
結果として、その期待には応えることができなかった。
なんにも言わない自然の中で自問自答して
人生は簡単には変わらない。
受け入れることにした、弱い自分や弱気の感情も全部自分の自然な気持ちだということ
無理する必要はないし、無理に変える必要もない
何も言わないでただそこにある自然のように、自分も自然に生きていきたいと思った。
なんともいい気づきを与えてくれた3ヶ月だった。
途中で帰ってきたことは全然後悔していない。
続きはまた今度やればいい
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