テレワークの実態!これからどうなる?
こんばんは!
明日、緊急事態宣言の解除に向けて政府も動いているとニュースでも出ていましたね。私の仕事もテレワークから通常勤務に戻るのか気になるところですが、今後のテレワークについて個人的に思う方針や実際に試されている企業様の事例などを記事にしてみたいと思います。
新型コロナウイルスが出始めて、何となく人ごとに思っていたことがこんな近況事態になるとは・・・とびっくりしてましたが、さまざまな企業では外出自粛からテレワークが急に始まったような感じがしました。外資系企業などでは以前から実施されて、勤務時間も成果さえ出していれば、出勤や拘束時間も柔軟に対応していると聞きます。しかし、日本企業は、やはり会社に出社をして、会議やコミュニケーションを取りながら、みんなで仕事をしている感覚が強いのかなと思います。また、お客様との商談においても、訪問件数を重視し、いかにお客様と面談をしているかというKPI(目標値)を決めている企業様が多いと感じます。
沢山のお客様とお会いして、商談をすること自体はビジネスの機会を作るには必要ですので理解はできますが、「沢山商談をする」という点を考えれば、今のテレワークのようにテレビ電話・会議・商談システムなどを有効活用すれば、移動時間も減り1日に商談できる件数も増えるのでは?と思います。しかし、実際に私もこの数ヶ月でテレビ商談をしてみて思うのは、温度感が伝わりにくいという抽象的な表現ですが、感じるところです。商談をしていても、手元では実は内職(メールを見たり、携帯を見たり)をしている人もいるのでは?と思い、社内のメンバーがテレビ会議をしているときにそれとなく様子を見ていると、やはり手元で何か別の資料を見たりして話し半分とは言いませんが聞いているようであまり頭に入ってないのではないかと思います。生産性向上ということで、これからどんどんテレビ会議などのツールや環境は活用されていくかと思いますが、直接会って話をする状況と比べて、相手の状況や表情・仕草が見えにくい為、交渉という点では大変だなぁと感じました。また、テレビ会議で画面オフをされる方もいるため、なかなか画面を映してくださいとも言いにくい・・・(相手も自宅などであまり映したくない、背景を変えてもお子さんがいらして落ち着いて打ち合わせできないなどもああるので気を追加ませんか?)
緊急事態宣言が解除されても、この先早くても数ヶ月程度は現状のテレワークや直接面談が控えられる期間が続くと考えており、1対1の商談なら最近CMでやっているベルフェイスなどのツールを利用すると、相手のPCのマウスカーソルの位置が見えるみたいですので、別のことをされているとか見えるので、話し方やお声かけできますが、2名以上になるとウェブセミナーみたい一方う通行になりがちとなり、慣れるまでが大変ですがこれからはテレビ商談や打ち合わせはスタンダードになっていくかと思います。
長々記載してしまいましたが、私はこれからテレワーク・テレビ会議・商談などはスタンダードになり、活動量の向上につながり生産性はある程度上がるかと思いますが、本当に大切な話などはテレビ電話では難しい為、やはり面談というものは必要かと思います。私のお客様では、業務の改善を抜本的に行って、人員の配置転換や整理などセンシティブなお話しも出ますので、そういったことは直接お会いして話すロケーションにも注意が必要となったりしますので、テレビ会議ツールと訪問などの面談は併用して、withテレワークみたになることが現実的ではないでしょうか?
あるお客様では、急遽テレワークをはじめ、社内の問題が多々発生して
SOSを多くもらいました。例えば、経費の精算処理や請求書などの紙媒体の処理が必要な業務は、誰かしら出社が必要でシフトみたいに順番に出ていたようです。仕方ない部分もありますが、経営層の方々は心配をされてましたね。今は、SaaSというような技術でインターネットさえあればどこでもサービスを受けられるものが普及してきたので、良く活用されているいお客様が多いですね。しかし、このSaaSというサービスは月額利用料で簡単に始められ、いつでもやめられるというメリットはありますが、データはすべて提供側に依存してしまうた為、いざサービスを別に切り替えようとするとそのデータの移行が大変ということで、囲い込まれてしまうケースも少なくありません。メリット・デメリットは表裏一体ということでしょうか。
尚、紙そのものは結局なくなってないので、完全テレワークというのはこういった点からも100%はできないという考えています。
ある企業様では契約書や納品受領書を紙でやり取りしておりましたが、臨時的にメールの文面を契約書や受領書の代わりにして費用を掛けずに対応されたいたところもありました。法律的にいいのかな?と思いましたが、契約書などの最初の始まりの書類はやはり印鑑が必要ということで、捺印した書類をPDFでもらうなどが必要かと思いますが、その後はその契約書のNo.を記載してそれについて納品を受けたといった文面であればOKという感じでした。※本当にそれでもいいのかは業種・業界によりますが、社内の法務担当者などがいれば聞いたり、提案してみたりしても良いかと思います。
長々と記載してしまい申し訳ありません。少しでも早く世界が回復してくれることを願って、本日の記事を終わりにしたいと思います。
それでは、また良い事例などあれば記事を更新していきますね。