ITツールを導入して便利に!はちょっと待った!
こんばんわ!
緊急事態宣言が続き家に居ることが多くなり、普段このような記事を投稿するタイプではない私ですが、時間ができたので何か自分の知識を共有をできれば思い投稿してみました。
初めて投稿するテーマは、「ITツールを導入して便利に!はちょっと待った!」という意味不明なものにしてみました。
私は、システム提供側の企業に勤め10年ほど経ち、今まで数百以上の企業向けツールを勉強・比較してお客様に提案してきました。特に中小企業様にご提案することが多く、さまざま環境・状況によりITツールを利用して業務効率化・売上アップなどを目的に相談を受けてきました。
ご相談をいただくときに多いのは、「今の業務は非効率だから良いシステムがれば検討したい」「営業の管理を徹底して売上アップに繋げたい」「システムが古くなってサポートでいなくなるから入れ替えたい」などを良くお聞きします。理由はいろいろありますが、お引き合いを頂戴するのは非常にうれしいことですし、製品が売れることは私も助かります。しかし、日々そのようなこと繰り返してきて、思うのは本当にシステムを導入すれば解決できるのか?そんな疑問を持ちながらも仕事ですので、期待に応えられるような提案をする努力をしてきました。
しかし、多くの営業・提供側はその製品を売ることが目的ですので、お客様の要望に無理矢理繋げる傾向があると感じてきました。※個人的な感想ですが・・・
お客様の要求や課題・環境をよくよくお聞きするとITツールの導入ではなく、今のツールの運用変更やそもそもの業務フローを変更するだけで大幅に改善できることが沢山あることに気づきます。お客様は自社の環境にいるため、ちょっとした工夫で改善できる、同業他社でやっていることなどに意外と目を向けず、トレンド仕組みを導入して何とか改善しようと間違った努力をしてしまうケースが多くあります。
このような状況に良く出会うと、つい「ちょっと待ってください!!」言いたくなってしまいます。本当にそのツール必要ですか?と失礼ながらご指摘してしまいます。
ツールはあくまで選択肢の一つでしかないですし、ツールは人が利用するものである以上、そもそもの業務を見直して無駄業務を排除し、シンプル化したフローに対して、人の手で行うよりシステムで自動化した方が良い点に対して、貴重な資金を使ってシステム検討をする。このような考え方は、当たり前と思っていながらも意外と実行していないことが多いと感じます。また、自社内で部署間の連携が取れておらず、会社全体を見て整理する人がいないこともよくあります。そういった状況をシステムや提供側の担当者にまとめてもらい、その会社のシステムを導入するということもよくあります。ですが、提供側はあくまで外部の人間であり、製品を売ることが彼らの仕事ですでの本当に改善案を出してくれる営業は少ないと思います。そうした流れで入れたシステムはやはり、根本的な問題解決に至らず、大きな投資をしても大した成果が出ずに渋々使い続け、また良い製品を探して数年後に切り替える。こんな状況に皆さんはなっていませんか?
私がこのnoteでそれらはを解決します!!とは言えませんが、実際にあった事例やおすすめのITツールやその特徴・情報を提供することでこれからの企業の担当者の方々のお役に立てられればと思います。