北海道縦断歩き旅 16日目「最北端へ」小樽市~
足を休めるためにも、小樽でもう一日泊まり、歩かない日を作ろうと思っていた。
だが、日数が思ったよりかかっているのと、休みは雨の日にとっておくのがいいと判断し、この日も短くても歩くことにした。
足の裏は、相変わらず痛いが、昨日買ったクッションソールに期待した。
ドミーインの朝食は豪華で1時間くらいかけて、ゆっくり堪能した。
クッションソールを付けて歩く。
だいぶ、足の裏の痛みが軽減できそうだが、もともと擦れて痛かった部分がさらに痛くなる。
痛みに耐えきれず、コンビニで大きな絆創膏を買って、痛い部分を保護した。
これによりかなり楽になった。
これなら宗谷岬まで、行けそうだ。
長くゆったりした坂を上る。
そして、また下る。
上り
下り。
山は道路が広かったので、ラジオを聴きながらゆったりと通過できた。
国道5号線から道道225号線に入る。
国道から外れ、道が細くなったが、歩道が区切られて歩きやすい。
緑の木陰で少し涼しめた。
銭函駅の前を通る。
銭函周辺は、お店が独特のオシャレさがあって、
神奈川の湘南の雰囲気があった。
若い人に向けた内装をよく見かけた。
旅行客らしき女性に話しかけられるが、イヤホンをしていた為、聞き取れず、適当に挨拶を返してスルーしてしまった。
海岸沿いから離れて再び広い道を歩く。
真っすぐの道で少し退屈になりラジオを聴きながら、ひたすら歩く。
都市部近くの道は関東の道と代り映えがなく歩きがいが薄い。
ひたすら歩き、トラックの排ガスで口の中がイガイガして、何度か口をゆすぐ。
山道も大変だがこうした整備された単調な道をひたすら歩くのもキツイ事がよくわかった。
2019年6月撮影のグーグルマップストリートビューには映っていないが、スーパーホテル石狩に着きチェックインする。
周りになにも無かったが、新築だけあって、泊まったホテルの中で一番綺麗だった。
館内温泉が狭くてシンプルだったりとこじんまりしているが、ちょうどいい快適さだった。
ずっとイガイガしていたので、うがいをすると、綺麗で真っ白な洗面台に、細かくも黒い粒が吐いた唾液に混じっていた。
歩いている時に臭いが気になり、麦わら帽子を洗う。
洗った水が見る見る濁り、だいぶ汚れていたことに気が付く。
部屋についていたTVは大画面でYOUTUBEがつながり、久しぶりにYOUTUBEを高画質大画面でみて感動する。
職場の怒りが消えなかったので、映画スカーフェイスの好きなシーンとかを見たりした。
クッションソールのおかげか、久しぶりに夜に歩いても激痛が走らなくなった。
まだ足の痛みは残っているが、今までの比ではなく、宗谷岬まで行けそうで安心した。
16日目終了 歩いた距離 31km
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