日本縦断歩き旅《青森➡秋田編》 3日目 『階段国道』今別町⇒👟龍飛崎
この日は本州北上最後の日、龍飛崎を目指す。
旅立ってからお風呂を入ってないので、お風呂も入る予定だ。
風が強くなったり、弱くなったりしていて。
5:30ごろ 風が弱くなったタイミングで水を汲みに行き。
お茶を淹れて、飲む。
寒くて冷えたのか、喉がイガイガして風邪っぽい。
ビタミン剤を多めにとる。
服は乾かなかった。
風が強く、テントをたたむのに苦戦する。
この日は曇りだった。
キャンプ場をでる前に、昨日のラーメン店の店員さんを見かけて、
軽く会釈して出発する。
漁港を通る。
船の車庫のようだった。
久しぶりにコンビニに到着した。
歯ブラシを忘れていた為、購入。
やはり歯ブラシでないと気持ちが悪い。
腹が減っていたのでバナナで満腹にする。
コンビニの奥が町営銭湯になっていて、
出発してから初めての風呂に入る。
出来立ての銭湯なのかとても綺麗だった。
管理人さんも親切で、荷物を預かってくれた。
久しぶりのお風呂は、足首の日焼けが染みて痛かった。
サウナを長く入っていたかったが、
この先も急がないといけない。
水風呂は疲れた体が冷えて気持ち良かった!!
お風呂から出て、施設内で20分程、仮眠をとる。
お風呂と仮眠で身体が怠けたのか。
そこからの道中は曲がりくねった坂道も多く、長く感じた。
肩を休めたつもりだったが、すぐに肩の痛みは復活した。
津軽海峡から、うっすらと北海道の山のシルエットが見える。
去年、北海道縦断した時、北海道最南端、白神岬から青森をみた。
あの時まだ、歩き旅しはじめで、諦める判断を下すべきか迷っていた。
あそこから北上し北海道縦断をやりきった。
今はまだ、日本縦断をやりきるイメージが固まってないが、
いつか、ここに立っていた自分を振り返るときが来るのだろうか。
太宰治の石碑が立てられている。
この日以降、太宰治の朗読などを聴いて歩くようになる。
人間失格は読んだことがあったが、だいぶ昔だった。
今回の旅では、
「人間失格」「斜陽」「津軽」「カチカチ山」「舌切り雀」などを聴きながら歩いた。
太宰治のお陰で、貴重な思慮がめぐる時間が過ごせた。
ただ「津軽」は楽しみにとっていて順番を真ん中にしてしまった都合で津軽の舞台になった名所を歩き損ねる事となった。
階段国道を13キロの荷物を担いで登る。
きつかった!!
だけどゴールのキャンプ場も近いので、
へたばる覚悟で勢いをつけて一気に休まず登った。
ぱんぱんになった足を、
ズボンを腕で持ち上げながら無理やり歩いて、
キャンプ場へ下る坂を歩く。
17時キャンプ場到着。
雨が降りそうなので少し急いでテントを張る。
昨日の岬よりも風が強いため、幕があおられて、テントが張りにくい。
少し入念に杭を打つ。
連日テント泊で疲れてきていた。
18時から雨。
夕飯、バーナーの火力が弱いのか、お湯がなかなかできなくて、体が冷える。
このキャンプ場は場所が悪かったのか、ハエが以上に多く。
蚊取り線香を焚くが、ハエには聞かず、テントの中のメッシュに4,5匹は常駐して煩わしかった。
この日の夜は、雨と風でうるさく、
テントの形もグニャグニャに変わるほどで、
飛ばされないか心配だった。
3日目終了 この日歩いた距離 26キロ