新橋にある豪快に鉄板で仕上げてくれるお店「鉄板処めぐろ」!プルプルの卵で包まれたオムライスは絶品としか言えない
新橋駅を銀座口へ抜け、徒歩2分の場所には鉄板焼きのお店「鉄板処めぐろ」がある。カウンター前に設置した鉄板で調理される料理を見ながら待つことができるお店だ。
今回は、鉄板処めぐろのオムライスを紹介したい。
鉄板処めぐろはカフェバーのようなお洒落な空間
鉄板処めぐろはビルの2階にある。そのため、やや分かりにくいかもしれない。ただ、外にはメニュー表が出ているので、行く際はそれを目印にすると分かりやすい。
ピカピカに磨かれた大理石のようなカウンターテーブル。どこか高級感を覚える雰囲気だ。
店内は昼でも薄暗く、オレンジの照明が基本。ライトからこぼれる光が、じんわりと暖かみを与えてくれて隠れ家的な空間を演出してくれる。
鉄板屋のお店に来たことを忘れるくらい解放感と清潔感を兼ね備えたオシャレなお店だ。
カウンター席の目の前はオープンキッチン形式で、鉄板が2つ用意されている。だから、注文に合わせて料理を調理している様子を見学できるぞ。
テキパキとハンバーグの形を整えて、鉄板に並べ。同時並行で他の料理も仕上げていくシェフ。無駄のない動きに、ただただ目を奪われてしまった。
魅力に溢れた商品ラインナッ
肉料理が中心メニュー。ただ鉄板を使った料理の代表でもある「お好み焼き定食」もあり、バラエティー豊かでもある。選ぶのが楽しみなメニュー表だ。
くちどけの優しいオムライスに言葉を失う
オムライスの卵はシェフが目の前で切り分けてくれるサービス付きだ。手慣れた動きでオムライスを仕上げてくれる。
卵は辛うじて原型を留めているくらいのトロトロ感。舌先で溶け出す滑らかな食感で言葉にできないくらい旨い。
めぐろのオムライスは、味付けのされていないご飯の上に、2種のソースがかかっているタイプ。それぞれ「デミグラスソース」と「ホワイトソース」だ。
濃厚なデミグラスソースとクリーミーでコク深いホワイトソースが上手く混ざりあい旨味の相乗効果を生み出す。卵とご飯との相性も申し分ない。
卵の布団を巡り上げるとハンバーグの登場。鉄板で焼き上げているため、身にぎっしりと旨味が閉じ込められている。噛んだ瞬間に肉の甘みが口の中に流れ込む。遠慮のない勢いに乗るジューシーな肉の波に飲まれそうになる。
肉質は噛むごとに押し返してくるような弾力感。非常に肉々しい充実感を与えてくれる。これほど強い存在感を口に残すオムライスがあっただろうか。エンタメに富んだオムライスだった。
付属のメニューも侮れなかった。何の変哲もないサラダとナムルだが。鮮度の良い野菜が、みずみずしい食感を与えてくれる。そして、ナムルの絶妙に味付けされた塩味が、箸休めになって良い仕事をしてくれるではないか。
透き通るような透明なスープ。見た目はシンプルながらも、一口すすれば、牛筋の旨味に感動する。凝縮され牛肉の甘味が溢れてきて、まろやかでコク深い口当たりがクセになる。
鉄板処めぐろの個人的な感想
お洒落な雰囲気ゆえにカフェバーに居るような感覚になる。鉄板処めぐろの最大の特徴として、カウンターの前で調理風景を眺められること。自分の料理が仕上がっていく過程を見ながら待つのも面白い。